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KUONのブログへようこそ。

返事の中までKUONです。

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春とはいえど冷えしるく・・・。

おはようございます。

優しい花の名前をHNにしておられる方から、ていねいな、心配りの行き届いたメールをいただきました。

ここには出て来ない文面です。

気を遣いながら書いて下さっているのがよくわかり、被災された県内の方らしい様子に、書いておられること、さもありなん、とも、感じました。私には思いの及ばない理不尽な中に、おられる現実と思います。

何かについて自分の思いを発表する時には、思いの同じでない読者の目があることは、人間が多種多様な生き物である以上、あたりまえのことであるし、私は、自分が書き散らかしていることに、すべて、拍手、ぱちぱち、を、望んではいません。

礼儀をわきまえて下さった上で、きちんと反論なりを、書いて下さることには、きちんとした気持ちで、向かわせてもらおうと考えています。

どう感じて読んでいただくのもその方の自由ですし、どう書かれるのも自由だとしても、少し 、ここで、お話してみたい気に、なりもします。

正直、めんどうな気もありますが。

初めから思いの違う相手に、何をどう書くか、は、時間もかかるし難しいです。でも、向かい合いたいです。


優しい花の名前のこの方は、

<がれきを全て一緒くたにしないで欲しい。原発のコンクリート壁のがれきと、三陸沿岸のがれきを同じに考えないで欲しい>

と、書いておられます。

・・・一度も、同じに考えたことはありません。私がそれを一緒くたにすることは、あり得ません。

私は、放射能を、恐ろしい、と考えている人間なのですから。多分、思いの異なる方からは、過剰なくらいに。迷惑なくらい過剰に。一緒にはできません。

<ジャガイモの毒、カビの毒など、知らず知らずのうちに口にしています>

<放射性物質だけが特別に怖いのでは無いはずなのです>

・・・そうお考えなら、そうでいられたら、と、思います。放射能だけが特別にに怖いのでは無いはず、の「はず」の根拠が、私にわからない以上、それを信じておられる方に、違うやろ~、とは言えないです。

そんな「はず」が、存在するのだな~と、思うのみです、私にできることは。

放射能について、いまだ確かなことが判らなさ過ぎている今「はず」という言い方自体が、私には畏れ多く、どうしても「感じる」「思う」という言い方しかできないです。

誰が、本当のことを、わかっているのか。

別に腹は立たない。仕方がないです、自分と他人とは、同じでないから。

私の考えは違う。そういうことですね。押し付けませんよ。

放射性物質の「量」を、私が、考慮に入れていないのが残念だとも、書いて下さっています。

何度も何度も、書いて来たことです。

放射性物質は、ごく微量でも、積もって行くのです。去年放出されてしまった、主にヨウ素(半減期はごく短い)、半減期が約29年の放射性セシウム137。

このセシウムと言うものが、問題なのです。

<でも実際、私たちは天然の放射性カリウムは否応なしに口にしています>

・・・それは、そうですね。しかし、今度のことで、すべての場合で、問題にしなければならないのは、大ざっぱな言い方ですが、セシウムです。これが厄介。他の物質・・・核種にまでは、言い及ぶことができません。

