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返事の中までKUONです。

  1. 福島事故
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喜んで下さって

少しご無沙汰しました、失礼いたしました。

多くの方々から、川内村で始まっている除染について、よかった、ありがとう、と、感謝の言葉をいただいて、嬉しいやら面映ゆいやら。

読んでいただき、わかっていただき、喜んでいただき、ほんとに、ほんとに、ありがとうございます。

放射性物質を含んでしまった水から、放射性物質だけを取り出す。そういうことが、出来ないことでした、今までは。
そういった水が発生することが、想定外だった。

・・・放射能に限らず、さまざまな場面で水をどろどろに汚している「油」を取り除くことさえ、長い間、人は、できなかったのです。

まず、汚れた水から油をまとめてギタギタの塊になったものを除けて、見た目も実際も水をきれいにする凝集剤を、作り上げることが出来ました。数年前のことです。信頼して下さる方々、後押しして下さる方々がいて下さって、製造までこぎつけることができたのです。

去年の地震、津波の後の原発事故が起こってしまった時、膨大な量の放射能が出る、ひどい状態になる、大地も水も空も海も、すべて汚れてしまう、と、科学者K(夫。ちょっとかっこつけましてすみません)はつぶやきました。あの以前から、縁あって、日本での第一号原発の設計をされた方のお話など、詳しく聞かされてはいたのでした。

以前に何度も書きましたが、もう一度ここに。

H原発を設計し、日米両国から、ご本人の言によれば大変な優遇を受けた、とおっしゃっていた方の、最後にお会いした時の言葉。

原発は、未だ未熟な技術なのです。

安価、安全、安心と謳うけれど、正常に稼働している時はそうだろう、が、いったん、事あれば、と、重い重い息を吐かれ、しばらく無言になられました。

原発のことを、よくよく解っていた方と、普通に考えられます。その方が、未だ未熟な技術です、と言い、いったん事あれば、と、沈黙された。それを、作ってしまい、明るい未来だけを皆は描いた。

。。。あの教授にはもちろん、今日あることがわかっていたのでしょう。

とうに亡くなって、今の日本の状態を御存じも無いのですが。

N教授の言葉は、ほとんど何も解っていなかった私の心の端っこに、残っていました。

一言で言うと、忘れられない腹立たしさを、どう見ても立派な紳士に見えた教授に対して、抱いたからです。その奥の、複雑な利害のことにまでは、思いは至らなかったまま・・・無知だったので・・・。



その時からKは、あれこれ考え始めていたようです。

事故後すぐに、人間にやっかいなのは初めはヨウ素、そしてセシウム。そう断言して、それをなんとかできるといいが、と、考え始めたようです。

いいものが出来る時は、自分ではない何かが降りて来る気がする、あ、そうか、これはこうだな、と、思って、そうすると、どんなに考えても判らなかったことが、ふっと抜けて、いつの間にか出来ているんだ。後で自分の作ったものを見ると、どうして自分がこのようなものを作ることが出来たのか、よう、わからん。

まるで誰かの偉人伝か、名優のインタビューみたいなことを言っていて、私は、からかったり茶化したりしていました、そのうち本当に、

「これでセシウムが集められる」

というものが出来ました。しかし、できても、それがほんとうなのかどうか、実験することさえ不可能でした。

新しいそれで水から除けるはずの、放射能を含んだ水、というものが、周囲に無かったから。

そこから、いろんなスリリングなことがあり、90パーセントは除去できる、それ以上、実際には除けられる、という凝集剤が出来上がりました。

出来たはいいが、どこにも、そんなもの使った経験のある人がいません。

それ何?と、胡散臭い扱い。放射能なんかどこにあるの??と、そういう扱い。

話がずれ過ぎて、わはは、と笑うしかないいろんなことを、周囲の方々が、ぎっし、ぎっしと、努力して乗り越えて下さって。

始まったということです。

土を剥がして場所を移したり、ブルーシートをかけて積んでおいたり、そういったことを「除染」とは呼べません、移染、です。それでは前へ進めません。

セシウムは、じわじわと、土中に沈み続けています。

一年半経った今では、5センチくらい、中へ潜り込んでいると思われる。それを剥がして、新しい土で覆えば、いったん線量は下がります。いったん、です。セシウムを「薄めてしまう」やり方も行われています。そこには、原液のカルピスと飲みごろの希釈したカルピスとを例えればわかりやすいですが、一見薄まったように見えても、元は変わらない、セシウムは減りません。

