KUONのブログへようこそ。

ブログタイトル変えました。中身は変わらずKUONです。

かまとと



昨日、書き始めた「へいかの恋」なる記事は、自分自身のアタマや気持ちの整理のような感覚もあったと思います。

続きへ行けるかどうかは、アタマの中の整理の状況によるかもしれません・・・とにかく。

今上は。これ以上考えられないほどに望まれて生を受けた方だとは解る。古い家のことであれば(当時は一般のちょっとした家でも)、正式な妻に授からなければ、側室が男の子を産んだ。側室というほど大仰でなくても、2番目3番目のオンナが子を産むのは普通で、それは「いい」ことだった。

父親の血統が繋がることが重要だった。産む女はそれなりであればよかった。

昭和帝は、皇女ばかりをあげられる皇后に不安を募らせる周囲が側室を勧めるのを断り、

「良子(ながこ)がいい」

と仰ったと伝わりますが。

お雛様みたいなお顔の、おっとりしたツマを昭和帝は、こういう言い方でいいのかどうか、心安らぐ伴侶としてアイしておられたのでしょう。お母さまは猛烈なお方でした。戦中も戦後も、ガンガンやられて昭和帝は、お母さまが苦手でいらした。

良子さまは、文字通りお姫様でいらした。ここで言うお姫さまは、武家の娘の意ではないとさせてもらいます。

お姫さまは、基本、何もしないでもいられることが、大事なこと。

目覚めて、人の手に髪のことも化粧も身ごしらえも委ねて。立ったり座ったりしているうちに、

目の前に膳をしつらえてもらい、食べ物を口に運ぶくらいのことはして、その結果もよおせば、運んでくれる漆で塗られたりしているハコの中に、知らん顔して落として。後始末も人手に任せ、ふたたび庭の方に視線を戻して。

鶯やメジロや。ちっちと鳴いて黒い実赤い実ついばんで、黑い丸い目を向けてきゅっきゅと首を傾げる姿を見れば、あら可愛らしい。

周囲にはべる皆、右に傾ぎ左に傾げ、おほほ、おほほと時は過ぎて、そういう毎日が「当たり前」なのが、おひめさま、なんだろうと、ワタシは思う。

ご夫君を持たれても基本は変わらず。

身の回りの世話などは、係の者がする。ネクタイを選んで出したり靴を磨いたりなどは、はなから妃のつとめにあらず。

ねやのことなども、無関心な方が多かったであろうと思う。無関心でも宿れば子は産んで。

ともかく。産んでしまえば後のことはこれも人任せ。丁重に誰かが育ててくれる。

普段言う、母性だの何だの。あれの多くは仕組まれたもの、あるべしと錯覚させるためのある種のおとぎ話。

お姫さまにとっては、子のことだってそうであろうと私は考える、まさか憎くはあるまいが。どこかよそ事。

5人目に男児。日嗣の皇子を生み終えて、良子さまは、安堵されただろう、ホッとされた、おそらく、けれど、それ以上の強い思い入れの感情には、遠かったのではないかと。

薄い。淡い。濃くない。そういうものが、お姫さまの、日常や周囲の人間に対する感情生活ではなかったか、と。

昭和帝は、それが「よかった」のではないか、と。

いいもいいくないも。帝は、そのようにあろうとなされたのではないか、と。

今上は、そういった母親を持ち。ものごころついた頃に戦争。疎開の地では餓えも知り、11歳での国の敗戦の事実。

生命の危機を感じなかったはずが無い。

何もかもが激しく変化した。いのちは取られないで済んだようだ。

そのうちいきなり、異国の女性教師がついた。クリスチャンの女性であった。敗戦国の皇太子は、抗えませんでした。

その年頃の4年間は重く長い。

・・・なんていうことを、つらつらと考えて。ぐらぐら揺れ続けた少年から青年時代。で。

今上が持たれた、自分の「家庭」に、思いは及ぶわけです。

初めから今上は、妻・美智子さんに、勝てる自分では無いことを自覚しておられた。

彼女は賢く、なかなか自分(皇太子)に対して屈しない自意識高く闘志にあふれた女性であって。

反対された結婚とはいえ世間は味方(だったということで)、御所にキッチンなど設けて手料理を作ってくれる愛しいツマであり(フレッシュジュースだけ、でも、嬉しかったには違いない)、結婚の翌年には長男を産んでくれたし、一度は可哀そうであったがメゲずに次男までも産んでくれた、仕上げに、娘である。言うことないです。

