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朝がまた来る



こんばんは。

アルピニストの野口健さんが、福島県南相馬市の原発事故現場から20キロ圏内に入られたのは、去年の6月20日のことでした。

約一年前。今年はそんなに気温が高くない気がしますが、野口さんが訪れられたころは、暑くて、つながれたまま放置された(好きで放っておいたのではない!)牛や、抜け出せない囲いの中で絶望的なサバイバルをくりひろげていたと思われる豚の、凄惨な最後の場に、踏み込まれた、あの大きな目で見てしまわれた。

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「ここはまるで戦場だ。生き延びている豚たちがジッと我々を見つめてくる。言葉は発しないが、しかし彼らの寂しげな眼差しが『助けてほしい』と私たちに訴えかけているようだった」

と感想を述べている。

 その後、豚舎や牛舎から脱走するなどして生き延びた牛や豚を目の当たりにした野口さんは、警戒区域内の家畜を殺処分するという政府の方針に「あまりにも安易な殺処分は命を命として扱っていないような気がしてならない」とし、


「今まで様々な現場に訪れてきたが、この現場は特に辛かった。正直、気持ちが折れかけた。しかし、気持が折れてもそこに意味はない。嘆いている時間とエネルギーがあるのならば、何かをしたほうがいい」

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野口さんは、以後も何度も東北地方を訪れ、他にも、ネパールの大洪水に心痛めて飛んで行っておられるし、富士山の清掃にはずっと取り組んでおられるし、センカクモグラという、貴重な国有種のモグラ(いま、初めて知ったことを書いています、私)を大切に思われていて、つながりで、尖閣諸島を守ろうという、そちらの応援にも力を注いでおられるとか。

沖縄の遺骨収集、も。

どすんと座り込んでいるばかりで動かない私には、まばゆいばかりの大きな心の青年です。

古舘氏がおっしゃったことで、思い出して・・・忘れられないことだから思い起こして、あの牛や豚のことを、考えていました。

関西電力の株主総会では、やはり、予想通り、の結果が、出たようです。命より経済。

大飯原発3号機は、7月1日より動き出すとか。

私は、古舘伊知郎さんという方を、好きでも嫌いでもありませんでした。

滑舌のいいアナウンサーで、目に入るや否や、適切な言葉として口から出してくるスピードは、本当にすごい、と、感心していました。

レーシングカーを「走るボディコン」とやったのはすごかった、と、記憶しています。

「おしゃれ関係」という番組はよく見ていました。声が、ますます柔らかくなっておられると感じていました。

いま、私が感じていることは、

「もしも圧力がかかって、番組を切られても、それはそれで本望です」

という言葉にウソの匂いが無くて、嘘でないならこれは、すごい言葉だと思った。

で、私も、古舘さんを見ていることで、ひそかな声援を送ろう、と、いたってシンプルに考えた次第です。


sarahさん。

「いつか来た道」って、本来、とっても懐かしい、清潔な歌のタイトルなんですよね・・・。悲しいと言うより、呆然となります。

えまさん。

具合がよろしくなかったのですか。

知らずにいたことも、悔やむことも、たくさんありますが・・・クレド サラヤジ。

それでも生きていなければ。

生きている、生かされている、その間はね。

   蜘蛛の糸ひとすぢわれの手にありて生かされてゐる朝がまた来る



歌詞 北原白秋


この道はいつか来た道
ああ そうだよ
あかしやの花が咲いてる

あの丘はいつか見た丘
ああ そうだよ
ほら 白い時計台だよ

この道はいつか来た道
ああ そうだよ
お母さまと馬車で行ったよ

あの雲もいつか見た雲
ああ そうだよ
山査子の枝も垂れてる
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プロフィール

KUONの久遠

Author:KUONの久遠
     ・・・・・・・・・・・・・・

四十年以上住み慣れた奈良の地を離れ、海の近くへ越してまいりました。

海の見ゆる高層の部屋に耳遠き
夫(つま)とふたりの暮らし始むる

明確に、残生を意識します。余分なあれこれはもう要りません。
シャネルの赤いルージュは変わらず。生意気なままの私でいたい、いようと願っております。

    ・・・・・・・・・・

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