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  1. 福島事故
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「福島では一人の死者も出ない」?




政府が、エネルギー環境会議なるものをあちこちで開いて、国民の皆様のご意見かお気持ちか、そんなのを伺って(ということだそうだ)、その人選を、この会議の運営事務局である「博報堂」がうけもっている。

博報堂って、電通と並ぶ広告代理店、という認識を、最近まで単純に持っていましたが、業務範囲、とってもお広いんですね。

博報堂は、偏った人選をしていないと言っているそうです。

抽選で、決めたのですって。

第一回、さいたまでのことは、前回、少し書かせてもらいました。

二回目、仙台では、東北電力の社員の方が、

<このうち、原発の新増設を前提とする20~25%案に、東北電力の岡信慎一執行役員(企画部長)は「会社の考え方をまとめて話したい」と切り出し、電力の安定供給などを理由に、原発は必要と自社の主張を述べた。

 原子力推進を目的に企業や商工団体などで組織する東北エネルギー懇談会の関口哲雄専務理事(元東北電力執行役員待遇)は「政府の案は再生可能エネルギーを大きく見積もりすぎだ」と、原発の積極的な活用を訴えた。

 広く国民の意見を聴くはずの会が一転、原発推進団体の会と化し、参加者からは「被災者をばかにしているのか」など非難の声が上がった。司会者が「お静かに」を連発するが、会場の怒りは収まらず、一時中断した。

 会場にいた仙台市の男性会社員(35)は「推進の考えでも、一般の人の意見を聞きたかった」と憤った。

「推進の考えでも、一般の人の意見を聞きたかった。」

こういうことだと、私も、思うのです。でも、そうでなくて、以下は三回目の名古屋における「会議」です、

<聴取会では、2030年の原発依存度を0%、15%、20~25%とする政府が示した三つの選択肢について、それぞれ3人、計9人が賛成理由を説明。中部電力社員と自己紹介した男性は3番目に発言し、電力の安定供給と経済への影響を重視する立場から原子力発電の必要性を主張した。また東京電力福島第1原発事故に関し「放射能の影響で亡くなった人はいない」と述べた。
 一方、脱原発を求める立場からは「使用済み核燃料などの問題もあり、全原発を即廃炉に」(三重県の無職男性)「原発は一度事故が起きたら大きな負債になる」(愛知県の自動車部品メーカー技術者)などの意見が出た。>

これに関することでは、中電のこの社員氏は、「政府は原発リスクを過小評価している。45パーセントでもいい」と言われたそうです。

ユニクロの社長さんも先日、同じようなこと言ってはりましたね・・・。

武田邦彦先生のブログより。二日分。


日本のエネルギー政策の公聴会で中部電力課長が「福島では一人の死者も出ない(何を騒いでいるのだ)」と公式に発言し、さらに記者のインタビューに対して「原発を止めたら日本がダメになる」と答えていたのを聞いて、久しぶりに頭に血が上ったのですが、一晩、眠れぬ夜を過ごしてみると、この発言の全貌がわかったような気がします.

私が今、到達している結論は「やはり、日本の指導層は民主主義は間違っていると信じている」と言うことです。これまでも著作物、発言などを読んだり聞いたりして、どうも日本の指導層が民主主義を良いものと思っていないような気がしていましたが、この発言はまさにそのような背景を持ったものです。

日本の原子力は次のようなステップですすんできました。
1)日本の産業と軍事(核武装)を発展させるためには原子力を進めなければならない、
2)しかし原爆を落とされた日本では原子力を進めるのは国民の抵抗が強い、
3)そこで国民に2つのウソをつく必要がある、
4)一つは原子力を平和利用に限ると約束する、
5)もう一つは原発が安全だと約束する、
6)並行して核武装のために遠心分離器によるウラン濃縮と核廃棄物が2.6倍になる再処理をして原爆用のプルトニウムを得る、
7)法規では国際基準に合わせて「1年1ミリ」と決めておくが、事故が起これば1年100ミリまで大丈夫と言う、
8)現実に福島原発の事故が起こってみると、当初の作戦通り、日本の指導者は「1年1ミリの法規を守るのはけしからん!」と豹変してくれた.

