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  1. みんなのうた
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水無月のうた おべんきょう2

続けてまいります。

この色が詠草この色は詞書や詠みびとさんからのメッセージこれはKUONが書いているところです詠みびとさんのお名前は、この色

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

     まめはな

・梅雨晴れの空に干したる毛布二枚重ねて持てばふわりと軽(かろ)し

「重ねて持てば」がいいです。二枚重ねれば、ふつう「一枚より重い」感じになりそうですが、ここは二枚であることは、気持ちの弾みを思わせてくれる。二枚であることの「喜び」があるんです。

・おもらしの度重なれば羽根のようなパンツの並ぶ午后のベランダ

「羽のような」パンツ、は、おもらしして洗濯物を増やす子、への愛おしさを感じさせます。

・よその子を抱き上げあやせば遠くから心配そうに吾子は見ており

とてもリアルです。ママをとられるんじゃ・・ないよね? 「心配そうな」吾子のいとしさ、よその子をあやしてあげる詠みびとの、優しさ。

   私には子供はおりませんが、お歌にはフェイクもあり、とのことでしたので…。
昔、とても可愛がっていた小さい子がいて、その子を見ていた時のことを思い出して、自分がおかあさんになった心算で詠んでみました。
…なんか嬉しかったです…


そうでしたか。私の胸もぎゅっとなりました。

おうたにフェイクがあって、何の問題もありません。思いが「ほんとう」であれば、何を、どう詠んでもいいと、私は考えています。そうでない考えの方々もあり・・・事実を、できるだけ事実らしく詠むべし、と・・・どちらがどうとも言えないと、今は確信持って言えます。

うたが「本物」なら、題材は問わない。詠みたいように詠みたいものを詠まれれば。

まめはなさんの今月のおうたは、どれも「本当」だと感じさせてもらいました。

「なんか嬉しかったです」・・そうですか。私も嬉しいですよ。うたをつくることが「嬉しい」とは。

こころを自由に、詠んで行きましょうね。



    温泉郷

   六月のうた

梅雨晴れ間半襟替えて虫干しす吹き抜けてゆく樟脳の香よ

半襟替えて。この季節の女の手仕事。「樟脳の香」も懐かしい。あ、この「樟脳」、私のパソコンで一回では出ませんでした。驚きです。

このまま「よ」でいいと思いますが(この香り自体に思い入れがあるとするならば)です、でもしかし、吹き抜けて行く樟脳の香、というのは、厳密にいうと、ちと引っかかります。吹き抜けるのは「風」であって。

「樟脳の香の風にまぎるる」くらいにされるテもあるかと。


花器に咲くあじさいしゅんと萎みだし元気になれと光にあてる

そうですね。桜は散り、椿は落ち、紫陽花は「しゅんと萎む」・・よく見ておられます。この「光」は、おそらく太陽の光。「陽にあててやる」とか、「陽」の文字を使われたらいいのではないか、と。

   マリーゴールドが咲いて、、

意味知らば育てぬものを我が庭に聖母マリアの黄金の花

この一首。
差し替えのお申し出の通りにさせてもらいました。うたは、ぐんと良くなりました。こういうお申し出は歓迎です、うた、良くなりました。

何か欝然とした思いをお持ちでの一首でしょうが・・なんとなく、花、かわいそうな気がしてしまい、元の思いを抱かせる張本人への、それこそ何というか・・・罪深いことですね。深読みしましたか、わたし。入内する身にマリア・ベール、の女への。宗教的偏見では申しておりません。


九条を唱えておれば平和来る勘違いにも程があるわな

ズケっと詠んでおられます。「勘違いにも程があるわな」この「わな」が、この一首では非常に効いています。

苦々しさ、バカバカしさ、世にはびこるいろんな、きれいごとの対極にある思いが。



     おてもやん

   水無月のうた

○縁側の外壁も替え雨漏りの心配もなく梅雨をむかえる

地震で傷んだ個所をリフォームされての住み替えの準備。このままでよろしいのですが、細かく言うと二つ続く「も」が、いささか気になります。わざと続けて使う場合もあるのですが、

