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返事の中までKUONです。

  1. ことばのたのしみ
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秋の、お酒の、昔の恋の。




美智子さまのおうたは、洋装のご趣味と似通っているなあと思います。

過剰なデザイン、フル装備。

クジャクが、見て見て、こんなに私は羽根ひろげられるの、綺麗でしょう、と。

孔雀は、あの色彩が自然色で、子孫繁栄のための必要な「おされ」であるわけで。比較されたら不服かも知れません。 派手  華やかなのは、オスの孔雀ですけれどね。(笑)。

引き算の無い、前へ前へとともかく押して来られる迫力、ひ弱なお方とは思えません。歌集を手元に置いて、と、わたしには思い難いです、きっとご長命でいらっしゃるでしょう。

まっとうな天皇陛下のもとになら、皇太后陛下とおなりあそばして後、ご長寿、どうぞ、お保ちあそばされますようにと願い奉ったりもしましょ。

時の皇后陛下は、「外出もままならなくなったお方から、大切な侍女さんを引き離したり」はなさらないと思います。

皇后 紀子さまは。

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疲れた時は若山牧水です。


・かたはらにあき草の花かたるらくほろびしものはなつかしきかな

 ・かたはらに あきぐさのはな かたるらく ほろびしものは なつかしきかな


・吾亦紅すすきかるかや秋くさのさびしきはみ君におくらむ

 ・われもかう すすきかるかや あきくさの さびしききはみ きみにおくらむ



なんとも感傷的な、とも言えるうたですが、このせんちめんたるが、奇妙に心を癒やしてくれることもあります。

牧水は、43年の生涯を、ほぼ呑んだくれて過ごした、最後は肝臓をやられて、の、髭面のごついossannで。ロマンティックな風貌とは、どうにも、言い難い。でも、たくさん残したうたは、ろまんの心を誘ってくれる素晴らしいものが多くて。


・白玉の歯にしみとほる秋の夜の酒は静かに飲むべかりけり

 ・しらたまの はにしみとほる あきのよの さけはしずかに のむべかりけり

・さびしみて生ける命のただひとつの道づれとこそ酒をおもふに

 ・さびしみて いけるいのちの ただひとつの みちづれとこそ さけをおもふに

・かんがへて飲みはじめたる一合の二合の酒の夏の夕ぐれ

 ・かんがへて のみはじめたる いちぐゎうの にぐゎうのさけの なつのゆふぐれ



最後のうたなど、夏の夕暮れから秋まで、ずううっと呑みつづけて来てしまったみたいな感じで、選んでしまいました。爆笑。


・若き日をささげつくして嘆きしは このありなしの恋なりしかな

 ・わかきひを ささげつくして なげきしは このありなしの こひなりしかな



牧水の夫人は、しっかりとした方で、ご自身も歌人でいらした(息子さんもそうです)。

夫人に庇われ労わられて、牧水は、呑んで詠んで、だった気がします、若き日には激しい実らなかった恋が、ありました。

稔らなかった恋だから、ずっと心の底に残ったのでしょうか。

いい気なものだと思う人は思い、だからうたが噴き上げるごとく生まれた、と、感じる人も、それはそれ。

有名な次のうた。

一首ずつ独立したうたなのですが、歌詞のように唄われることも多い、感傷的、かつ、どんな年齢になっても胸に滲みる、潤いの戻る、まるで贅沢なこころへのゴデバ、みたいな。(笑)。いいなあ、と、うっとりとなる、うたです。私にとっては。


・白鳥はかなしからずや空の青海の青にも染まずただよふ

 ・しらとりは かなしからずや うみのあを そらのあをにも そまずただよふ


・いざ行かむ行きてまだ見ぬ山を見むこのさびしさに君は耐ふるや

 ・いざゆかむ ゆきてまだみぬ やまをみむ このさびしさに きみはたふるや


・幾山河越えさり行かば寂しさのはてなむ国ぞ今日も旅ゆく

 ・いくやまかわ こえさりゆかば さびしさの はてなむくにぞ けふもたびゆく



       うたのお供にここでは希望として「ゴデバ(ごでぃば)」ですが、

        お好みにより、チーズとか、 海老せんべいとか

       焼酎とか。モヒートとか(笑)。いかがでせうか。(笑)。

       

      







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  1. 2015.10.25 (日) 22:36
  2. URL
  3. 長屋の爺
  4. [ edit ]

無断で借用しました

こんばんは

事後承諾というか、無断でブログに書かせてもらいました

不都合な個所がありましたなら、即刻削除いたします

絵も描けなければ、唄も唄えない、文も拙いし、和歌もわからない、ナイナイだらけの爺のお願いでした
  1. 2015.10.28 (水) 10:58
  2. URL
  3. KUON
  4. [ edit ]

長屋の爺さん。

不都合どころか、ありがたい、嬉しい、ちびまる子ちゃんの漫画なら(ご存じですかね~(笑))顔が、ぱぁああっと輝くような嬉しい一瞬でしたよ。

888888。拍手数。その瞬間を、偶然見られて、画像に残して下さって。感謝です、本当にいいことありそう、と思った。今も思ってゐます。

その数字のことを、ブログを読んで下さる方々の思いの集結のかたちのようだ、と書いて下さったのも嬉しいです。

本当にその通りです。

この場をお借りして、このへたれブログを御読み下さり、拍手ぽち、を、して下さるすべての方に、お礼を申し上げます。

今後も、してあげよ、とお思い下さったら、拍手ポチ、お願いもうしあげます。

      秋天の朝に。KUON。

ちなみにわたしは、カラオケ大好き、会員は極少ですが、ファンクラブもあります、唄いたい病も重傷の(笑)者です。

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プロフィール

KUONの久遠

Author:KUONの久遠
     ・・・・・・・・・・・・・・

四十年以上住み慣れた奈良の地を離れ、海の近くへ越してまいりました。

海の見ゆる高層の部屋に耳遠き
夫(つま)とふたりの暮らし始むる

明確に、残生を意識します。余分なあれこれはもう要りません。
シャネルの赤いルージュは変わらず。生意気なままの私でいたい、いようと願っております。

    ・・・・・・・・・・

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