カイガイへ行けば美しい和服姿を絶賛されるツマ、国内でも大歓迎を受ける。

どうも母后とはウマくなかった・・・が。皇太子の位置は盤石。気にすることでも無い。

皇太子が妻や子らと営む家庭、マイホームを、その様子も何もかもそのままに受け入れてくれた、あの「時代」。



・・・良子さまは。ここでワタシの考えを少し。

外国だの国内だの。飛び回って笑顔を振りまき、気の毒な目に遭ったひとびとに手を差し伸べ、深くうなずきながら「ともに悲しむ」ことまでやっている皇太子妃を、理解はでき難かったと考える。

なんで、あそこまで走り回っているのだろう。

良子さまは、どこでも誰に対しても、特別な感情をこめた対面を、なさらず過ごされた。

共感や同情の気持ちも、表には出さない。

出せば。必ずそこには、不公平、と見る目を持つ人々が感じるモノが、生まれます。

どちらにもどこにも傾かないで。偏らないで。

貴賓は、すっくとまっすぐに立っている。日によりところによって分量も向きも異なるに決まっている感情などを、あからさまにはしない。

お姫さまは、感情あらわに人と接したりはしないのだ。アメリカで、可愛らしい時計をプレゼントされてニッコリ、とはなったけれど。

誰をも「特別なあなた」にしない。

それが、お姫さまでいらした良子さまの生き方であられただろう。

名誉職はあった、確かに。皇族としての場はあった。そんな場に、思い入れたっぷりの顔は、ふさわない。


「長男のヨメ」は、走り過ぎ、感情をもろにし過ぎ、子らとの時間を衆目に晒し過ぎ、ご立派をアピールし過ぎて。

良子さまには「よくわからない」お方なのでは無かったか。

開かれた皇室ですと?。

戦争に負けたから?。

開かれると、こういう風が吹くものなのか。なんぞと、まさか、高貴なる御身が、皮肉などは胸にお宿しにはならなかっただろうが。この部分は庶民のおんな・KUONの自虐的な皮肉でありますが。

・・・礼宮は可愛い。天真爛漫で、賢い。ちまちましたこすからい、母親みたいな誰にでもどれだけでも、の気遣いはしない。たっぷりとして豊穣。若さのゆえの暴走は、もしか少しは、あるとしても。

鷹揚な。おおらかな性質であると見うけられる。

お上も、礼宮を愛でておられる。

浩宮はどうだ。

浩宮は。庭に来る小鳥たちにも似ていない。

自ら餌をついばもうとはしない。

口をぼんやり開けて待っている。それだけの愚鈍な鳥に見える。口を開けて待っている鳥は鳥ではない。

餌を与えた者に目を配ることもしない。

人目に晒し過ぎている。

その器には、とうてい見えないものを。たまらないように大げさにして、見せて、愛着の念もあらわに両目に宿して不出来な子を見る、皇太子妃の自己満足も、あそこまで行けば、いっそいずれは自分の首枷になるのかも知れまいよ。