特に「天然性」ということになると、議論のテーブルに就く気になりかねる、別の話になります。

毎日恩恵を受けている太陽。

太陽は、放射能のかたまりです。何もしなくても、毎日、人間は自然界からの放射能を浴びている、バナナにだって放射能はある。

その類のことは、事故直後、御用学者たちがこぞって言い放っていました。

この国は、そういう国でした。だからどうなんだ。

今、大量に降った、降っていることを、どう処理するんだ。私は、毎日、怒りに震えていたと思います。

そういうことを言って、大丈夫だと言って、のちに、どう責任を取るんだ、と。

全ての危機管理の基本は、他の方もおっしゃっていますが、とりあえず、最悪の場合を想定する。

もし、後に、そうでなかった、心配し過ぎだったと責められても、笑われても、責められるくらい何でもなかったなら、その方がいいに決まっている。

それが私の考えです。

放射能に関しては、微量だから安心、安全、と言うことは、あり得ない。それが、私個人の考えです。

今でもずっと、出続けている。積もって行く。この考えは変わりません。

そう、考えられない方に、解ってくれとも言わないし、あなたは間違っていると言い切る資格も、根気も、親切心も無いです。

今の日本人に保障され、許されていることは、どう感じ、考えるか、規制を受けなくてもいい、ということです。

おそらくそうです。

私自身は、そうは考えていないが。ひどい情報操作がまかり通っている、統制されている。日本人が知らないだけだ・・・と、言われている、と、しておきましょうか。

<もしゼオライトが飲料用でなかったら、何らかの物質(金属など)が出て来る可能性があるのでは?>。

<無視できない放射能を心配するあまり、他の危険を招いたのは本末転倒ではないか、と、心配します>。

・・・これは、ご心配ありがとうございます、と、申し上げます。本気のありがとう、です。

今でもまだ、完成された放射能に関する浄水器は、無い、と、私は考えています。

きちんとものを言うには、データが必要、とされています。

そのデータの、現在は、取りようが無い。

起きて一年の事故、一番初めから、何らかの統計を取り始めたとして、それでも、一年後でしかないのが、現状です。だから、何も言えない。メーカーさんのことはわからないが、おそらく、無いよりはいいでしょう、というあたりでないか、と、考えています。これが間違いならお詫びもしますが。

・・・言い訳する理由は、私には一切ありません。けど、申し上げておきます。

ゼオライトは(活性炭も)、緊急であった当時、どうにかならないか、何かできるか、これがある、これしかない、との思いで、ご紹介したものだったのです。ご存じ下さっていなくて当然ですけど。

完全な製品でもなんでもなく、これも何度も何度も完成品では無いが、素材でしかないが、とりあえず、水の中から放射性物質をいくらかでも除ける役に立つと思います、とのみ、申し上げ続けて、データは無い(活性炭=が、実際にヨウ素は除去できる現実がありました。ゼオライトについては、日本原子力学会が実験した結果を参考にしました、それまでに、このようなものを必要とする現実を、世界が、持たなかったので、それ以上のデータなんか無いんです、だから、ぶっちゃけてそのままをお伝えして、強いることはできないししたくなく、最低限のご紹介で、信じて下さる方にだけ、送らせてもらっていたものでした。

その売り上げの一部を、物資に替えて、ほうぼうへ、支援の真似事として送らせてもらいました。お忙しいのでしょう、着いたかどうかも、わからずじまいで、これは、お買い上げ下さった方に、お金を預かった私個人が、お詫び申し上げることですね。

<飲料にする水やそのための濾過材には安全基準がありますが>

・・・それも当然、知っています。私とその周囲は、水の専門家であると自負している仲間たちです。

発展途上国での「水」、日本の「水」、いろんな現実に関わって来ておりましたし、日本の水の安全基準が、大変厳しいものであることは熟知していました。

飲めるとは考えられないような泥水を使っている地域で、私のポケットにあったハンカチを、欲しがられたことがありました。

若い母親は、それで、私が、水を濾して、ゴミや砂利を除いて幼児の手を洗わせるのを見ていたのですね。

その時の、古びたガーゼのハンカチは、単に古びたハンカチでない。例えは違うが、体に悪いと決まっているものでないなら、ゼオライトで水を濾す、ということは、間違っていなかったし、実際、数字は控えめにしか出しませんでしたが、90パーセント以上は除けられたのです。使い方を守っていただければ。

使い方は、ここには書かなかった。間違った方法をとる方の責任を、私は取れなかったから。

一人一人に、お返事をさせてもらって、緊急時のやり方として、得心して、ご自身の管理下、自分の責任において、使っていただきました。皆様、よく理解して下さいました。

もしも、いけないことして、たとえば捕まるとか、あるとしたら、言ってやろうと考えていた。

「では、誰が、若いお母さんやおばあちゃんの不安を、取り除こうとしたんですか」と。

誰も、何もしなかったではないか。言おうと考えていた。



・・・日本の水は、素晴らしいもの。これは事実です。あえて過去形を使いたくないです。

あの時は、とにかく、放射性物質・・・ヨウ素とセシウムが不安でした。

放射性ヨウ素が、甲状腺の疾患に関連性があるとは、IAEAですらが、それだけは認めていることです。

チェルノブイリで、どれだけ無視したくても、無視できないくらい、事故後数年後に、ふつうならめったに小児には出ない(私は戦後五年目に生まれた人間ですが、中年に至って甲状腺を患いました、その理由は、あえてここで書きません)、甲状腺の異常が、沢山出現したからです。

