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  1. ことばのたのしみ
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知恵VS常識

こんにちは。

今日聞いて、笑った話。

婦人服を売る店の店員、A子ちゃん。髪は金色くりんくりん。目のまわりはマツゲびっしり、はいてる靴のヒールは10センチ以上。アパレルのスタッフって、働きたいとの応募の時「10センチのヒールはいて一日中立って接客できるか」を訊ねられ、確認されるのです。

笑顔でよく働くA子ちゃん、その日は遅番で、帰りの電車に乗り込んだ時は、夜の10時を回っていた。座ることが出来て、ふうっと息を吐いて、しばらく、夜の車窓を流れる街の灯を、ぼんやりと眺めていたそうです。

同じ車両に、とんでもないボリュームで、なにやら喚いている「酔っぱらいのオジサン」が存在していた。うるさいなあ、と思いつつ、気にしないようにしていたが、だんだん、我慢しがたい大声が苦痛になって来た。

A子ちゃん決断し、すみませんが、と声をかけた。もう少し、静かにして下さいませんか、と、頼んでみた。そういう頼み方のできる子なんです。

オジサン・・さん、は不要ですね、オジ、で充分。

オジは、A子ちゃんを睨み付け、こう言ったとな。

「お前みたいな金髪の女がおるから、世の中めちゃくちゃになるんじゃ」

A子ちゃん、何をっと思った。その顔を見てか、オジは、

「俺~が~うるさ~い~やと~。どれくらいうるさいんじゃあほ。何デシベルあるか言うてみい」

・・・A子ちゃんは、その「デシベル」という言葉を、残念ながら知りませんでした。

よく似た言葉は、先輩のお母さんから何度も聞いて知っていたけど。

・・・ベクレル、なら知ってるけど、違うやろなあ・・・黙ったAちゃんにオジは

「知恵の足らん女が、あたま真っキンキンにしとるんやろお~}

カサにかかって来たそうなのでした。

そこでA子ちゃん、一言。

「うちは知恵が足らんか知らんが、おっちゃんは常識足らんやろ!」

咆哮した。お見事、A子ちゃん。拍手。

ぐっじょぶ!な一言に、それまで「3猿の教え」を遵守していたかの周囲の乗客たちが、何人も、小さくうなずいたのを、A子ちゃんは「ミタ」のだと。

おっちゃんそれから静かになり、A子ちゃんは「やったら出来るんやんか、静かに出来るんやん、もう、おっちゃんはぁ」

と、ちらちら横目を飛ばし、オジサンは静かになったまま、降りて行かれたということでした。

オチも何も無い話ですが、私は、A子ちゃんえらい、よく言ったと、A子ちゃんが可愛くなってしまったのでした。

でも、今の世の中、何があるかもしんないからぁ、とか、要らんことを、言ってしまった自分の「オトナ」模様が、すこしかなしい。


・・・いま、テレビで、金爆。ゴールデンボンバーさんの「SAY YES]ならぬ「SAY NO」なる歌を聴いて、大爆。

みんな、可愛いったら。



それだけのお話。

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プロフィール

KUONの久遠

Author:KUONの久遠
     ・・・・・・・・・・・・・・

四十年以上住み慣れた奈良の地を離れ、海の近くへ越してまいりました。

海の見ゆる高層の部屋に耳遠き
夫(つま)とふたりの暮らし始むる

明確に、残生を意識します。余分なあれこれはもう要りません。
シャネルの赤いルージュは変わらず。生意気なままの私でいたい、いようと願っております。

    ・・・・・・・・・・

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