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返事の中までKUONです。

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今朝は元気だ、パソも私も。



私の住む奈良市の隣に、大和郡山市があります。郡山城があります。

豊臣秀吉の異父弟、中納言・秀長の城だった。駅から徒歩数分のところにあり(駅が後で出来たのですけど)、道路から、立派な「日本の城」そのものの威容が見上げられます。堀も天守も往時のままだとか。

春には、外堀に向かって、石垣に添う爛漫の桜が豪奢に花びらを散らし、それは美しい光景です。

石垣も残っています。その石垣のある部分に、有名なスポットがある。

逆さ地蔵。どこかで静かに立っておられたお地蔵様が、早く、早くと築城工事を急かされるまま、そして、ある説によれば、寺社の数が多く力も強く、一般庶民の仏教への思いの強いこともあり、その思いを挫く意図もあって、石塔も石仏も、時の権力者の手にかき集められ、石垣の基石として扱われ、埋め込まれた。

花や供物の絶え間ないのです。

郡山にいま住む方のことを書こうとして、つい、話が滑りました。

権力を持つ人間が、力に任せて無茶なことをするのは、変わりのないことだな~、と、改めて、感じたりします。


さて。大和郡山市の某所に、福島県郡山市から、お子さん二人と共に住み始めているお母さんがおられます。薔薇子さん、と、あえて華やかな仮名でお呼びします。

初めてお会いする時、何か喜んでもらえそうな物を、と考えて、結局、自分の好きな真紅の薔薇を、数本ではありますがお約束のカスミ草と一緒にブーケに作ってもらって、お渡ししたら、恐縮するほど喜んで下さったのです。

食べるものも日用品も本当にありがたい、でも、この花束、嬉しいと。だから、薔薇子さん、と、呼びます。

三十代半ばで、お子さんは、今のところ保育園にも幼稚園にも行かず、ママと過ごしている。

いわゆる自主避難をして来ておられる。それもあって、今朝の(毎日新聞)朝刊にあげられている例、の方と同じく、すべて自腹で動かれた。ものすごく古いアパートに住み、移動の費用も、幼い子連れで嵩むけれど、何の請求も要求も出せずにおられるようです。

自分の意思で避難された方は、薔薇子さんのように、自分を責めている方が、どうも、多いようです。

夫は、今は自分の親と一緒に福島県内にとどまっておられ、仕事を続けている。夫も、舅、姑さんも、もう帰って来い、来て、と言われる。自分だって家族で暮らしたい。しかし、子どもの健康が気になる。

いろんな情報があって、どれを信じていいのか、自分だけが神経質で、皆に迷惑をかけているのか、と、くるいそうになる、と、言われます。

私は常に、単なる傍観者でしかないです、医師でも科学者でも、法律的な何かを知っている人でもなく、無力な人。

小さな縁で、何人かの、自分たちの考えで郷里を後にして来た方々に、お会いしました。国や企業が明言しないけれど、どうも危ない気がする、と、はなれて来たと仰る方々でした。

「福島は大丈夫ですよね、いつか、戻れますよね」

明らかに「イエス」の答を望んでの、そんな問いに、私が、どんな答を持ちうるでしょうか。

言えるのは、わかりません、だけです。そして、付け加える。

「私の考えですが、それは、難しいことだと思います」

これが、ぎりぎりです。幼いお子のお母さんに、それ以外のことは私には言えません。

「あの人(わたしのこと)は、ひどいことをはっきり言う、もう会いたくない」

そう言われても反論できません。気持ちは、よく、わかるもの。

本当は、何も無い、大丈夫、放射能なんか大したことなくて、やっぱり、家族は一緒にいるべきですよ、離れ離れのストレスの方が問題だわ~、とか、本気で言えたら、どんなに自分も楽かと思う。

そうなのかも知れないし。大丈夫、の方が、絶対的に多いのかも知れない。・・・でも、放射性物質による影響は、ある意味、確率論だから。誰に、どんな風に影響してしまうかわからない。

浴びるより、浴びない方が、安心ではあるだろう。これだけは、真実だと考えています。

このような事故は、人間の歴史が始まって以来、初めてのことです。広島や長崎やチェルノブイリと、同列で考えられない事故。低線量での、長期にわたる被曝が、人体に、どんな害を及ぼすのか、わかっている人は、世界中のどこにもいない。

歴史的にも、このような災害は無い。今後、三年、五年、十年、その時のひとが、ああ、これが、と、胸、かきむしることになるのか、そうでないのか、誰にもわからない。

いい筈が無い、であろうとは、予測できる。

・・・みんなが呼ぶなら帰った方がいいんじゃないの、とは、言えない自分です。

薔薇子さんは、とても苦しんでおられます。たまに帰っても、家族以外の方からも、どうして遠いところへ、という視線を、感じられるのだそう。いささかナーバスになり過ぎかな、と、ご自分で分析できる賢い方です。

