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長いブログ

3月11日が近づいて、新聞も週刊誌も、原発関連の話題を再び取り上げています。いっぱい読み漁っています、最近、図書館で。

どちらの考えにも「ノー」の出ない、突っ込まれたくないだけの引けた取り上げ方が多いです。

記者さんたちはいま、ほとんどが順調に学校を出て、就職活動をして、優秀ということでマスコミの世界に入って来たという人たち。表マスコミには、明るい爽やかなヒトビトしか存在しない・・・できない・・・いや、それが悪い、とは言うてません。自分的にアホらしいだけ。上司もそうだと思う。

だから、故郷へ「帰れない」「帰らない」という方と「帰る」方とを、両方とも、取り上げるパターンになるのですねきっと。

二年経ったいま、この頃子どもの体が不安なんです、と訴えておられるお母さん。

もう忘れたいから、と、マスゴミの「お気持ちわかります」戦術に応じない、避難先でのお母さん。

・・・後で、小出裕章先生が話しておられることを、ご紹介したいです。

・・・東京電力は、原発を置きたく、実際置いた近辺の住民の方々に、さまざまなサービスを、熱心に続けて来ました。

大きな立派な公共施設あれこれ。敷地内にサービスホールを作ったし、年間を通じて「楽しみながら原子力を理解する」仕組みをつくっていたし、時に応じてヒーローショーや各種アトラクションを用意し、著名人を招いて人寄せをし、また、地域性に基づいた祭りや催事への参加(単なるお客さんだったわけではない)、絵画や習字や作文で「原子力」は素晴らしいと洗脳し続けた成果が、素晴らしいものである時には、きっとご褒美も出した。

子育てのしやすい町があり、おもちゃの国とか、子どもを遊ばせることのできる施設があり、飲み物も無料で提供していた。

年間を通じて、アピールをしていた。

甘受していた人々がいけないとは思わない、思えない。

事故は無い、あり得ないとアピールして来た事故が、起きてしまった。

子どもや親たちに、優しくねんごろだった東京電力は、いまも、優しいだろうか。

本当に私は、あの日までは、ノンポリに近い呑気さで、何の危機感も持たず、ただ個人的な「大変」や「抜けるのに困難なトンネル」についてだけ、思いを巡らせていたのです。

あの日から、いろんな気持ちが変わった。

話はとーんと飛びます。

今朝だったか昨日だったか、テレビの斜め見でしたが、かつて日本軍が中国人民に対して、どんな悪行を行い、残虐の限りを尽くし、それについて現代の中国の人へのインタビュー(当然、例のごとく、自分ち(局)の欲しいとこだけ取り出して)、だから日本人は嫌い、ひどい、という画像を流していた。

日本の国土には、よその国の兵士が入って来たことが無い。第二次世界大戦の終わりに、沖縄へアメリカ軍が上陸した、それだけです。

アメリカは「戦争を終わらせるために」広島と長崎に原子爆弾を投下しました。
実際、戦争は終結し、初めて敗戦国となった日本に、進駐軍が上陸して来た。

日本の子どもは、家畜用の餌だという脱脂粉乳を贈られ、食糧難の時代に、まずいまずいと言いつつ、それで命をつないだのも事実。

お人よしにも、以後、日本人はアメリカのホームドラマを大量に送り込まれて観て、憧れ・・・とにかく、受け入れてしまった。子どもの頃、近所のお婆さんが、私の友達だった日米の混血児だったSちゃんを、ものすごく冷たい目で見てはいた、何か感じていましたが、それはお婆さんが、戦争で息子を亡くしていたから。

脱線しています、とにかく、わが同胞は、お人よしというか甘ちゃんというか、受け入れてしまって、ずっと来た。

戦争中には、どんなこともあるでしょう。

ひどいことも、あった。すごくあった。誰にも惨いのが戦争で。

時間を巻き戻せないから、中国にも韓国にも、ずっとずっと、謝って来た。謝罪はつまり、お金、ということで、本当に沢山「お金ですまないとは思いますが」みたいに、出し続けて来た。それ、ぜーんぶ、伝えられていない。

とにかく

日本のテレビが、解決済みの話を、相手の言い分を、咀嚼も何も無いまま垂れ流す。

歴史認識をするのはわれわれにとっては辛いことですが、と、したり顔で語る。

それって、私の感覚では、おかしい。

だから、あらゆる戦争に反対、というのが、唯一言えることだと思う。

おかしい。


放射能の害についてほとんどわめかなかったのに、PM2,5について激しく注意を喚起しているのも、不思議だ。

自分の国の中のことでは、しかも巨大な力のことでは「しー、ないしょ」で、よその国のあかんことの結果であることだから、わーわー言って、ということなのか。

確かに、言いやすいし、責め易いですよね。


長くなりましたが、小出先生のお話を。

ここで小出先生の相手になっておられる方が、私の苦手な「プロの問題提起人」の気がして、正直苦手なのですが(タダシイ方なのでしょうが)、小出先生は、どなたにも全く同じ態度で接して語っておられて、すごいと思います。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


【主なお話】
「福島県内の3人の子どもが甲状腺がんと診断され、7人にその疑いが強いという報道について、これは被爆の影響によるものなのかどうか、また国が原子力政策を止めない理由に、核保有の問題が関わっているのか」

【パーソナリティー】
湯浅 誠(活動家/社会運動家)

【電話出演】
小出裕章(京都大学原子炉実験所助教)


