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KUONのブログへようこそ。

返事の中までKUONです。

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  1. うたのおべんきょ。
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四月のうたのおべんきょう、ラストまで。


続き、行かせていただきます。

この色がうた。 この色が詞書もしくは詠み人さんからのメッセージなど  この色をKUONが書いています。

もっと書きたいな~私しつこいかな~無反応なのはどういうことかな~、などなど、それなりの煩悶のありつつ。


お名前は、はんなりとこの色で。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


     おてもやん

○じいさまの葬儀翌日巣立つ子に次の世代の希望託せり
○全壊で解体されし義父の家 主帰らぬ更地残れり
○葉桜の並木通りを空港へスーツ姿の息子を送る

三月末に夫の父が亡くなり、通夜、火葬、葬儀、と喪主の夫と共に参列者に挨拶していた息子は、荷造りも途中で転出の手続きもせず出発しました。荷物に入れ忘れはないか、届出書類の書き方、などLINE画像で確認しながら何とか荷物搬出と役所への届けを済ませました。

夫さんのお父さまは、あの熊本地震で家屋全壊の憂き目に遭われた。実家がそうである中、自宅も危うかったなか、夫さんは黙々と、体が案じられるほぼ不眠不休の日々を、公務・・お仕事を続けられた。そして息子さんは、家族を守りながら大学院を終了、大手術をも乗り越えられて、この春、ご就職。

個人的に知っていることを書いてごめんなさい。でも、どう考えてもご立派で。まっすぐさがご立派で。火の国の女、おてもやんさんが、言葉少なに踏ん張って支え切られた、ご立派と思います。夫さんのお父さま、安心して旅立たれたでしょう、夫さん、ご子息が自慢でまぶしくおられるでしょう、娘さんもお兄ちゃんがね。

おてもやんさん、今はものすごく、息子さんを自慢し倒しても許される時期ですよ・・・と言っても、あからさまにはされないのですよね。

おめでとうございます。万感こめて「おめでとうございます」を言わせて下さいね。




     しだれもも


・月光に抱かれる桜花は墨色の影のなかへとひとひらずつ散る

静かで、豪勢で、どこかひんやりとする光景ですね。ひとひらずつ散る。うう、そうなんだ・・。

私は、「桜の満開の下には屍体が眠っている」

と書いたあの人の感性に、とても魅かれるのですが、ワルクチのつもりは無いが書きますと、姑は私がそう書いた後へ

「桜の満開の下に眠っているのは妖精たちですよ」

と書きはった。怖がらせたらあかんやろ、というのがその理由。何十年か経った今も、腹がたって覚えている(!)。

「墨色の影のなか」は、わからなくは無いが、イメージ的にはわかりますが、もう少しはっきり言うと、広がりが出るなあ、とも、読ませていただきました。


・骨箱にキャラメル一つ還り来た叔父の墓にうぐひすの鳴く

キャラメル、の語が唐突で、言葉を失います。「一つ還り来た」のあたり、何か手を加えようとしましたが、妥当にまとめてしまうのもためらわれます。で、逃げはしないが泣いてしまうKUON。

・線香の残り香つよき指先を問ふひともなき家に帰らん

こういうおうた好きです。「指先」に語らせてうまい。結句の「家に帰らん」も、いいです。
一つだけ。「問ふひとも」と「問ふ」と書いておられるので「帰らん」は「帰らむ」となさいませんか。一首の中では、統一性があるのがいいです。寺山修司は今もなおが、そのあたりごっちゃごちゃのままではありますが。


・春嵐さあぁっと黒い雲ながれころがり出づるまんまるの月



     桜子

お歌のこと、季語や文法など、何も知らず。ネットで調べ、あれこれいじくってみましたが、最早、降参状態です。でも、どうしても、どうしても、この桜のことを詠んでみたかったのです。もう、KUONさんにお任せ。どうぞ、一人前のお歌にしてやってください。甘えています。申し訳ありません。