この中で「1年1ミリ」は国際基準なので、日本だけが1年100ミリでは食材ばかりではなく、工業製品の輸出もできません.そこは曖昧になっていたものと思います.いわゆるダブルスタンダードで、日本国民と国際的には「1年1ミリ」と言っておいて、心の中は「1年100ミリまで良い」ということです。

この場合の「良い」というのは、「健康に問題はない」というのではなく、「原子力のためにある程度の犠牲を出しても良い」という意味です.日本は集団性の強い民族(文化かも知れない)で「全体のためには個人を犠牲にして良い」という傾向があります。

先の戦争で日本軍が強く、特攻隊が維持できたのは「全体のために我が身を犠牲にする」ということが国民の合意でもあったのです。「我と我が身を犠牲にして日本のために尽くした」という戦記を読むと、日本人の血が騒ぎ、つい感激してしまうのです。

・・・・・・・・・

中部電力課長の発言は、言葉を換えれば「福島原発の事故なんて問題ではない.死者は出ないのだから」ということになる。つまり、逃げたり、除染したり、農作物を捨てたりすること自体が無意味で、人も死んでいないし、これからも死なないから、騒ぐなということだ。

そして「原発は日本にとって必要だ。国を滅ぼすつもりか」と言っているので、もともと原発で福島ぐらいの事故は事故とは言えない。だから福島規模の事故は「危険」とは言えないというのが電力会社の公式見解だ。

たしかに、1年100ミリまで大丈夫といっている人もいるし、1年1ミリの法規がなく、電力会社が今まで国民に説明してきたことも無かったことにすると、理屈は通っている.

仙台と名古屋で2回の公聴会があり、2回とも電力がでて所属を名乗り、仙台では「会社の見解」ということで意見陳述を行っている。つまり、次のことは現在の日本の電力会社の「公式見解」であると考えられる.

1)福島原発の事故は「事故と呼ぶほどのものではない」、
2)従って、福島原発は「安全な原発」だった、
3)従って、日本の他の原発も「安全」である、
4)福島原発の事故を「事故」と呼ぶ方がおかしい、
5)電力が国家であり法であるので法を無視するのは当然だ。
6)従って原発の再開は当たり前のことである。

このことが電力の公式見解であるとすると、これまでの東電、関電の威張った対応や、マスコミのへりくだった電力に対する姿勢を理解する事ができる。

でも、このような電力会社は日本の電力会社としては認められない。従って、九電力のうち東北電力、中部電力は直ちに解散して、新しい会社に移行すべきである.このような暴力団的、反社会的団体を残しておくことはできない。

他の電力会社は急いで見解を発表して、自ら解散するかどうかを決めるべきである.政府の増税に続く、あまりにも大きな反社会活動である.

(平成24年7月17日)



無念の死を遂げた人たち

2011年3月12日に爆発した福島原発。小雪の降る極寒に地震で打撃を受けた福島の人たちに放射性物質が追い打ちをかけた。

2011年3月31日午後2時2分に共同通信から配信された情報によると、警察当局は、原発から10キロメートル以内に震災、凍死、あるいは放射線の打撃で亡くなり収容できないご遺体が数100から数1000あると推定していると報じた。

その頃、上杉さん達の事実を伝えたいというジャーナリストは必死になって現場に入る許可を政府に求めていた。「少しでも情報があれば、まだ救われる人がいる」と叫んだが、政府は許可を与えなかった。

3月27日には福島原発から5キロの大熊町でご遺体から高い放射線を測定した。ご遺体の除染を必要とする基準として警察が定めていた10万cpmの測定器が振り切れて県警がこのご遺体の収容を断念した。

寒風吹きすさぶ福島の地に「汚染されているから」という理由で放置されたご遺体。私は日本人として心が痛み、涙をこらえることができない。ああ、すみません。こんな原発をやって・・・

この地域のご遺体は、地震によって家屋の下敷きになったり、津波で服が濡れ折からの寒風で体温が下がった人が多かった。でも、放射線が強く救援が届かない。餓死、衰弱死、病死でなくなった方が多いとされている。

あのときの寒さは酷かった。寒空の中でこれまで真面目に生きてきた日本人を見殺しにしたのは事故を起こした東電と、救援を拒否した政府だった。

その時、東電の勝俣元会長と先日、公聴会で発言した中部電力課長はどこにいて、暖房をつけていたのだろうか? 私は大阪に閉じ込められ寒さに震えていた。大地震の後で家族と離ればなれになり、寒さに震えて死んでいった人たち、原発の事故で救援が来ないなか無念の死を遂げた人たち・・・私は許せない!

