今日も元気でいましょうね^^

返事の中までKUONです。

今の思い



万葉集を読んでいると、こころが安らぎます。

14~13世紀も以前に詠まれた歌、天皇や皇子、役人から防人、そして「名も無き人々・・・そんな人がいたわけはなく、よさく、とか、たみ、とか、とりあえずの呼び名はあったと思われるのですが)」のうたが、4500首以上もまとめられ、残されているすごさ。

どの一首も、人間の思い、なのであって、よさくやたみ、の思いが、万葉集のうたとして1300年も1400年も経った今も、読む者の胸に迫って来る。

編者は大伴家持、といわれています。

でも。

今日は、その、万葉集の話でなく。少し違うことを書き始めています。


うた、と私は自分の好きな言い方で呼んでいます、長歌、短歌とある、主に短歌のことを。

和歌。

和歌は、歴代天皇の伝統の一つです。万葉集の中にも、さまざまな天皇のうた(御製・ぎょせい)、皇后のうた(御歌・みうた)があって、読んでいると時を忘れます。

明治天皇さま。

明治天皇は、生涯におよそ10万首。93032首の御製をお残しです。

膨大な御製の量です。ここで私が申し上げる「明治天皇」は、普通にいう「明治天皇」と設定して、話を続けます。

   わが国のためをつくせるひとびとの

   名も武蔵野にとむる玉垣       


「東京招魂社」は、勤皇の志士や戊申(ぼしん)戦争の新政府(官軍)側の戦死者を祀るために、明治二年に創建された、とのことです(参考・「天皇皇后両陛下慰霊と祈りの御製と御歌」)。

そこへ、明治天皇が初めて参拝された時の御製が上記。明治七年の御製です。

明治十二年(1897年)に、東京招魂社は、「靖国神社」に改称されました。

明治帝の御製を、続けます。


   年へなば国のちからとなりぬべき人をおほくも失ひにけり

                    明治37年


   国のためとふれし人を惜むにも思ふはおやのこころなりけり

                    明治37年


   寝ざめしてまづこそ思へつはもののたむろの寒さいかがあらむと

                    明治37年


   たたかひに身をすつる人多きかな老いたる親を家にのこして

                    明治37年


生涯に10万首に近く詠まれながら。

明治天皇は、

歌会始などでの新聞公表を除き、公にすべからず、のお気持ちでした(前出・割田剛雄・小林隆・著より)。

慣例を破ったのは、宮中御歌所の初代所長。高崎正風氏。御製のすばらしさに感激して、明治30年ころからひそかに漏洩され、そえが新聞などに掲載された(前出より)。これは、天皇よりのお咎めがあれば切腹ものの所業、覚悟の上であられたと。


明治天皇ご自身は、漏洩を黙認するほどの信頼をお寄せであった、

「当時の日本人にとって、御製は天皇の生の声が唯一表に伝わってくるものであったから、大いに関心を呼んだ。(前出)

この「漏洩」は、明治45年の高崎正風氏の逝去により、中止された、とのことでした。


明治の皇后、昭憲皇太后の御歌も、幾つか。

   うづもれし人ををしみて青森の雪をいかにといはぬ日ぞなき

                    明治35年


   ふりつづく雨のしぶきに窓とぢてみいくさびとをおもひやるかな

                    明治28年


   たたかひの友のかばねをふみこえてすすむ心やくるしかるらむ

                    明治37年



現代にも受け継がれる宮中の歌会始儀。

年の始まりに、皇族や貴族が集まって、和歌を披露しあう、いわば「遊びの場」でした。

明治維新後に明治天皇は、華族や官員にも詠進を許されました。

明治2年(1869正月24日に、第一回歌御会(うたごかい)が行われた。そして、東京に遷都の後、明治7年に勅題(お題)を公表して、一般国民からの詠進も広くみとめられるようになりました(前出)。

御題が「あけぼの」と平易になったのは、昭和22年以降から。

12年からは、一般の臣民(こう書いてあります(笑))からの詠進中、選歌を歌会始の御前の(天皇の前での)披講のうちい加えられることになりました。

あの、テレビでも放映される、独特の節回しでの読み上げ。あれが「披講」です。

選ばれた方々には、身の引き締まる名誉なことと察しられます。



今日は、明治の御製。御歌を、読ませていただきました。

次回はおそらく、大正の御代の両陛下のみうたを読ませていただくと思います。

そのうち、待ちわびている、今上夫婦の「共著」が、ようやく、届くのでしょう。

おそらく今上には、たくさんのうた(天皇のうた・御製)を、ツマの趣味的なうた愛好癖、それに巻き込まれて出版する意志は、そんなに強くはおありにならなかったように思っています。