異国の地春を告げむとひとり咲く日本のさくら我を泣かしむ

この植物公園の女王です。一本、横に大きく、おおきく枝を広げた桜の木です。毎年、威風堂々と咲き誇り、多くの市民を惹きつけています。
皆、口々に「ニホン ノ サクラ」(もちろん、現地語になりますが)と呼び、私は誇らしい気持ちでいっぱいになります。


切実な思いを、ありがとうございます、甘えて下さって。

さてどうしましょう。本気で考えます。いつも本気なのですよ、実は。ここも本気。

おうたは、ほぼまとまっています、あれこれ言葉も選ばれたのでしょう。で、もう一押し。

・異国にて春を告げむとひとり咲く・・・はじめを五音にすると。

・異国の地に春をし告げてひとり咲く・・・異国の地に、と字余りのまま、春を「し」告げて、と言い切る、この「し」は過去形の「し」でなくて、先の言葉を強調する「し」です。


・どっしりと異国に根付き咲き盛る日本のさくら我を泣かしむ

・根付きたる桜の一樹日の本の 威風堂々と春を咲くなり

・人ら呼ぶ「ニホンノ サクラ」誇らしく大樹の下に共に花浴ぶ

・このさくら祖国の桜延びやかに異国の青き空に枝を張る

・・・いっしょけんめい、あなた様の思いが言葉になってくれますようにと考えてみました。

でも、ご本人のおうたが、つまりはいちばん、いいと思うのです。思いぜんぶ入っています。

ご期待に添えなくて・・でも、楽しかったです。ありがとうございました。




     ROM

・久方の 友とのひととき噛みしめる 溶けゆくアイス食べ惜しむように

雰囲気のあるうたですね。

「噛みしめる」と「溶けゆくアイス」が反抗期になる感じもしますので、勝手に

「久方の 友とのひととき ゆったりと 溶けゆくアイス食べ惜しむように」
  

・子供時代に ついた嘘を告白す 我れもと言う友の瞳にほどけゆく

手を入れるのをためらいますが「ついたる」、と「る」を入れる方が私はいいと思います。

・雨曇りの 空にかかりし水墨画 かなたに山水こなたは鳥獣

※春嵐の昨日、長年の親友と会いました。心からうれしかったので、追加でつくりました。
すみません、よろしくお願いします。


今回、何度でも何首でも、の文言を書くのを忘れ、失礼いたしました。

なんどでも追加してくださいね、以降も。雰囲気のあるおうたが沢山出て来ておられます。文法は大事、雰囲気もっと大事。文芸ですものね。ちなみに私は大嘘つきです、子ども時代も今も。




     かりそめ

なにかと心忙しく、お歌をつくる余裕がありませんでした。もちろん、宿題もまっとうできず。ごめんなさい、です。
以下のお歌は急いで作りましたので、穴だらけです。
でも、かえって自分の日常を素直に出せたかな、と思っています。



*実朝の海に潮の満ち満てど海底に砂なめらかに見ゆ

実朝の海。割れて砕けて裂けて散る、海。この海に、長く、憧れています。

*とある朝花見に誘ふメール来し病知らざる旧き友どち

*わが病知りてメールの相次げり思ひもかけぬ優しさ綴る

*犬猫を飼へぬ団地のはずなれど犬猫多し異人も多し

*葉隠れに梅の小さく実りたり見つめてをれば猫通りすぐ

*道沿ひにアメリカ産の花水木ワシントン市は葉桜のころ

*研修の名札を胸にその視線PC画面にひたと貼りつく

*夜(よ)も白き雲を崩せる旅客機の点滅の灯(ひ)のいざなふごとし

穴だらけとは思いませんが。俳句のように瞬間瞬間を切り取って見、感じ、情緒を添えて短歌とされる。花水木のうたと、ラストの、いま現実の自分自身には許されていない旅情への揺らぎのうたが、いいなと読ませてもらいました。