私には何も言えませんが、大切なことの優先順位を、苦しいけど辛いだろうけど、自分の中でつけるしかないのでは・・・と、言う。そう思うから。

どう決断されるか、離れて見ているしかない自分です。

壊れてしまったものは、形あるものばかりではない。ぷくぷくほっぺの愛しい薔薇子さんのジュニアちゃんたちに、顔、覗き込んで笑いかけてもらって、どうしようもなく切なく、無力な自分です。

三月には、きれいな華やかな、お雛様のケーキを、とてもミニなのでも、プレゼントしたい。あっちも切羽詰ってのことであろう、だんなさんに、以前のように優しい言葉をもらえなくなっている、薔薇子さんに。

センチメンタル・ケーキ。センチメンタルも、いいじゃん。



yuutaさん。どんどん、隠していた、ということ自体が、表へ出て来ていますね。なかったことにしていた、とか、とても重要な会議の中身を記録していなかった、とか、元旦だけでなく、九日に、四号機の周りが怪しい動きで、軍用機やヘリが飛びまくっていたとか。

えまさん。

桃、好きです。私がよく行くスーパーマーケットは、産地を明記したモー肉を、初めから値引き価格で出しています。自分は、自分も店を営んでいた経験から、ものの値段には、それなりの必然性があると考えています、だから、やみくもに値切ったりできる人が、好きでない。・・・こうなる前には、そんな産地の肉など、私には手の出しにくい高級品だったのに、と、申し訳なく感じつつ、でも売れ残るよりいいよね、きっと、と、買いやすく、買わせてもろうています。小さな思いでも、続けて行きましょうね!。

やさいさ~~~~~ん。

困ってた後の私に、間髪を入れずのお言葉。嬉しかったです~。ひゃあ、早!、愛を感じた~。

で、ありがとー、とか、即、書かずに、寝るべし、とのアドバイス通り、寝ました。そういうアドバイスには素直にしたがいます

よく眠れました。

山イチゴさん。想像すると面白かったでしょ。その想像通り、面白かったと思うよ~。

焦った。

簡単に生み出されて、簡単に施設へ送られている子どもたちのこと、も、昨日、書いていたのでした。次女が出産した医院で、そんな赤ちゃんのひとり、見てしまったし。

高校生の娘が、産み月になるまで気づかなかったと主張する女性が、廊下に響き渡る大声で、もう陣痛が始まって苦しんでいる娘の、腰を撫でてやるでもなく、とにかく子どもは要らない、自分には関係ない、と、すごい勢いで、院長に・・・。

陣痛中の女の子(この子にも問題はあるが)の精紳状態を想い、生まれかかっているのに、関係無い、要らん、と言い捨てられている赤ちゃんが、安っぽい言い方で申しわけない、なんとも言えず・・・。

驚きながら帰ってしまったので以後のことは不明ですが、翌日、私の娘が、涙ぐんで言うには。

赤ちゃんは、かなり時間がかかって産まれて、すぐにどこかへ連れて行かれたようで、産んだコは、入院道具も持っていなくて、ベッドの上でアタマからシーツかぶって、声も出さず丸くなっている・・・、と。

前夜、公衆電話のところで黙って立っていたので、ケイタイを貸すと喜んで、かけていたが、泣いて泣いていて、かわいそうだった、と。

わが子の翌日に同じ医院で生を受けて消えた赤ん坊のことを思って、涙が止まらない様子でした。顔も見せてもらわなかったのではないか、と。

・・・地球より重い命、ばかりではないもの。

軽い軽い命がある、大人の都合で、風船みたいに揺らされる命が。

その命の、一個ずつに、ココロ、なんてものが、宿っていてね・・・。

ようこさん。

アンコウ鍋は三月で終わり、だそうですが、その後は、何の季節になるのでしょうか。よかったら教えて下さいね。





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  1. 2012.01.25 (水) 22:47
  2. URL
  3. ようこ
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kuonさん

たいへんだろうな、苦しいだろうな
辛いだろうな・・・と遠くから思いやることしか
できない自分。
無力感のかたまりです。

kuonさんはすごい。
避難されてる方々に会いに行かれて
お話を聞き、自分の気持ちを言い
寄り添っているのですもの
kuonさんのやさしさ、嬉しかったことでしょう。

きょうのはなし
「つるはしを持つということなんか
できないでしょう?」と銀行の課長
「工事現場ですか?」と私
「いや、冗談ですよ~」
「体は健康ですから
できると思いますけど・・・」
こんな会話でもできる私はしあわせです。

kuonさ~ん

「アンコウ鍋は三月で終わり、だそうですが、その後は、何の季節になるのでしょうか。よかったら教えて下さいね。」

自信を持ってこれですと言えるものは
正直ありませ~~ん
でも来ていただいたお客さんには
できるかぎりの魚料理をお出しして
喜んでいただけたらと思っていま~~す。
答えになってませんね~~


