KUONのブログへようこそ。

ブログタイトル変えました。中身は変わらずKUONです。




書きかけて中途で急用のため外出、タイトルも無い記事をアップして失礼いたしました。

フィクション混じりに、私の望む「静かな暮らし」に触れたかったのでした。

ちなみに私は、文中のごとき雅な立派そうなお家の住人ではありません。(笑)。

文章はイメージです、ということでした。

失礼いたしました。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


さようにございますよ。

何もかもがいつも変わらない。

今日の続きは今日と同じ明日だなどと。

わたくしには思えません。

わたくしの母親はあの町になど、ついぞ行ったことのございませなんだ。

あの日、あの町におりましたのは、いとこに会いに。

嫁いで食べ物の無かった仲良しだったいとこに、母は、お芋を持って行ってやりたかったのでした。

ちくちくと縫い上げたりゅっくに、お芋や、干したずいきやしいたけや、取りのけておいた新しい手ぬぐいなど、それを、いとこの喜ぶ顔の見とうて。詰めて。

運んでまいりました、ひとばん泊めてもらって、帰るというその朝に、ピカにやられたのでございました。

命からがら戻って母は、驚いて迎えた己が夫にのみ、こしゃこしゃと見たこと少し伝えて、あと、言葉を失くしました。その日のことは黙り通して生きました。

さようでございましたよ。

戦の終わった翌年に、けっきょく三日間だけこの世の空気を吸った男の子を生んだ。

母の、はじめての、さいごの、男の子でございました。

あ〇くら・ゆきお。

男の子を産めない身を、責められ、嘆き、そしてようやくに授かった子にはございましたが。

母の「ゆきおちゃん」は、おへそから赤い大切な血をしたたらせ続けて、死んでしまったのでございます。

まっしろいまっしろい赤ん坊だったとのことにございます。



どこでどのような目に遭うやら。

わかりません、知れませんのでございます、にんげんには。

待ち合わせたわたくしの目の前で、酒に惑ったやからの運転する車に、ぽおおんと跳ね上げられて。

どしゃんと路上に叩きつけられて。

そのままだった人がおりました。

ながい指、振り向くひねった背筋の、美しいおとこにございました。



ながく、平和に、いま、暮らしを立てておりまして。

鍵をかけずに眠る夜も、多々ございます。

おとなう方のいらしますれば、笑顔にて応対いたします。



春にははらりほろりと花びらが、踏み石いくつに舞いこぼれ、雨に打たれて貼りつくとても、乾けばふたたび舞い上がる。

ブリキのばけつの中の花筏のさざなみ、わたくしに訪れる最後の春まで、見たいと願います。

夏にはテラスの上方に湧き上がる入道雲、デッキチェアに見上げる、雲は真っ白、分厚く真っ白、やんまの羽根がきらきら光る、夏の帽子は大きくて白いがよろしゅうございます。

わざとの誂えに、庭の隅にコスモスを咲かせて、風の行方をたどる、秋の夕暮れどきのたのしさ。

冬はストーブの上に滾るおやかんの、湯気のまわりのその向こうの、硝子戸超しの空を、ほうと眺める、毎日眺める、眺めて飽きない空を、日々の暮らしの中に、もって。



話し合いなどてんから通じないなにものかが、押し入って来て、

挨拶などのあろうまいことか。

ずかずかと上り込んで、土足です、

幾重にも塗を重ねられた何代も大切に使いて来たる、らでんの卓に、

泥の乾いてばぎばぎの靴をどかんと上げてドスと置いて。

どこでどう、まとって来た泥やらわからず。それとしても訪ない来られたお方ならばと。

ようこそいらっしゃいました、さ、お茶などいっぷく召し上がりませ。

思うを控えて口にのせます口上、鼻水こぺこぺとこびりついたる鼻先にて笑い飛ばし。

こころこめて淹れたお茶の味もわからねば、苦いの渋いの顔をしかめ、卓上のもの荒々しく凪ぎはらって、



明日よりはこの国の言葉を使うならず

いちりんの花、ういういしくかざることも無駄にてありと。

もののあはれにうたれては、胸のうちにて指をおり、うたの幾つも思うべし。

月を見上げて月を詠む。

花の無ければ憧れの中なる花を詠み。

せめてこころなるものを、空に放つ、わたくしのこころは自由にてございます、どこにでも飛んで参ります。



さなることすべても不要なり、にほんじんは日本人やめるべし。

日本の水はすでににほんじんの水にてはあらず。

手を洗うことも知らぬ、謝罪をなどおもってみることもない、求めることはしっておるとか。


そのごとき何かが、来ようとする、

そのごとき日が、近づいてこんならば。

わたくしに、

おとこのひとの理屈はよう、わかりません。

ただわたくしの、願うには。

願うには。










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んんん。

ヒミツのコメントさん、ありがとうございました。

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やはり赤い口紅が好き。


ものすごく唐突ですが、私、口紅(だけ)はシャネルよ。(笑)。

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