「縁側の外壁を替え雨漏りの心配もなく梅雨を迎える」

一文字、変えてみました。実際には「外壁も」であり=あそこもここも外壁「も」であるのでしょうが、梅雨を控えてであれば、雨漏りの心配をまず失くしたい。そう考えて「を」をご提案します。

お好みです、もちろん。


○パジャマ縫うミシンの響き心地よく檜の香る新しき部屋

「檜の香る新しき部屋」で、縫われているのが「パジャマ」であるところが、暮らしのリアルを感じさせます。大地に足の着いた佳品です。そんな、コピーみたいではないですよ。

いよいよ、お引越しですか?。


     おてもやん

   水無月のうた

○紫陽花は何色かなと問ふ孫にアジサイ色と答えてしまえり

ふむふむ。納得してしまううたです。よくわかる。

「問ふ」は、ここでは「問う」にしましょうか。


○晴れた日は庭に飛び出る愛犬も濡れた芝には降りようとせず

犬さんも、濡れた芝はイヤなのかな。

     Nちゃん

   今月は初夏の、挺身隊慰安婦の嘆きです

Nちゃんさんは「自虐家」さん。一円のお金ももらっていない、紀州のなんちゃらおっちゃんの相手の「ツマ」なんぞの超・対岸にいてる、人は何と言おうとじゅんあいのおなごさんです。勝手なことしますが、今月は思う存分に、意訳的添削に挑んでしまいました。


初菜刈る
爽やかな空
でもな うち
嫉妬まみれの
貧しきこころ

真夜中に
包丁研ぎおり
二人分の
オカズ持たせて
うちだけ一人

これでもか
辛さを込めて
刻む葱
山盛りになる
極細になる


真っ直ぐに
真竹割り炊く
真夜中の
ヒガミ心は
すぱっといかず


うじうじと
嫉妬しながら
山椒摘む
どす黒く染まる
指もこころも


水茄子を切りて
指も切る
あっけらかん
青紫が
真っ赤に染まる


生温く
湧きて鮮血
広がって
うちの悋気(リンキ)が
黒く滴る


考えず
見聞きせずやと
言いながら
嫁の日々聞く
・・根性曲る


嫁さんが呆けて来てる
可哀そうだと
ぬけぬけと言う
本気でワタシに


離れられず来て
四十年
八十路と五十路
終わり思えば
嘆く刻惜し



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・大変申し訳ないですが、今夜はここまでとさせていただきます。

毎晩見ていた、海の向こうの堺の灯り。高いタワーや赤い灯青い灯。

昨日はちっとも見えませんでした、今夜は少し、灯の連なりが見えています。
・・




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  1. 2018.06.22 (金) 00:35
  2. URL
  3. おてもやん
  4. [ edit ]

KUON様
今月もありがとうございます。
「も」が重ならないように
○縁側の外壁を替え雨漏りの心配もなく梅雨をむかえる
〈紫陽花〉
○紫陽花は何色かなと問う孫にアジサイ色と答えてしまえり

これを清書とさせてください。
  1. 2018.06.22 (金) 09:44
  2. URL
  3. まめはな
  4. [ edit ]

KUONさま

添削、ありがとうございました。

「思いが『ほんとう』であれば、何を、どう詠んでもいい」とのお言葉、
これから支えてくれそうに思います。
心強いです。

今回は、どれもそのままでお願い致します。
  1. 2018.06.22 (金) 12:25
  2. URL
  3. 温泉郷
  4. [ edit ]

くおんさま、ご指導ありがとうございました。
10年以上和箪笥にしまったままの半襟から、強い樟脳の香りがしました。
一首め 梅雨晴れ間半襟替へて虫干しす風にただよふ樟脳の香よ
とします。
二首め 花器に咲くあじさいしゅんと萎みだし元気になれと朝陽にあてる
とします。
よろしくお願いいたします。

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プロフィール

KUONの久遠

Author:KUONの久遠
     ・・・・・・・・・・・・・・

四十年以上住み慣れた奈良の地を離れ、海の近くへ越してまいりました。

海の見ゆる高層の部屋に耳遠き
夫(つま)とふたりの暮らし始むる

明確に、残生を意識します。余分なあれこれはもう要りません。
シャネルの赤いルージュは変わらず。生意気なままの私でいたい、いようと願っております。

    ・・・・・・・・・・

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