  1. 2012.01.26 (木) 08:01
  2. URL
  3. yuuta
  4. [ edit ]

KUONさん おはようございます

無事にUPなりましたね 良かった

薔薇子さんのお気持ちを思う、、、
って言っても少しもわかってないだろうけれど
辛いでしょうね
家族に理解されないという事が一番辛いのではないでしょうか

政府はなにやってんだ!
原発が壊れなければこのような家族は出なかったはず
全部 全部 後回し


産院での出来事&お嬢様からのお話、、を読んで
我が娘の高校生のころを思い出しました
同い年の娘さんたちとはどう贔屓目に見てもはみだしている子
仕事から帰宅すると娘の部屋にはいつもボーイフレンドが一緒にいて
うぶな私(ハァー?でしょうがそうだったのよ)はドキドキ オタオタしてました
彼の母親から 「今日学校に来てないって連絡があったけどトンコさんと一緒ですか」、、、
なんて電話もらったりもした
挙句の果てに「うちの息子は今までこんな事はなかったんです」って、、、
うちも初めてのことですって言いましたけどね

ない頭で一生懸命考えて それからはよく話し合いましたっけ トンコと
脅したこともあった
本人の中に僅かにある向上心みたいなのをくすぐったりもしたっけ
性教育?とやらも自分に言い聞かせるように娘と話した
トンコに教わる事もあったりして、、
いつも頭の中には意図せず母親になるかもしれない
その時はなんとしても赤ちゃんと娘を守って行こう
などと一大決心のようなものを胸に秘めていた

今思い出してみると彼らの純粋さがわかります
当時は阻止する必死さでそこらがあまりわかっていなかった
私があまりにもあまちゃんで可笑しいです
脅しが効きすぎたかトンコはいまだ結婚もせず子供もいない
時々 子供が欲しい が男はいらないなどとのたまっています

今日読ませていただいた
若いであろう女性達の歩く道が 少しでも平坦で明るいことを祈ります


あんこうの季節が終わっても
お刺身 煮魚 から揚げとかは食べられるヨンね
ようこさんの煮魚の味 美味しかったわ

ようこさん
できるだけ激しい肉体労働は避けたほうが、、、
ちゃんとした資格もってるんですから~
老婆心^^(もじどおり~)

  1. 2012.01.26 (木) 19:44
  2. URL
  3. 山イチゴ
  4. [ edit ]

お姉さん、寒いですね〜〜
お姉さんの娘さんの気持ち考えると切ない。新しい命を生み嬉しいのに、そばで泣いている子がいた!母親から見放され陣痛耐えた事も誕生した子も優しい言葉もいたわりも無いを見てしまった。事情知らないが孫要らぬとの母親、せめて他人の事を考えて欲しかった!
娘の妊娠産む時まで気づかず等病院で大きな声恥ずかしくないのか?それに相手の男とその親は?
本当によくある事、なぜ女の子だけ責められるん?膨らむお腹を抱えて悩んで悩んでどうして良いかわからぬ内に時間が過ぎただろうに
薔薇子さんとて、必死の思いで自主非難して慣れぬ所で子を守りたいの一心。
せめて夫に理解されいたわってもらえたらどんなに気持ちが軽くなるだろうと…。帰りたいに決まってる。でも、安全の根拠を国は与えてくれるどころか、今更な事実がどんどん出てくる。少子化対策とか言うならまず、子供達の安全策をしっかり出す事実行する事でしか国民から信頼されない!
はっきり言うけど中心にいる国家議員はじいさんばかりでしょ年金なくても困らないはず。議員手当金無くていい当分全額復興支援に使えば
消費税上げる時今まで福祉限定とか、何も良くなってないから。私は税金から障害者年金や手当てもらってますが、買い物したらしっかり消費税採られ身内や親族いろんな名目で納税してるよ…でも「働かず血税で暮らすお荷物だ!」って言われます。フンだ!と笑い飛ばす
勝手な事言う人はいるから。私は子供達小遣い制です。「バイト代も自由に使えないのに働いてくれ、ありがとうね!経験はムダにならないからね」
まあ、今どきはどこも同じかな…結婚しない〜って長男も言う。面倒くさいとか自由が無くなるとかやれやれですね〜。

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KUONの久遠

Author:KUONの久遠
     ・・・・・・・・・・・・・・

四十年以上住み慣れた奈良の地を離れ、海の近くへ越してまいりました。

海の見ゆる高層の部屋に耳遠き
夫(つま)とふたりの暮らし始むる

明確に、残生を意識します。余分なあれこれはもう要りません。
シャネルの赤いルージュは変わらず。生意気なままの私でいたい、いようと願っております。

    ・・・・・・・・・・

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