薄めるのでなく、濃縮させて、それを、取り出す。その汚染物だけを、厳重に処理する。それが除染だと言う考えで、来ました。汚れを除いた土、水が、生まれて来なくてはならない。

実際に作業を行われるのは、ゼネコンさんです。私の周囲の会社は、その下につく、ぴっこいぴっこい存在です。しかし、そこでしか、本当の除染は行われていない誇りは、持っているでしょう。

Kは、一切表に出たくない人だし、表に出る必要も無いので、この先もずっと、汚水オタク=自称、のシアワセの中で暮らして行くでしょう。私もそれでいいと思う。

自分はもう、子どもいるから。もう子ども作らないから。そう言って、現場に発って行くHさん、sさん。

・・・これにかかる値段は、とても安いです。今まで必要と予想された半分以下の価格でできます。

ご高齢の天皇、皇后両陛下は、10月13日、日帰りで川内村へおいで下さるそうです。除染現場を、初めてご覧になって下さるそうです。

俺は口が下手だから、現場でうまいこと説明できるかなあ、どうしよう、と、笑っていたHさん。

口は下手でも、思いはきっと、汲み上げて下さると、信じています。


ディランさん、yuutaさん、sarahさん、ようこさん、えまさん、ソナチネさん。

読んで下さったみなさま。

喜んで下さって、ありがとうございます。

本当に、ありがとうございます。

なんか・・・私は、何も、特にしていないので、ははは、恥ずかしい気が、ものすごく、するんです・・・、。

もっと、頑張りたいですね。




きょうどう歯科 新八柱
原発の事故に伴い、当院では脱落した乳歯を保存する運動を行っております。
〒270-2253 千葉県松戸市日暮1-6-1
TEL:047-711-5201
FAX:047-711-5202

お子様の抜けた乳歯を保存しよう
3.11原発事故で大量の放射性物質が大気や海に放出され、各地で人体への影響が懸念されています。
とりわけ子供への影響は大きな心配ごとになっています。
松戸をはじめ近隣の柏市・流山市・三郷市などはホットスポットと言われ、線量を図ると驚く箇所があります。

という事で、こちらの歯科では、乳歯のストロンチウムを測定して下さるそうです。
ストロンチウムは骨に溜りますし、半減期が長くとても危険な放射性物質です。
乳歯は成長とともに勝手に抜ける歯ですよね、保存しておくことはとても大切だと思います。
乳歯を保存していてもそこから先どうすればいいか分からなかった方もいらっしゃると思います。
このような活動をして下さる先生がいらっしゃるという事は、とても心強い事だと思いました。











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  1. 2012.09.26 (水) 00:32
  2. URL
  3. sarah
  4. [ edit ]

こんばんは

ほんとうに一筋の希望の光ですv-352

KUONお師匠あってのぢいさん、かとv-411
ぢいさんと小出先生のイメージが重なりますv-391

(ぢいさんと、馴れ馴れしく、しかも敬称略のような言いよう、申し訳ありません)

急に朝晩、冷えてきました、ご自愛くださいますよう。
  1. 2012.09.26 (水) 10:45
  2. URL
  3. やまね
  4. [ edit ]

ありがとうございます<(_ _)>

KUONさん、こんにちは(^.^)

おめでとう~♪
そして・・

KUONさんご夫婦に・・
「ありがとうございます」<(_ _)>

東北に希望の光が射してきたようです。
諦めないって、大切ですね☆

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プロフィール

KUONの久遠

Author:KUONの久遠
     ・・・・・・・・・・・・・・

四十年以上住み慣れた奈良の地を離れ、海の近くへ越してまいりました。

海の見ゆる高層の部屋に耳遠き
夫(つま)とふたりの暮らし始むる

明確に、残生を意識します。余分なあれこれはもう要りません。
シャネルの赤いルージュは変わらず。生意気なままの私でいたい、いようと願っております。

    ・・・・・・・・・・

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