なぜ認めたがらないかは、言うまでもない、補償に絡んで来る問題だからであって、上の方の勝手な理由で、今も、わが国も、認めたくない方向へごり押ししています。

事故が起きた時点で、当然、想定できたことを。

乳児用のミルクに使う水の基準、云々、何を呑気なことを言っているんだ、と、怒りに震えていました。

我が家には、ミルクを飲む幼子はおりません。だから関係ない、では、なかった。

我が家では、ゼオライトは、自分で紹介している私が用いる以外は、使っていなかった。当時は、その頃には、奈良在住の私が、恐れなければならないような放射性物質の存在を、楽観していたからであるし、わかっていただけるかどうか、私は、自分のとこが安全なら、いい、とは、考えられなかったのでした。



今も、当時も、放射能が生体に及ぼす害について、本当のことなど、どこの誰にもわかっていない。



去年、福島の原発が、重大事故を起こした。

天災か人災か、そんなことはともかくとして。

何度も言うように、この事故は、長い人類の歴史の中で初めて人類が遭遇した、遭遇してしまった、悲劇なのです。

・・・なんて書くと、大げさなことを、と、おっしゃるのかも知れませんね。

放射性物質だけ特別に怖いのでは無いはず、と、おっしゃるのだから。

そうかもしれませんね。

違う!、とは、私には言えません。だって、わからないのだから。

いくらか似た事例に、チェルノブイリの事故があります。

一基が爆発し、すぐに、ただちに、コンクリートで固めてしまったあのことと、一年経った今でもフタされていない福島の件と、同列に論じることは虚しいことだと思います。

そうなんです。

あなたの丁寧な気遣いのある文章に対して、イヤな感じは全く持たない。

思い余って書いて下さったのだろうと、推測します。

そのおかげで、今までの考えを、こうしてまとめて、また書けて、感謝する、と言っていいくらい。

ただ、空しい。

こんな優しい方に、メールの方から意見をいただくようなことを、書き続けていることも、空しい。

ジャガイモの毒、カビの毒。・・・。

<被災県だけでは、処理の能力とスピードに限界があるのです。宮城県は19年分。何年もかかったら、その間、被災地はがれきの山に埋まったまま、生活の再建もできません>。

・・・この部分。

これに関しては、黙すことしかできません。

一月に、北茨城へ行って、海辺の、何も無くなってしまった村落の跡地に立ちました。

何も無くなっているのに、がれきだけが、どこにもここにも、積み上げられていました。

もっとすごい光景が、今も、あり続けるのでしょう。

人々の小さな幸せ、ささやかでも代えがたい、日々の生活の場が、あんなことになってしまった。

自分の本業に関することなので、ブログにはほとんど書いていませんが、震災・事故直後から、何度となく、福島県へ行っています。それは、詳しく書かないです。

この期に及んで、今この時に、こうか。こうなのか、と、全身が脱力するような、頭のてっぺんが爆発するような奇怪な「経済獣」たちも見ました。

優しい、いとおしい、懐かしい感じのする方々にも、お会いしました。

本当に、言うに言えないことが起こり、収束などしらじらしい、ガッデムな言葉がまかり通り、そこで暮らしておられる方々はどんなにか、と、胸の痛む思いが離れません。


思い余って、書いて下さった方。

<はじめてなのに、こんな脅し文句のようなコメントを書いて申し訳ございません>。

・・・脅し文句とは、どの部分のことか、わからないので、謝っていただかなくてもいいですよ、としか言えませんが。

少し、虚しくて、空しくて(というのはきっと、自分を「正しい」という思い上がりがあるから、でしょうか)、ですけれど、自分の考えが変わらない以上、やっぱり、ぽちぽちと、このようなことを、書いて行く気がします。


