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  1. みんなのうた
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水無月 の「みんなのうた」

六月も「みんなのうた」まとめさせていただける。とても嬉しいです。来月はもう、ほんとの夏。

   「へそが汗ためている」     山頭火

こんな季節になりますか(笑)。

水無月。風待月。きれいな言葉。四季のある国に住むしあわせ。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

     KUON の詠める

・はつなつの記憶はBLUE空のいろ海のいろあの子のシャツの藍いろ

・濃い影がビーチサンダルの足元に短くなって来るまでを無言

・なんにも持ってはいない手を伸べぬ太陽が灼いた金色の腕を


・海鳴りは胸に響し(とよもし)糊固きシーツに過ごす夜長かりき

・かき抱く何を持たねば自らを胎児のやうに 朝の来るまで


     白萩 の詠める

・くちなしの香は濃やかに雨上がりレインブーツで水たまり跳ぶ

・新しきフューシャピンクの傘に落つる雨音を聴く帰路は楽しき

・雨音のほかは聞こえぬひとり居もあと二十日ほどとなりにけるかな

・シルク サテン レースにタフタ オーガンジー 白にはかくも色ありけるか

・眼差しは亡き母上に似たりとふ君を頼むと父上のたまう


     アルジェリマン の詠める

逆光にくらむ景色は灰青の影と転ずる ネガのごとくに

黒犬と日陰求める畦道は延々続くケリのなわばり

苗の列整然の田の鏡面を乱さず二羽のカモすべりゆく

アメンボとカエルの波紋 黒犬の顔は揺れるよキラキラ光る

まぶしくて眼鏡をかけず風強く帽子かぶれぬ過酷な散歩


     パール の詠める

⭐梅雨晴れにカーテン揺らぎ我れ独り
 難なき一日(ひとひ)午睡の幸よ

⭐紫陽花の「移り気」という花言葉
 移らぬものはこの世に有りや

⭐清(さや)き朝 穏やかな昼 憂う夜
 今この瞬間(とき)もすぐ過去になる

⭐長生が幸多きとは思えねど
 親には永くと願うわがまま

⭐雨が好き!そんな時代もあったけど
 洗濯の山今は恨めし

★四半世紀何も学ばず努力せず
 銀メダルとは選手に失礼


     黒猫アビ の詠める

 ・梅雨空の合間くぐりて靖国へ
  願うはひとつ絵馬に託して

 ・いつの日か我も行きたい思いあり
  伊勢神宮と出雲大社へ

 ・パソコンでいろいろ調べ旅をする
  動けぬときは空想の旅

 ・若き棋士 光り輝く活躍に
  我もつられてAI将棋を

     まめはな の詠める

・梅雨晴れの空に干したる毛布二枚重ねて持てばふわりと軽(かろ)し

・おもらしの度重なれば羽根のようなパンツの並ぶ午后のベランダ

・よその子を抱き上げあやせば遠くから心配そうに吾子は見ており


    温泉郷 の詠める

梅雨晴れ間半襟替えて虫干しす風にただよう樟脳の香よ

花器に咲くあじさいしゅんと萎みだし元気になれと朝陽にあてる

   マリーゴールドが咲いて

意味知らば育てぬものを我が庭に聖母マリアの黄金の花

九条を唱えておれば平和来る勘違いにも程があるわな
     

     おてもやん の詠める

○縁側の外壁を替え雨漏りの心配もなく梅雨をむかえる

○パジャマ縫うミシンの響き心地よく檜の香る新しき部屋

○紫陽花は何色かなと問う孫にアジサイ色と答えてしまえり

○晴れた日は庭に飛び出る愛犬も濡れた芝には降りようとせず

     
     Nちゃん の詠める

初菜刈る
爽やかな空
でもな うち
嫉妬まみれの
貧しきこころ

真夜中に
包丁研ぎおり
二人分の
オカズ持たせて
うちだけ一人

これでもか
辛さを込めて
刻む葱
山盛りになる
極細になる

真っ直ぐに
真竹割り炊く
真夜中の
ヒガミ心は
すぱっといかず

うじうじと
嫉妬しながら
山椒摘む
どす黒く染まる
指もこころも

水茄子を切りて
指も切る
あっけらかん
青紫が
真っ赤に染まる

生温く
湧きて鮮血
広がって
うちの悋気(リンキ)が
黒く滴る

考えず
見聞きせずやと
言いながら
嫁の日々聞く
・・根性曲る

嫁さんが呆けて来てる
可哀そうだと
ぬけぬけと言う
本気でワタシに

離れられず来て
四十年
八十路と五十路
終わり思えば
嘆く刻惜し


     かりそめ の詠める

*中国が襲ひきたれば身をもちてわれら守れよ九条信者

*わが町の額紫陽花の青深しかつては鰡の飛ぶ海なりし

     アイリス@ の詠める

暖かき、慈雨口に受け
突然に、
脳裏に浮かんだアムバルワリア

水無月の雨
白ワインに例えたる
明治の漢(おとこ)に
逢いたく思ふ

降りしきる雨に
その色溶かし込み
立葵の群れすっくりと 在り

     アルジェリマン の詠める

いつまでも帰りたくない黒犬と角でたたずむ日曜の午後

