FC2ブログ

KUONのブログへようこそ。

返事の中までKUONです。

  1. スポンサー広告
  2. [ edit ]

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。


  1. うたのおべんきょ。
  2. tb: 0
  3. cm: 2
  4. [ edit ]

四月前半・うたのおべんきょ

スピードは出せませんが、ゆったりと「うたのおべんきょ」始めさせていただきます。

この色の文字が、うた。この色は「詞書(ことばがき)」もしくは」詠み人さんの思いやら。この色はKUONが書いている部分です。

お名前は、はんなりとこの色にしましょか。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


     KUON

・海を見るヨットが見える花びらがひらひらと塩むすびにとまった

・花びらにまみれたおむすびを食べる目の前に海はきらめいてゐて

・だれもいない私のほかは平日のヨットハーバー花の降る午後


     白萩

紅き宝石のごとき苺を食む
この時期だけの心の贅沢

「宝石のごとき紅さの苺食む」、とされたら調べ的になめらかかと思います。紅い宝石のような苺、のままにされたいなら、「ひた紅き宝石のごとき苺食む」とか。声に出して読んでみられたらいかがかと。

漆黒の闇に浮かぶ花 花 花
この時に人は狂うと思う

一か所だけ。「闇に浮かぶ」を、「闇に浮かべる」・・浮かせる、でなく、浮かんでいる、の意味ですが・・・ではいかが。後半の言い切りの凄みに向かって流れがよくなります。

聖堂のステンドグラスの如く見ゆ
青空区切る桜の枝よ

空見上げ桜を愛でる足元に
慎ましく咲く菫一輪

鴨去りて今は水面に燕飛ぶ
はや葉桜の清明の日に

しっかりと対象を見ておられるのですね。勉強もされて。


     ROM

・若猫の ひたと獲物を見据えし目 ただ一心にあることの晴れやかさ

十分に通じます。もったいないから形を整えたいです。

「獲物を見据えし目」。この「し」は、よく使いがちですが過去形になります。今の「目」ですから「し」でない方がいい。[見据うる」「見据える」でもけっこうです。「ただ一心にあることの晴れやかさ」は「ただ一心にある晴れやかさ」でいかがでしょうか。このままでもいいですが、リズムが整います。


・虫追いて 一直線に走る猫 精一杯の命あかあかと燃ゆ」
これもよくわかる、このままでもいいですが、ラスト、「精一杯の命あかあかと」と字数を整えても十分うたになります。 


・山頭火の うしろ姿を追う我れも 「分け入っても分け入っても青い山」

・どろどろと どろどろどろとどろどろと 記憶のうみよ干でるその日よ 

・心折れし 時には決まって比べおり 誰かと自分 自分と何か

手を入れれば入れられるのですが、おそらく詠み人の気持ちは、このままで行きたいのでは。こういう風にうたって行くと、どんどんできるでしょう。散文より明確な「自分」をお出しになれるのでは。

・枯色(かれいろ)の 土手に色彩沸き出でぬ 地中に潜める時満ちた今

・春風や 木影(こかげ)なき道に葉が一枚 今はいずこか落とし物あり

・矢印の ように飛び立つ野の鳥に 斜めに切られし庭の青空

失礼ながら、ご自分を哂いながら書かれる(コメント含む)散文より、うたの方にどかーんと力を注がれては。自虐しないでも、うたによってわかってもらえると思います。力がおありです。



     まめはな


・ざわめきも光も陰も完璧にバルセロナあり我が裡にのみ

ガウディーが好きでバルセロナに行きたいと思っていたことがあり、
写真やガイドを見ているうちに自分の中にしっかり街が出来上がってしまい、
実際に行ってもこんなに満足しないのでは…なんて思っていたことを詠んでみました。


スペインの、というよりバルセロナへの思い。よく出ていますよ。

一か所だけ。これで全く違ってくると思うのです・・
「「ざわめきも光も影も完璧」、の、この後。「に」でなく「の」にされたら。

「ざわめきも光も影も完璧のバルセロナあり我が裡にのみ」

この「裡」を使われたの成功です。大成功。バルセロナへの恋が使わせてくれたのかしら。




     わすれんぼ

一点の曇りもないとはよく言うわ 嘘つきシンゾー面目躍如

あれほどに恥を知らずに言い募る 人間性が壊れているのか

人ひとり独裁振るい民主主義ルールの破壊いともたやすく

移民入れ雇用農業破壊して これを保守だと信じる馬鹿ホシュ

シンゾーの仕えているは誰なのか グローバリズム国民の敵

なんとなく信じていた国のまともさを 見事底からひっくり返し

一首として考えますと、「ひっくり返し」の後にもう一音「て」を入れられると、収まりやすいです。

良識を破壊しつくし恋々と しがみついたり権力の座に

これも、せっかくの迫力ですから「しがみついたり」よりは「しがみつきおり」と現在形にされるのが、より迫力ありになります。一気呵成に思いのたけを詠まれて、手出し口出しは、ほんま最小限がいいと思いますし、実際、必要ない詠まれぶりです。