◆湯浅
ここからの時間は、京都大学原子炉実験所助教の小出裕章さんに登場していただきます。
今日も電話がつながっています。
小出さん、よろしくお願いしま〜す。

◆小出
こちらこそよろしくお願いします。

◆湯浅
今日はですね、あのお便りからいきたいと思うんですけども。

◆小出
はい。

◆湯浅
大阪府にお住まいのラジオネームラビリンさんからは、え〜とこんなメールが届いているんですねぇ。
小出さんに質問です。
先日、ニュースで、福島の18歳以下で、3人が甲状腺ガン、7人に疑いあり、とのニュースを見ました。

◆小出
はい。

◆湯浅
すごくショックでした。
県の説明は、チェルノブイリでは4〜5年後に甲状腺ガンが発生したので、被ばくの影響とは考えにくい、まあチェルノブイリでは4〜5年後だったので、今回は、あ〜2年後、1年後なので、被ばくの影響ではないんではないか、との見解があったようなのですが、素人目に見て、やはり原発事故で出た放射性物質の影響ではないかと勘ぐってしまいます。
小出さんの見解をお聞かせ願えたら幸いです。
私も子どもを持つ親として、子どもたちに出来るかぎりこのような症状が出ないよう、祈らずにはいられません、とのことなんですけれども。

◆小出
はい、え〜っとチェルノブイリの事故で、4年後から甲状腺ガンが出たという主張は、まずそれ自体が誤りです。

◆湯浅
ふ〜ん。

◆小出
え〜、4年後には、もう明確に出て来たということなのであって、1年後から甲状腺ガンがあのもう発生していますので、経験から見ても、注意をしなければいけないということだと思います。

◆湯浅
う〜ん。

◆小出
え〜、そして、今回福島で検出された甲状腺ガンの、まぁ発生率というのは、これまででは決してあり得ないような発生率になっています。

◆湯浅
う〜ん。

◆小出
え〜、それを見て、まあ山下さんとかですね、そういう方々は、いや、検査のやり方が向上しているから見つかっているのだということをおっしゃっているわけですけれども、言葉を変えて言えば、それより前は検査自身をしていなかったということなのです。
え〜、ですから〜、前のことは分からない、のですね、どうであったかということが。

◆湯浅
なるほどね。

◆小出
それで科学というものはですね、元々分からないものは分からないと言わなければいけないし、分かったことを分かったと言うのが本来の科学のあり方だと私は思います。
で〜、今、山下さんを含めて、福島県で、え〜甲状腺ガンの発生を否定したがっている方々は、分からないものに関して、え〜、いやそうではないというような結論を出してしまっているわけで、元々科学的な態度とは言えないと私は思います。
私自身も本当にこの甲状腺ガンが被ばくの影響かどうかということは、申し訳ありませんが、確信を持っては言えません。
え〜、しかし、だからこそきちっと分からないので調べなければいけないと言わなければいけないのだと思います。

◆湯浅
う〜ん、なるほど。

◆小出
はい。

◆湯浅
甲状腺ガンの発生と、その今回の原発事故の結びつきが、分からないことをもって、被ばくの影響とは考えにくいというのは、ま、科学的な立場から見て不誠実だと。

◆小出
はい、私は間違えている態度だと思います。

◆湯浅
な〜るほど、分かりました。

◆小出
はい。

◆湯浅
もう1問、よろしいですかね。

◆小出
はい。

◆湯浅
東京都の小林さんという30歳の男性から、あ〜質問なんですけれども。

◆小出
はい。

◆湯浅
国が、ここまで原子力を止めない理由に、核保有の問題が、本当にあるのですかと。

◆小出
もちろんあります。
はい、皆さん原子炉というとですね、何か発電のための道具だと思われるかもしれませんが、え〜、人類が一番初めに作った原子炉は、発電のためでも何でもなくて、長崎原爆の材料であるプルトニウムを作りたいと、言う動機で原子炉が作られたのです。
え〜、ですからそもそも原子炉というものは、え〜、原爆材料を作る、つまり核兵器を作りたいという動機から始まっているわけで、そのことをまず皆さん、しっかりと認識しておかなければいけないと思います。

◆湯浅
う〜ん、あの〜、原発問題についてはですね、特に東日本大震災の原発事故以降、まぁ、エネルギー問題として、ほかの代替案はないのか、あるいはコストの問題として、え〜、原発が高いのか低いのか、それから経済的な問題としてという風に語られてきましたが。

◆小出
はい。

◆湯浅
中に、まぁ軍事的な目的もあって、いわば起源なんだと言うことですね。

◆小出
そうです。
まあ、ご質問くださった方も、福島の事故が起きて、なぜ今という風にたぶん思っていられるわけですけれども、福島の事故で人々が受けた被害、というようなものを本当に賠償しようと思えば、日本の国家が倒産したって足りないぐらいの被害が既に出ているわけで、原子力発電の電気が安いなんていうことはもう、まったく破綻してしまっているのですね。

◆湯浅
そうですね。

◆小出
え〜、それでも尚かつ原子力から足を洗えないということは、経済性とかいう理由とは別の理由があるということなのであって、私はそれが軍事的な理由だと思っています。

◆湯浅
う〜ん、なるほど〜。
ありがとうございました。
また、来週もよろしくお願いします。

◆小出
こちらこそよろしくお願いします。


長いブログを読んでいただき、ありがとうございました。
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KUONの久遠

Author:KUONの久遠
     ・・・・・・・・・・・・・・

四十年以上住み慣れた奈良の地を離れ、海の近くへ越してまいりました。

海の見ゆる高層の部屋に耳遠き
夫(つま)とふたりの暮らし始むる

明確に、残生を意識します。余分なあれこれはもう要りません。
シャネルの赤いルージュは変わらず。生意気なままの私でいたい、いようと願っております。

    ・・・・・・・・・・

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