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返事の中までKUONです。

  1. ことばのたのしみ
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日本の詩。

「風花未来」さんのところで出会った詩です。

水汲み

はだしの少女は
髪に紅い野薔薇を挿し
夕日の坂を降りて来る。
石だたみの上に
少女の足は白くやわらかい。
夕餉の水を汲みに
彼女は城外の流れまでゆくのだ。
しずかな光のきらめく水をすくって
彼女はしばらく地平線の入日に見入る。
果てしもない緑の海の彼方に
彼女の幸福が消えてゆくように思う。
おおきな赤い大陸の太陽は
今日も五月の美しさを彼女に教えた。
揚柳の小枝に野鳩が鳴いている。
日が落ちても彼女はもう悲しまない。
太陽は明日を約束してわかれたからだ。
少女はしっかりと足を踏んで
夕ぐれに忙しい城内の町へ
美しい水を湛えてかえってゆくのだ。


この一篇について、以下のように書いておられます。

>作者は田辺利宏さん。
ご存知ない方が多いかと思いますが、昭和16年に中国で戦死した方です。
この詩は、「きけわだつみのこえ新版 [ 日本戦没学生記念会 ]」に収録されています。
大陸とはもちろん中国大陸ですよね。
戦争で死んだ若者が、これほどまでに美しい詩を書いていたことを思うと、胸が痛みます。<

                              引用ここまで。

と。

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KUONの久遠

Author:KUONの久遠
     ・・・・・・・・・・・・・・

四十年以上住み慣れた奈良の地を離れ、海の近くへ越してまいりました。

海の見ゆる高層の部屋に耳遠き
夫(つま)とふたりの暮らし始むる

明確に、残生を意識します。余分なあれこれはもう要りません。
シャネルの赤いルージュは変わらず。生意気なままの私でいたい、いようと願っております。

    ・・・・・・・・・・

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