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本州の果てへ

早くに自宅を出て、新幹線で新山口へ行って来ました。

窓外は、ランボーを演じた時の、若く華奢な首筋を持っていたディカプリオの目のような、淡いブルーの空でした。

駅で、山イチゴさんご夫妻のお出迎えを受け(えらそーな書き方)、車に乗せてもらって「中原中也記念館」へ行きました。

中也が生まれた跡地に建てられたらしい、こじんまりと瀟洒な建物でしたが、行ってよかった、内容の素晴らしい記念館でした。

中原中也という郷土の、日本の誇りうる詩人を、大切に愛しておられる方々の「思い」のようなものの籠った空間だと感じました。

自筆の原稿が沢山遺されていて、几帳面な文字の並び、あの時代に、かなり奔放にあちらこちらへ出向いている様子、キラ星のような交友のさまを、知るにつけ、三十歳を一期と去った詩人を偲ぶ思いが深まりました。

・・・一緒に暮らすには、大変な人だっただろうな・・・。

うっとりと過ぎた数十分でした。美しい言葉の群れに酔いました。

山口県と言うところは、文人墨客を多く輩出した土地柄のようで、種田山頭火もその一人。

政治家も多く出ているらしく、何代か前の首相(イニシャルはABE・・、あれ、三文字書いてしまいました~)など、お国入りのたび、若いお嬢ちゃんたちまでが、大騒ぎされると、山イチゴ・夫氏に、レクチュアを受けました。
ここ出身といったって、ずっと東京にいて、これからも東京だろうにね、なんぞと、憎まれ口をたたくKUONでございました。

山イチゴ夫婦は、とにかく、阿吽の呼吸の仲良しさん。ちょっとカルチャー・ショックでもありましたよ。

また改めて書くと思いますが、どんどん車を飛ばして下関へ向かい、海の、ほん近くにある山イチゴさん宅で、お昼を頂きました。

セブン・イレブンでお弁当を買って、おこたで食べました。私は幕の内弁当を買いました。お子が十代の方三人と聞いていたので、大阪名物551の蓬莱の豚まんを、ずしりと二箱持って行った、その中から、山イチゴさんと半分ずつ、豚まんも食べました。カン夫氏はまる一個食べてくれ、美味しいな~、と、喜んで下さいました。

ヨンジュンの京都の旅のメーキングを、一緒に観ました。あれこれ、話しかけて下さるのですが、私は、もう何度も見た黒い服の京都のベヨンジュンに見惚れ、やっぱり、まともな返事を、よう返しておりませんでした。
なんか、周囲と、違い過ぎる・・・つくりが。すべてが。存在が。

ウィスキーのティスティングするベヨンジュン。鼻つんの私の鼻孔の奥にも、なんとも芳醇な香りが、来てくれるようでありました。美しい琥珀色の液体。ほんと、吞めるヒトがうらやましい。

・・・鼻つんゆえに、きっと山イチゴ家のあたりに感じられたであろう「海の匂い、風の匂い」も、わからなかった。それは、少し、残念でしたね。

リバー・サイド(だったと思う)という名のカラオケボックスへ移動し、私はまず、誰にもマイク渡さず、数曲歌いました。

「なごり雪」「曼珠沙華」「あずさ二号」「私鉄沿線」「風雪流れ旅」「シルエット・ロマンス」「みだれ髪」とか、唄ったかな・・・すごいセレクトですね~。わっはは。

カン夫さんは「昴」と「みちのくひとり旅」を歌われました。私は山イチゴさんと「地上の星」をデュエットしたりもしました。

ボックスを出ると、川をたっぷりと海の水が遡上し始めており、夕陽が水面を照らし、ああ、と、思いましたね。

何も無いときの海って、なんていいのだろう・・・。

新幹線の本数の沢山あるという、小倉まで送ってもらいました。

ああ、壇ノ浦だ。

思いいれの深い壇ノ浦の海を眼下に眺め・・たと思ったらもう、私は、九州にいましたのですね。

びっくり、です。こんなに簡単に、九州まで来てしまったぁ。

駅で降りて、ゆっくり車を停めていられないから、飛び降りて早く行ってと手を振り、慌しい別れでしたが、満足して「のぞみ」に乗り込みました。

車内の電光ニュースで、ホイットニー・ヒューストンの48歳での死を知りました。

福島の二号機の温度が、81度。それも、車内で知りました。

晩ご飯も、新幹線内で、幕の内を食べました。綺麗に作られているお弁当で、めったに幕の内食べる機会も無いので、自分で作らない御飯の快適さを楽しみながら、帰りました。

山イチゴさん、カン夫さん。どうもありがとうございました。

簡単ですが、今日はこのあたりで・・・。







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KUONの久遠

Author:KUONの久遠
     ・・・・・・・・・・・・・・

四十年以上住み慣れた奈良の地を離れ、海の近くへ越してまいりました。

海の見ゆる高層の部屋に耳遠き
夫(つま)とふたりの暮らし始むる

明確に、残生を意識します。余分なあれこれはもう要りません。
シャネルの赤いルージュは変わらず。生意気なままの私でいたい、いようと願っております。

    ・・・・・・・・・・

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