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今日も元気でいましょうね^^

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うた日記  Ⅸ





手にとれば小鳥の羽根のかけらなり失せゆくものは風に吹かるる



頭痛にて目覚めし夜半の雨の音 後の世もまた寂しからむか



臥して聞く演歌の歌詞のワン・フレーズ忘れ難かる過去にかかはる



みいくさと声には呼ばふ島島に兵置き去りて敗れし戦



皇后がしたり顔にて詠みたまふペリリューの鳥を兵の魂(たま)とぞ



ひと気なき公園に揺れゐるブランコに乗るはさびしき北風ならむ



列車過ぎ警報止めば風の鳴るもとの冬野の踏切となる



生きながら果ててゆきたる冷凍魚なに想ひてし海底のこと



浄瑠璃のひときは高くお初いま死装束の帯の朱(あか)さよ
                        (曽根崎心中)






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2 Comments

ぶんこ  

KUON様
うた日記の更新ありがとうございます。

戦争のお歌…戦争を知らない世代ですが、テレビドラマや書物などで見聞きして当時の人々の心中を想像する事はよくあります。
どんなに恐ろしく悲しい事かと思います。
それでも実体験された方々には及ばない心情ですよね。

皇后様のペリリュー島の歌には、実は私も作為的なものを感じていました。
なにか、綺麗にまとめた歌に思えたのです。
短歌の初心者が恐れ多い批評で申し訳ありませんm(__)m

少しずつ短歌の世界を覗いていますが、魅惑されっぱなしで、とても作歌には至りません。
KUON様のうた日記はとても楽しみにしていますが、あまり催促してはいかんちゃ!と自制しています(^_^;)ゞ

2016/01/11 (Mon) 10:50 | EDIT | REPLY |   

KUON  

・ぶんこ さん。

うたも、作り慣れて来ると、きれいに形を整えて、ということは、出来やすくなって来るようです。

怖いことだと思います。

なんでそれを詠うか、ということが、ぼやけると、それも恐ろしいことですね。

なにかそういうことを、記事にしてみました。

2016/01/12 (Tue) 11:33 | EDIT | REPLY |   

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