梅雨の日のツツジにかかる蜘蛛の巣に捕らわれるのは花と雨粒

立ち止まり匂い嗅ぐ犬ふと見れば先日失くしたお散歩ライト

     KUON の詠める

・窓の外(と)にいま展がるは日本海音のするものみな消して見る

・ほぐれゆく思ひに向かふ奥能登の海の青さが胸に沁みこむ

・家移りをしたる夢見ぬその家のどの窓よりも海が見えたり

・かの朝(あした)海を描きゐし君のシャツ海のいろほどあをかりしかな

・海見たし海を嗅ぎたし波音に胎児となりてあやされたかり

・海沿ひのホテルに宿り腕時計投げてありたしごろんごろんと

・全身をスポンジにして海鳴りを吸ひこまむかな夕べを真夜を

・海へ行く鈍行列車イメージの内にては窓をいっぱいに開け

・おむすびの湿れる海苔の指につくその塩の味 海へ行かむか

・千里浜を飛ばしたる日の海のいろ黒きまで青かりし海青かりし

・太陽の溶けゆく海を溶くるまで見てゐて巷に帰らんとする


     黒猫アビ の詠める

 ・梅雨の雨 私の好きな 紫陽花が
  おちこむ心 やさしくつつむ

 ・年金の暮らしになれて 早一年
  のんびりと今を時にまかせて

 ・ママチャリが スピード出して 走りゆく
  ゆっくり歩く 歩道も危険
 
     空の音色 の詠める

美し(うまし)水たたえたる森 杳杳と
原初の神がここに坐しまして

さくら降る逢魔が時の四つ辻に
ひた世紀末の気配(いろ)迫り来む
       (2016年 春)

雨音に混じりて聞こゆる断末魔
誰の 百鬼の 人の 邪(よこしま)の
      (2018年 春)

     こぶ の詠める

○ 着ないかも知れぬと思った夏服で
 寄り道する子 笑って叱る


     たまき の詠める

星雲を
ただ映すだけの
天気予報
あなたの町を
雨だと伝える

プレアデス
この美しき
天体で
巡りあったり
別れゆきたり

     空の音色 の詠める

雲居月 夜陰につぶやく君の名よ
我を包める清けき光





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  1. 2018.06.26 (火) 00:35
  2. URL
  3. ゴネコ
  4. [ edit ]

ステキです

皆さま、本当にステキです。
私にも、うたが詠めたら。
うたでも句でも、言葉にする才能があればどんなによかったか、とずっと思ってきました。

本当に皆さま、ステキです。

言葉ので紡いだ紬のお着物に袖を通したような感じです。
ありがとうございます。
  1. 2018.06.26 (火) 20:29
  2. URL
  3. KUON
  4. [ edit ]

・ゴネコさん

皆さまのおうたを読んで下さり「すてき」と言って下さり、ありがとうございます。

私も、ホントにステキ、と思って、何度も読み返しているのです。

時には「あ、ここ、もう少し突っこんで言わせてもろた方がよかったかなあ」などと、自省しながら。みなしゃま、未熟なワタシでごめんなさいね~、の気持ちも。でも、続けておられる方々、実際におうたは佳くなっておられる、の自負もあります。

ゴネコさんも、参加して下さい。時々ドッキリすることがあるのです、ブログを読ませていただいて。少し前の「バス」とか「夢」とか、最新の、不思議な感覚を記されたものとか。

形は、作り続ければなんとかなって行きます。みな、初めは「できない」の。でも、七五調は、日本人のDNAに潜んでいるリズム。潜んでいるものは、出して来ることによって明確になってくるものです。断言。

よろしければ。書きたいことを、ソロソロと、書かれたら。

 「ほんとうは  たんかもよんで  みたいのに  
  なにか がじゃまして  できないみたい」

これで、定型になっています。書くだけでなく、声に出してみると、リズムがつかめて来ます。無理にどうしろとは言えませんが。初めて見ると、楽しいです。

紙とペンと自分だけあればオーケーです。

小僧さんのことばの何かでも、ヒントになる・・と、私はにらんでいますが。身内ネタが避けたくても、自分の気持ちをのぞいてみたら、あらま、こんな思いがアッタノネ、ワタシ、ってことも、あります。断言。

嘘っこの憧れのことでも、いいんだよ・・・。

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プロフィール

KUONの久遠

Author:KUONの久遠
     ・・・・・・・・・・・・・・

四十年以上住み慣れた奈良の地を離れ、海の近くへ越してまいりました。

海の見ゆる高層の部屋に耳遠き
夫(つま)とふたりの暮らし始むる

明確に、残生を意識します。余分なあれこれはもう要りません。
シャネルの赤いルージュは変わらず。生意気なままの私でいたい、いようと願っております。

    ・・・・・・・・・・

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