また、異国への旅、なさいます。




     たまき

隠された
ツールがあると
知らずいた
長い年月
ゲームの終わり

血が噴き上げていますよ。
ゲームなら、まことにゲームだったのなら、血は噴き出したりしないもの。


春の宵
覆い被さる
寂寥よ
肩に背中にそして心に

はらいのけても覆いかぶさってくる寂寥、からだ丸くして耐える。

でも、胎児のように丸まっても、けんめいに丸くなっても、寂寥にからみつかれている肩や背中は、むき出し。

心は、どうやっても庇ってやれない、護ってあげられない。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


今月もおうた、たくさん、ありがとうございました。

いや私はこうで・・と思われるなら、お申し出くださいね。それは本当に、そうなさって下さいね。

また来月。皐月です。さつき。





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  1. 2018.04.20 (金) 06:49
  2. URL
  3. ROM
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No title

・若猫の ひたと獲物を見据えし目 ただ一心にあることの晴れやかさ

⇒[見据うる」のほうが、語感がいいのかなと思いましたが、「見据える」のほうが今の自分にしっくりくるので、

●若猫の ひたと獲物を見据える目 ただ一心にある晴れやかさ

で、お願いします。
自分と対象、上と下の段?との間の時間的立ち位置というか、大事なんだなとわかりました。
あと削る勇気。ですか。


・虫追いて 一直線に走る猫 精一杯の命あかあかと燃ゆ」

⇒やはり、私も「燃ゆ」がしっくりきませんでした。字数合わせが先に来てました。
ここも削る勇気、なんですね。

●虫追いて 一直線に走る猫 精一杯の命あかあかと

で、お願いします。


・久方の 友とのひととき噛みしめる 溶けゆくアイス食べ惜しむように

⇒はい、噛むと溶けるがおかしいなあと、自分も思ってました(笑)
なので、「抱きしめる」にしようかと思いましたが、なんだか恋人同士みたいだし。
で、「ゆったりと」をいただいたので、だったら「しみじみと」でいきたいかな、と思いました。
いろんなことを語りつくして、あーしみじみ・・あーもっと時間がほしいなあ・・という感じでしたから。

●久方の 友とのひとときしみじみと 溶けゆくアイス食べ惜しむように

で、いかがでしょうか?
また何かあればおっしゃってください。


・子供時代に ついた嘘を告白す 我れもと言う友の瞳にほどけゆく

⇒はい、「る」をいれます。

●子供時代に ついたる嘘を告白す 我れもと言う友の瞳にほどけゆく

で、お願いします。


※追加があったので、まとめてお返ししようと思ってましたので遅くなりました。
ありがとうございました。

え?コメントよりおうた?(だってだってコメントは作品じゃないもーん、と、一応無駄なクチゴタエをしてみました(笑))
ありがとうございます。まだなんとも言えないんですが、頑張ってみます。
なので、御礼のコメントに代えて、またおうたをつくっちゃいました。うざくてごめんなさい<(_ _)>

(※普段は自宅が仕事場なので、本はネット頼みですが、なぜかこの度は久しぶりに本屋に行きました)

・しんとした 空気に染みいる“本屋の匂い” 深呼吸しながら店内をゆく

・「古語辞典」コーナーの前に立ちつくす 言葉の森の深きに怯みて

・うたに触れ 見当たる景色をいにしえの 言葉に換へて もはや私はバイリンギャル

ありがとうございました。
  1. 2018.04.20 (金) 13:20
  2. URL
  3. KUON
  4. [ edit ]

No title

・ROM さん

>●久方の 友とのひとときしみじみと 溶けゆくアイス食べ惜しむように

>で、いかがでしょうか? また何かあればおっしゃってください。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

あなた様のコメント中の ↑ の部分を読んで以来、胸がむかついて仕事も娯楽も手につきません。

>え?コメントよりおうた?(だってだってコメントは作品じゃないもーん、と、一応無駄なクチゴタエをしてみました(笑))

書き添えればこの部分も。

大人げないとは重々承知、しかし自分自身の健康管理のため、申し上げることにします。

もう、私のへたれブログに来ないで下さい。

もうここへ来ないで下さい。

どうぞよろしく。

  1. 2018.04.20 (金) 15:30
  2. URL
  3. ROM
  4. [ edit ]

No title

・・・・??????!!!!!!!!!