シンゾーの行き着く先は何処かしらん 塀の向こうのムショかビョーイン

思わず笑ってしまったKUONをお許しあそばせ。

老いの身にムチ打ち肉体労働を数日間、筋肉痛で死にそうです。
なのでやむなくベッドで休むことに。こういう時に歌が出てきます。


老いの身の無理のツケは、けっこう後々に襲いかかってきます。早くうまいこと、抜けていってくれますように。それと、いつもの、疾風怒濤のこういうおうたとは別の「わすれんぼさんのおうた」も、次回は読ませて下さいね。まぢで言うてます。


     こぶ


・級友と未だ馴染めぬ娘を思い
ランチの話題頷いてるだけ

・一週間登校したらカツサンド
食べに行こうと小さな約束

ちゃっちゃと小器用にいろいろこなして行けるタイプのお子さんでないのですね。とても素敵と私は感じさせてもらっています。それを、お母さんが見守り、理解してくださっているのですし。

いまの世に、生きるのに丁寧なお子は、しんどいことも多いと思う。はたでしんどいこともおありと思う。でも、自然に内部に溜って行っているものは大きいのではないでしょうか。

うたはきちんと完結しています。こんな風にもっと、書きたいように詠んで行かれたら、と思います。端っこでうなずいているだけのお母さんの姿。一緒に行こうねの約束のカツサンド。おうたの中で生きています。


職場で新入社員研修がありました。

・新人の名刺交換両手延べ
まるで何かの儀式のように

春ですね。
不安と期待と。
今年は不安多めの春です。




     アルジェリマン


小走りで曲がった先にはユキヤナギ そよそよ揺れる白き夜道に

スギナ踏みナズナ揺らして朝露の 中に分け入る黒犬光る

汚れていない朝の空気の透き通り具合まで感じるうたです。

若く精悍な黒犬くんの毛並みの艶も。


寒風の止みてスズメら飛び立ちぬ 翼に春の日差しよ当たれ

春の夜ネコが横切る姿見て 犬びくりとし見送る始末

・・う~む。からだはデカいけど、繊細過ぎるのかわんこ。愛しいような奥歯がキリっとするような。

この「始末」の一語に、飼い主の愛情とトホホ、の感と。




スポンサーサイト


  1. 2018.04.19 (木) 09:26
  2. URL
  3. まめはな
  4. [ edit ]

No title

KUONさま

添削ありがとうございます。
一字替えるだけで、随分変わるものですね。

「ざわめきも光も陰も完璧のバルセロナあり我が裡にのみ」

でお願いします!
  1. 2018.04.20 (金) 04:24
  2. URL
  3. Nちゃん
  4. [ edit ]

No title

おはようございます

ご指摘とおり
訂正してください。

無い頭グルングルン使いますわぁ
(≧∇≦)

Nちゃんでした

 管理者にだけ表示を許可する
 

trackback


ブログカウンター

プロフィール

KUONの久遠

Author:KUONの久遠
     ・・・・・・・・・・・・・・

四十年以上住み慣れた奈良の地を離れ、海の近くへ越してまいりました。

海の見ゆる高層の部屋に耳遠き
夫(つま)とふたりの暮らし始むる

明確に、残生を意識します。余分なあれこれはもう要りません。
シャネルの赤いルージュは変わらず。生意気なままの私でいたい、いようと願っております。

    ・・・・・・・・・・

プロフィール

KUONの久遠

Author:KUONの久遠
     ・・・・・・・・・・・・・・

四十年以上住み慣れた奈良の地を離れ、海の近くへ越してまいりました。

海の見ゆる高層の部屋に耳遠き
夫(つま)とふたりの暮らし始むる

明確に、残生を意識します。余分なあれこれはもう要りません。
シャネルの赤いルージュは変わらず。生意気なままの私でいたい、いようと願っております。

    ・・・・・・・・・・



上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。