ノーを仰るのは今上には苦難の道でおありなのか、結果的には出ているのは、常のこと、ではあります。

追いかけて読んでいると、今上の御製は、すべてとはもちろん申しません、が、天皇のよませたまううた、とは、考えられないものが…散見、と、言っておきます。

これはどういうことなのかと。

呆然としております。

美智子さんへの、なんとも言えないダークな思いが増えまさって。



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コメント

なりすまし歌

こんばんは。

まさか、「内助の功」のおつもりでは、、、?
天皇皇后陛下の「広報」を兼ねての歌とか、、、?

不器用、周りからつつかれながら、やっとこさ提出されたような雅子さんの歌の方が、まだ、いいです。

「なりすまし歌」は、いけません。

歌は、独特の空気を伝えます。

お歌にあらわる

昭憲皇太后さん、貞明皇后さん、
などのお歌を拝見すると、
神の元、御国大切、御国の民を大切に思う気持ちが溢れていますね。
そして、教育の大切さにも深くお心を寄せていらっしゃいます。

みがかずば たまもかがみも なにかせん まなびのみちの かくこそありけれ


今の方々との器量が違うようです。
そして、ご皇室の財産からご寄付、
ご寄進を数多くされていらっしゃいます。
精神性の高い皇后陛下でございますね。
と言うことは、天皇方も名実共なった方であらせられたことが偲ばれます。

今は演技性が高いだけであって、
その結果、ポロポロと色々なものが
剥がれ落ちて。
皇室ファッションショーを庶民も
望むものとなさいました。
奥にあるものをほっぽらかしにしてまで、虚像化する皇室になんとも
最早、、、
律するもの無く伝統は続きますまいに。

目が覚めました

KUONさま こんにちは。

歌ってすごいな、と最近歌の威力及び破壊力について身をもって知りつつあるわたくし、ですが。

明治帝が膨大な数の歌を詠まれていたことを初めて知りました。
民への思いが溢れた優しいお歌。
こちらで読めて幸せです。ありがとうございます。

陰謀論の定番中の定番、「明治天皇すり替え説」が吹っ飛びますね。
偽物にはこんな心情は詠めはしない。
言葉に込められた日本人の魂のパワーを確認しました。

No title

お返事遅くなりました。



・華さん

「内助の功」・・・ミテコさんの、ヘーカに対する…当たらずとも遠からず、なのが、なんとも。

しゃしゃり出る感じに、敬意が感じられないんです。仰るように「広報」。

この広報感満載のみてこさんうたについて、がんがん、書きたい・・・。

なりすましはいけません。一番遠いものに、成り上がります、最悪ですそれ!。



・ちりぬるを さん。


>今の方々との器量が違うようです。

まず言えるのは、これですね。同感共感、山盛りです。

悲しくなるくらい、うわすべりで、まこと、が感じられません。

>そして、ご皇室の財産からご寄付、
>ご寄進を数多くされていらっしゃいます。

戦前の皇室は、財産資産、潤沢にお持ちだったとはいえ。

・・お金の使いどころ、使い場所を、当たり前にご存じだった・・申すまでもありませんが。

うたも、シナや、中途半端な個性を目指していらっしゃらない。

言うまでもない、こういうことが、ご皇族の所以、だったのではないかと、思わせていただきます。



・laviniaさん


実は、生涯に10万首って、どういうものか考えています。50年、かけられたとして。

1年に2000首。絶え間なく詠みつづけないと、難しい量です。

発せられるお言葉すべてが、和歌の韻を持っておわしたのか。

あれこれと脱線しつつ考えたりします、しかし、もちろん量産可能な定型ながら、どっしりとみごとな天皇らしい、御製の数々。

明治天皇について、あまり知りませんでしたが、違うジャンルの御製も、と、ムズムズして来ましたね。

No title

すみません、華さんへのお返事の最後。正しくは「成り下がる」です。成り上がる、ではないのでした、お詫びして訂正させていただきます。

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やはり赤い口紅が好き。


ものすごく唐突ですが、私、口紅(だけ)はシャネルよ。(笑)。

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