(平成24年7月18日)


sarahさん・・・。

同居の次女は、たびたび韓国へ出張しているうちに、嫌韓の気持ちを持つようになっていました。

娘とはいえ、成人した個体の考え方について要らざる口を出す気は、無いのですが、隣同士の国でもあり、娘の側に世間知らずの面も重々あるので、上っ面見て、たまたま接したわずかな数の人を見るだけで、国そのものを自分流に決めつけるのもどうかと思い、あれこれ、いろいろ、話をして来ました。

で、いま、私に勧めて来る本が、「シルミド」だの脱北者の手記だの。

最近貸してくれたのが「泣いている女たち」という、北の女子刑務所から生還して、という著者の、驚くようなひどい「北の現実」の本だったりします。昔の話でなく、今も、この状況下におかれている人は多いのでしょう。

淡々と書いていますが「ひどい」本を、けっこう読んで来ている気のする自分も、これはひどいと思う、そんな本でした。

娘の嫌韓を覆して、いつか案内してもらおうとした目論見は外れました。

この本たちの感想を、ここで述べませんが、日本は、まだ、違うと、個人的に、思います。

そもそも、アメリカだのどこだの、民主主義とか言われる国の国民にとって、国家がすべてオープンで、とは、考えていないのです、私。

すごくイヤな言葉ですが、知らさず、殺さず、そこそこの「自由」を与えておく。

そういうことだと、思っている。今の日本の原発の件も、そういった流れの結果、みたいな気が、しないでもありません。

中国の知人は、よく、日本人が怒らないのは、統制されているのか、目隠しされているのかと問うて来ます。そういう時は、そうなのか・・・と思うが、彼女の国もいかつくて、互いのメールが、明らかに届かなかったり、三か月遅れで来たりすることもあります。

・・・イヤだなあと感じているのは、自主的に、自分の思いを抱えて集まって来る一人ひとりの「デモ」が、違う方に歪められたり、何かをきっかけにオセロゲームのように大きな力にひっかけられるようなことになると、イヤだな、と、思います。

ふっと気が抜けたところへ、そういう大きなものは来ますね、きっと。

持続的に、根強く、つづけることで、もしかして、今、皆の力をみくびっているヤカラが、そいつらが万全と思っているかもしれない何かが、一角が、崩されるようなことになれば、それは、ミジンコたちの「勝利」に近づくのではないか。

静かに、熱く。飽きないで諦めないで。

先日、奈良のデモは、500人くらいのミニ版でした。

鹿も、暑いのに、皆が手に持つウチワやビラの匂いを、くんくんしに来ていました。


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  1. 2012.07.18 (水) 17:09
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  3. えま
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kuonさん こんにちわ
熱いです、暑いというより、熱いという字が合っているようです。
 

雨の次は台風
被害にあっている所や地盤がゆるいところにまた降らないでと祈っています。
天災ばかりはいつどこにやってくるかはまったくわからないです・・・
海に近ければ津波、山に近ければがけ崩れ、
川に近ければ決壊、氾濫と自然災害はある日突然おこります。
どうか、どうか、これ以上はこないでと祈ります。

人災は・・・全く違います。
人が作ったものなのですから
作った人の責任で管理されている。そのはずでした。
そう思って、絶対安全だと言う言葉を信じていましたよ、皆。

ところが、何ですか・・・電力会社の統一されたこの見解・・・
たくさんの人が人災で亡くなっているのに、
誰一人亡くなってはいないと思っている。

信じられないです。
kuonさん・・・背筋が凍りつきました。
で、謎がまた一つ解けました。
洗脳されてません?電力会社の人達・・・。
誰に・・・?


腹わたが煮えくり返るなんて言葉では
言い表せない気持ちです。


ベルリンの壁を崩したのも
市民達の小さなデモが大きな大きなうねりとなっていき
当時の政府も手出しできないまま
市民の手によって成し遂げられた事

ミジンコも諦めずに
いけたら・・・本当にもしかしたら
そんな気がしてきました。





  1. 2012.07.19 (木) 00:25
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  1. 2012.07.19 (木) 10:39
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KUONの久遠

Author:KUONの久遠
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四十年以上住み慣れた奈良の地を離れ、海の近くへ越してまいりました。

海の見ゆる高層の部屋に耳遠き
夫(つま)とふたりの暮らし始むる

明確に、残生を意識します。余分なあれこれはもう要りません。
シャネルの赤いルージュは変わらず。生意気なままの私でいたい、いようと願っております。

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