とても、本当にとても、びっくりしました。。
お気に障った言い方だったのですね???。。

「問題があればご指導ください」、と書けばよかった。。のでしょうか???わかりません。。
気持ちはそういう気持ちでした。本当に。なんだか生まれ変わったように素敵なおうたになりましたし。

クチゴタエは、よくある軽口冗談と受け止められるものだと勝手に思い込んだ私がばかでした。

そういえば、前の火垂るの墓でも、私はKUON様のお優しい気持ちを十分にありがたく受け止めたうえで、いえ、実際は違うんです、と言いたかっただけで。
私の足りない書き方からしたらああいうコメントをいただいたのは当然であることは重々承知で。
そんなことはわかっていただいていると勝手に思っていた私が馬鹿ですね、申し訳ございません。
自分の言葉の足らなさがふがいないと思っておりましたこと、あらためてお伝えするべきでした。

表現が雑で無神経であったこと、申し訳ございませんでした。


  1. 2018.04.20 (金) 18:59
  2. URL
  3. しだれもも
  4. [ edit ]

No title

KUON様
添削ありがとうございました。
3首目・線香の残り香つよき指先を問ふひともなき家に帰らむ
でお願いいたします。
「む」と「ん」はよくわからず使っておりました。
教えていただきありがとうございます。
  1. 2018.04.20 (金) 20:27
  2. URL
  3. かりそめ
  4. [ edit ]

お礼

KUONさま

拙い歌をお読みいただき、ありがとうございます。
自分でも比較的いいかな、と思った歌をKUONさんもいいとおっしゃってくださったのでとても嬉しかったです。

おうたは本当にむずかしいです。
上の句と下の句の取り合わせ(この言い方でよろしいのでしょうか?)、飛躍すべきなのか、なだらかに繋ぐべきなのか?とか感情をどの程度詠みこんでもいいのか?とか疑問はつきません。
歌材や伝えたい主題によるのでしょうけれど、それを悟るには長い年月がいるのだろうな、そのためにはまず生き永らえねばと思っております。

一人ひとりのおうたをじっくり読み、文章を添える大変な作業、頭が下がります。

来月もよろしくお願いいたします。
KUONさんのブログに出会わなければ、またこんな素敵な場を提供してくださらなければ、おうたを始めることはなかっただろうと思います。
感謝しております。
  1. 2018.04.20 (金) 20:34
  2. URL
  3. かりそめ
  4. [ edit ]

追伸

申し忘れました。

「また、異国への旅、なさいます」
の断定、とてもとても励まされました。
ありがとうございます。
  1. 2018.04.20 (金) 20:59
  2. URL
  3. 桜子。
  4. [ edit ]

KUONさんのお歌に、またまた涙

KUONさん

今日は。
私の桜のために、たくさんお歌を詠んでくださって、有難うございます!
KUONさんのお歌、全部好きです。とりわけ、「どっしりと…」と「人ら呼ぶ…」のお歌が。読んでいて、またまた泣いてしまいました。今は葉桜になっている植物園の桜に、KUONさんのお歌を伝えに行って参ります。

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プロフィール

KUONの久遠

Author:KUONの久遠
     ・・・・・・・・・・・・・・

四十年以上住み慣れた奈良の地を離れ、海の近くへ越してまいりました。

海の見ゆる高層の部屋に耳遠き
夫(つま)とふたりの暮らし始むる

明確に、残生を意識します。余分なあれこれはもう要りません。
シャネルの赤いルージュは変わらず。生意気なままの私でいたい、いようと願っております。

    ・・・・・・・・・・

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