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返事の中までKUONです。

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あまり沢山の蝉が鳴いているので
何も鳴いてなどいない気がする時があった
しーんと静かな時があった

ひい爺さんたちのお墓はゆるい山の上にあって
六道の辻とか
ここをぐるぐる回ってから行くとか
不思議なことをいっぱい聞きながらのぼった

墓石はじんじん燃えていて
触れることなどできなかった
庭で摘んできた花を伯母さんが供えたが
どの花の茎もしっかり太くて
花活けに新しく注ぎ込んだ水など
しゅっと吸い上げてしまう気がした

すぐに枯れてしまうよ・・・

心配だったが
花は
今 赤く黄色く咲いていればいいようだった

伯母さんは天ぷらを揚げるのが上手だった
何でも天ぷらに揚げた
わたしは紫蘇の天ぷらばかり食べた
ちくわの天ぷらも美味しかった
子供だったわたしが一番たくさん食べた
わたしが食べていると
皆が
祖母も伯父も伯母も
やさしい顔になって見ていた
夜中にお腹が痛くなった
なんとか我慢して
朝になっても誰にも言わなかった

今でも天ぷらは好き
紫蘇も
ちくわも
京都の生まれだった伯母さんは
茄子の天ぷらが好きだった
随分としとって亡くなるまで
京都の言葉の人だった

ほおずきを
うまく鳴らせたことがないのだ
柔らかく
揉んで揉んで
やっとうまいこと中身を抜くことが出来て
でも
私のほおずきは鳴らなかった
鳴らなくてもいいような気がしていた
伯父さんはほおずきを鳴らすのが上手で
もう
古くなって陽に褪せて
隙間だらけの縁側で
気が向けば
ほおずきを鳴らしてくれた

祖母は小さな人でした
男の子を二人
女の子を三人産んで
そのうち二人を先立たせました
祖母が泣いている顔を見たことがない

リカ、という名前でした
いなくなって五十年近くにもなるのに
思い出すと涙が出ます
なにも思い出さなくても
お祖母ちゃん、と思うだけで
条件反射みたいに涙が出る
ケーキの生クリームが食べられなかった

今もみなあの墓地にいる
あの焼けた墓石の下に眠っている

もう絶えてしまった家の最後のひとりまでが
静かに眠っている

墓地の近くの川に
何年か前
こっそり隠していた母の骨をひとひら
流してあげたのです
母には故郷があり
母は故郷を恋うていた
だから


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  1. 2011.07.16 (土) 02:18
  2. URL
  3. stainless steal
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お元気ですか

今日も 暑かったですね
お元気ですか KUONさん

いまころ 呑気に わらにセシウムとか 大騒ぎ。。。

言葉もありません
生産者の 震える声と 言葉が たまりませんでした
みなさん 地震で 大変だったのです
そんな中 牛を守っていたのです

わらを作った人だって そう。。。

「原発が憎いです」 震える声が 耳の奥で リフレインします
私が こんなに ここで 嘆いても
どうにもならないのが 哀しいです

だから だから お化けは 怖いって。。。v-40
私が わかっていても 仕方ないのに


ねえ KUONさん

まだ こちらでは セミの声 聴いてないんです
そんな 緑のある場所に 行かないからかしら。。。
暑くて 日中に 出かけようとは 思わなくて

ここで お化けに 怒りながら 今夜もエアコン点けて寝ます

窓を開けて寝られるほど 長閑ではないのです
致し方ありません

矛盾しているのは よく わかっています

今ね 地球には エアコンで 涼やかに眠りたいけど
できない人の方が 多いでしょう?

例えば 東南アジアの 貧しい人々
中国の まだ 富裕層の暮らしとは無縁の人々。。。

その人たちが みんなで エアコン点けて 涼しく眠れたら
どんなにか 嬉しいでしょうに。。。

そのためにはね エネルギー このままでは 奪い合いよね

自分さえよければ とは 思いませんが 代わってあげれない
耐えられない 本音では そうv-31

このまま エアコン点けて 眠っていいんだろうか。。。
誰かの犠牲の上に 安らいでいるんじゃないか

猛暑のなか やはり ひとりでは 点けにくいエアコンv-239
でも アスファルトの照り返し 商業施設などの吐き出す 室外機の熱風 車社会が吐き出す 熱風。。。

そんなものが 熱い路面を渡って さらに 熱い空気になって
南風にのって 窓のカーテン揺らすのです

せめて と 小さい家に不似合に育った アラカシの緑
夏が終わるまで 剪定は 踏みとどまります

ふさふさの 高麗芝も そのままに

空気が 緑を抜けてから 窓に入るように。。。

でも 散らばった お化けには 手の打ちようがありません
ねえ KUONさん

今 この事態を 想像できた人たちの中で。。。
この事態を 収拾出来るのに しない人たちは
きっと 平気で 涼しいベッドで 安らかに眠っているのでしょうね


あの 生産者の声が 止みません
眠れない そう おっしゃっていて。。。

お化けは 今も 休みなく 拡散しっぱなしでしょう
心配するのも 嘆くのも なんの 力もないのに

お休みなさい 今日も 取り留めのない 愚痴でした
お付き合いさせて ごめんなさいv-22
  1. 2011.07.16 (土) 11:55
  2. URL
  3. yuuta
  4. [ edit ]

No title

KUONさん こんにちは

日ごと気温更新してますね 
暑さの更新は仕方ない、、として
汚染水漏れの更新は許せません
あ、、、原発で今働いておられる方 どうか具合が悪くなりませんように
こんな事いっても虚しいだけ、、、だけどそう祈らずにはいられません

コトコト、、、と怒りは煮えているのだけど 沸騰しませんわ
なぜだろね 情けないけど

v-20やテルテルboy達のことだと頑張れちゃうのに、、
彼らはなんとか元気にしているようです

小学校で率先して放射能の危険性を訴えているのは
外国人のお母さんだそうです
テルテルママが小さくがんばっていた事が
この方と出会って大きな力になってきている、、と

あちらこちらで こんな力が出てきたら、、、そうしたら、、、

政府の方たち 耳を傾けてください 周りを見回してください


KUONさん 皆さん 猛暑の中ご自愛くださいね

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プロフィール

KUONの久遠

Author:KUONの久遠
     ・・・・・・・・・・・・・・

四十年以上住み慣れた奈良の地を離れ、海の近くへ越してまいりました。

海の見ゆる高層の部屋に耳遠き
夫(つま)とふたりの暮らし始むる

明確に、残生を意識します。余分なあれこれはもう要りません。
シャネルの赤いルージュは変わらず。生意気なままの私でいたい、いようと願っております。

    ・・・・・・・・・・

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