自分の書くことが、どなたかの心にあたってしまうことは、常に、いつでも、感じています。

黙っていれば、少なくとも、誰かを傷つけることは無い。

そうしようかなあ、と、この頃、考えている自分もおります。

私のことはさておき。

私の書くことが、お気持ちや何かに、触るなら、私は変わらないので、読まれないのがいいのではないか、と、考えます。

読むな、ではないですよ。

傷つかないように、こういうものには触れていただかない、という方法だって、あると思います。

私のこのブログを、読んでくださっている方の数は、カウンターの数字を見るくらいで、よくわからないです。

しかし、ほんの少しだと思います。ささやかなブログです。一生懸命、書いてはおりますが。

影響力の、あるわけがないと思います。あって悪いとも思わないが。

・・・がれきの問題は、本当に大きい。

当分、これには触れないでいたいと考えます。手に余ります。

コメントを下さった方には、関係のないところでの、私の思いです。

どうぞ、お体に留意されて、お過ごし下さいね。

心の底から、そのことを、お祈り申し上げております。


これは名曲、圧巻です。

「雨のレクイエム」



追記。

このコメント主さんから、別れの言葉をいただきました。

もう、ここへ来て下さらないとのこと。

いろんな思いがありますが、本当に、原発事故が憎いです。

こんな(と言ってもわかってもらえませんね、優しいお気持ちの行間から見えるような)方を、こんなに苦しめて、お気に入りから消しますから、気になさらないで、など言われることが、悲しい、淋しい、苦しい、悔しいです。

この言葉が、届くかどうか、でも、言わせて下さい、お元気で、と。

お元気で、いらして下さいね。





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  1. 2012.03.20 (火) 17:20
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  1. 2012.03.20 (火) 17:49
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  1. 2012.03.21 (水) 10:32
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  3. えま
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kuonさん こんにちわ

お元気でしょうか?
私は春の日差しにやっと何か目覚めてきたかなといった心持ちで、最近は過ごしています。

私は震災後、
KUONさんのこの場所で
多くの目をそらしたい現実をずっと教えていただきました。
そしてそのおかげで
自分のいる九州の地でも原発の現実を少しでも知る事ができたのです。
無知な私が、世の中の影に埋もれている
マスコミも避ける、隠そうとする真実を垣間見たい
そういう欲求のなか、
マスコミはなかなか真実を伝えてはくれませんでした。
何かがおかしい・・・
そう思いながら毎日この場所で考えさせていただき、
自分のアンテナを持つことの重要さを知りました。

マスコミの発表する、次々の後出しの事実に驚きもありませんでした。
なぜなら、kuonさんに去年から早くから教えて頂いていたから。

真実を知れば知るほど、確かに辛い、認めたくない事が多すぎて、苦しい時もありました。
でも、それは書かれているkuonさんが1番そうであったに違いないと思います。
とても苦しい中、書かれていただろうと・・・
本当にありがとうございます。


福岡でも瓦礫受け入れに関して市町村で検討しているのですが、某市の会議で瓦礫受け入れの決議が出た途端、立ち上がり猛反対する人々の顔がテレビで映し出されました。
放射能をきちんと測定し問題ない事を確認してからの受け入れだと言っても、強力に反対する人びとがいる事に、色々な思いを抱きました。
本当に難しい問題なんだと思います。


何が1番恐いか
無知が1番恐い
無知だと、搾取され
無知は差別を生む

このような文言だったと思いますが
何かで読んだ記憶があります。
何で読んだのか思い出せませんが、
とても・・・頭から離れません。

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プロフィール

KUONの久遠

Author:KUONの久遠
     ・・・・・・・・・・・・・・

四十年以上住み慣れた奈良の地を離れ、海の近くへ越してまいりました。

海の見ゆる高層の部屋に耳遠き
夫(つま)とふたりの暮らし始むる

明確に、残生を意識します。余分なあれこれはもう要りません。
シャネルの赤いルージュは変わらず。生意気なままの私でいたい、いようと願っております。

    ・・・・・・・・・・

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