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ブログタイトル変えました。中身は変わらずKUONです。

夏のうた

近代の夏の歌をすこし。

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ときすてし絽の夏帯の水あさぎなまめくままに夏や往にけり

  ときすてし ろのなつおびの みずあさぎ なまめくままに なつや いにけり

                              芥川龍之介



飛ぶ蛍ひかりさびしく見ゆるまでなつはふかくもなりにけるかな

   とぶほたる ひかりさびしく みゆるまで なつはふかくもなりにけるかな

                              樋口一葉



恋するや遠き国をば思へるやこのたそがれの睡蓮の花

   こひするや とほきくにをば おもへるや このたそがれの すゐれんのはな

                              与謝野晶子



蒼玉のしだれ花火のちりかかり消ゆる途上を君よいそがむ

   あをだまの しだれはなびの ちりかかり きゆるとじゃうを きみよいそがむ

                              北原白秋




憧れて君が求めし絽のきもの今日泥まみれ踏みにじられて

   あくがれて きみがもとめし ろのきもの けふどろまみれ ふみにじられて

                               白燁







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コメント

分けなくてもいいけれど(笑)

Kuonさま こんばんは。

涼しげな夏のうた ありがとうございます。
ところで、質問です。
俳句は季語で季節を見分けますが、
和歌の季節分けは、素材(テーマ)ですか?


「神なびの 石瀬の杜の ほととぎす 毛無の岡に いつか来鳴かむ」
(志貴皇子推しです、私)
これ、ホトトギスだから夏かなーとか。

志貴皇子いつか取り上げて下さると嬉しいです。

ご自愛くださいませ。

.KUONの友人さん

Sちゃん、ごめん、コメント消したよ~。

おはようございます

白秋も好きでした。
古いノート引っ張り出してきました。


わが心は玉の如し、時に曇り、
折にふれて虔ましき悲韻を成す。
哀歓とどめがたし、ただ常住のいのちに縋る。
真実はわが所念、真珠は海の秘宝、
音に秘めて涙ながせよ。
潤ほひあれよ真珠玉幽かに煙れわがいのち。



しかしKUONさんは記憶力がもの凄いですね〜
私なんか、あれだけ好きだったと思う詩も
誰やったっけ?どの詩集に入ってたっけ?
一遍だけが頭には浮かぶんですが
探し出すにも迷いまくってるのか
いくつもあります(笑)

Nちゃん



夏を楽しむ

こんにちは KUONさま
お久しぶりです。

鮮やかな朝顔の画像とお歌
素敵な暑中お見舞いですね。

芥川龍之介のお歌は、初めてでした。
こんなになまめかしいお歌を詠まれていらしたのですね。

今日は、友人とのウォーキングで睡蓮を眺めたばかり・・
与謝野晶子のお歌、心に残りました。

猛暑続きですが・・お歌で夏の美しさと涼やかさを感じる。
良いですね。
日本人で良かったと思います。

コメントを下さってありがとうございます。

大切にお返事したいので、しばしお時間をたまわりたく存じます。

・大和屋さん


和歌には、俳句で言う季語は無いと思います。無いですね。

十七音しか無い俳句と違い、短歌の場合でも三十一音ありますから、というリアルな理由もあります。沢山ある季語を頼って、季語にある程度を任し、残りすこしに気持ちをこめて仕上げる俳句・・・うう難しい、でなく、うたというものは、季語を使わず季語そのものを他の言葉でうたって行く・・・ごめんなさいうまく言えません。

ま。季語は在りません、仰るように、歌財そのもので季節を現せるので、かな。リクツで言うの苦手で申し訳ない。

あげておられる志貴皇子のホトトギスのうたは、まさしく夏のうたですね。

ただ「いつか来鳴くかむ」とあります。

いつか、は、何時かだとすれば、今では無い未来のある時に、ということかな。

「来鳴かむ」は、来て鳴くだろう。あるいは来て鳴いてくれるよね、の願望じみた感じなので、

このうたは、今、ホトトギスの声を聞いているのでなく、今より先に望み(ホトトギスを聞く)を「託している」気も、私にはします。

ホトトギスには、単に鳥である以外の何かが秘められているのかもしれないですしね。

単にくおんの思い方ですけど。俳句には、こういう時空間を移動するような詠み方はしづらいと思います。いい悪いでなく、それぞれの特徴としての話です。


・Nさん。

私も白秋好きなんです。白秋、牧水、方代さん。

覚えているのも他のことよりは量が多いと思うけど(うたと歌しか覚えてない(笑))、一応書く時は、調べてるんですよ~ん。誤字脱字、できればしたくない。

>哀歓とどめがたし、ただ常住のいのちに縋る。

がっくりきてるときなど、こういったセンチメンタルに縋りたい気になります。

詩の言葉って気持ちいいの。

これからも、たゆたゆと、うたや詩の言葉に、溺れながら、現世の川を渡って参ります。きりっ。(笑)。


・結花さん


美しいご挨拶を たまわり、ありがとうございます。

すっと汗も引くような(ちょっとだけ誇張あり(笑)一日中汗に浸っている日常です)また、青い朝顔、眺めておりました。

作家ののこしたうたを、幾人か幾首か読んでいましたら、やはりなるほど、の、素晴らしいうたを詠んでおられるようで。

話は変わるようで続きますが。

岡本かのこのうた。

  としどしに わがかなしみは ふかくして

  いよよはなやぐいのちなりけり

晩年の「老妓抄」にある一首。これ好きなんです。

私も、日本人でよかったと、今更ながら強くつよく感じています。

ありがとうございます

Kuon さま
お返事ありがとうございます。

>俳句には、こういう時空間を移動するような詠み方はしづらいと思います。

時空間を移動、なんてSFみたいですね。
短歌の魅力、さらに知りたくなりました。
1000年以上、ひとを捕らえて離さない文学の秘密。


これからもよろしくお願いします。

・大和屋さん


汗を大量にかいてヘロヘロになっていて、塩気の効いた食べ物をいただきたいです。ゆで卵ナルトシナチク何とやら、の。

醤油味の、フツーのラーメンとか。(笑)。

私にとって短歌は、さらにさらに魅力を増して来ています。うたのことを書いていて感じるのは、自分が、厳しい言葉を出さなくなっているなあ、ということです。

続けて読んで行きたいと願っています。

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としどしに わがかなしみは ふかくして 

いよよはなやぐ いのちなりけり


      岡本かの子

             


・・・・・・・・・・・・・・・


やはり赤い口紅が好き。


ものすごく唐突ですが、私、口紅(だけ)はシャネルよ。(笑)。

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