ものを言いすぎる。さかしげにし過ぎている。

・・・初めの御子が皇子であった。

その皇太子妃に、良子さまは、大切なことを少しだけ、おっしゃった。

「立派な天皇になるように育てなさい」

妃は答えた。

「天皇の前に人間として立派に育てたい」

と。それ以上言えば、妃は「傷ついた」であろう。

[苦しく思った」であろう。

だから黙した。東宮家のなさるようになさるのであろう。

良子さまは、そんな風にお感じになられても。

黙って美しい絹の糸を、繰り続けておられたのだろうなあ。

一の皇子さまはツマに、完全に絡め取られておいででした故に。


・・・・・・あららら。こうして書いて行くと。

不思議です、書いて行くと何かまとまって来て。今日は、こんなことになりました。

わたし、美智子さまが、キライなのでしょうか?。

そういうことでもない気が、するのですが。

新しい皇室(笑)の妃殿下は、のったり、ゆったり、組紐ざんまいと言う訳にも・・・行かなかったでしょうえね、と、私ごときに、皇后陛下は、庇われたくなんか、ないでしょうねえ。

日本は、あの戦争に、負けたのですね。

皇室は潰されようとした、が、即時には潰せなかった。

また、書き続けるかも知れませんし、他の事に飛んで行くのかもしれません。

いいかげんなことを言うつもりは無く。

愕然と気づいてしまうことが、多過ぎて。アタマん中はけっこう、混乱します。

自分が「美智子さま嫌い」だったなんて・・・信じられない、と言ってしまえば。年甲斐もない、ヤらしい「かまとと」ですよ。

このまま、今日の記事とさせていただきます。

まさこさん?。

そんな人、おられましたか? どなたですか? って話です。





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コメント

かまとと

その人の身になりきるという事は、時代背景と共に想像力を駆使してイメージする必要があり、
そうすると理解出来る事柄がたくさん出てくると思います。
閉ざされた皇室の内部を垣間見る事が出来るようで、毎回楽しみに読ませて頂いてます。

心根

「ミッチーブーム」とも呼ばれたという美智子さまのご結婚は、まさに、「現人神」の天皇から「人間宣言」の天皇へと変わりゆく時代の象徴でもあったのでしょう。そこにあることが「有り難い」皇室から「国民と共にある皇室へ」。一憶・総中流と言われた経済成長の時代は、まさに日本の新時代の幕開け。戦後の皇室外交が背負わなければならなかった責務の重さは、そのまま、日本の「平和的な発展」の評価へとも繋がるのでしょう。自ら「意を決して」皇室へと嫁がれた美智子さまは、「民間」と「皇室」の微妙なバランスを持ち前の賢明さと思慮深さで保ってこられたともいえるでしょう。

ドラマであれば、たとえば「花子とアン」。自伝的なものであれば「徳川慶喜の子供部屋」などに見ることが出来るような「お姫様」が存在した日本は本当にそう遠い昔ではなく・・・今でも、80歳代や90歳代の方から、「書生さん」・「お女中」・「運転手」・「お屋敷」などという言葉は、懐かしい思い出とともに生き生きと語られます。

皇室の在り方とその意義が、時代とともに変わるのであれば、まず「変わらないもの」・「変えてはいけない事」は何かを見極めていきたいと感じます。と、同時に、「国の象徴」としての天皇が、「日本国」の在り方を示すのだということを私たちは改めて理解しなければならないと。「勤勉」で「つつましく」・「清楚」、「礼儀正しく」・「和を重んじる」そのような日本人の「心根」を受け継ぐ皇室であってほしいと思い願います。

リドミンさん。

初めまして、ようこそおいで下さいました。

私の趣旨をご理解いただいたようで、嬉しく読ませてもらいました。また、ご感想などお寄せいただければ、とお願い申し上げます。

勿忘草さん。

お書き下さったミッチーブーム、ご成婚の年、私は小学校の3年生でした。美智子さまは大スターでいらっしゃいました。多くの伝説が生まれました。

当時の雰囲気を肌で覚えていますし、今回も自分流にいささかは調べて書いております。仰せの事は、美智子さまのことも何も、知っていてあえて、尚、書いているつもりですし、そのごとくも記しているつもりです。

皇室の意義と在り方についてのご記述も、まことその通りと常々感じている次第です。

現実がそうでないから、冷や汗かきかき、愚かなブログ文を書いているのだと、自分としては解釈しております。

懐旧の念や綺麗ごとの論を書いているつもりはありません。

良子様のお立ち場で書かれた本日の記事を拝読していて、太宰治の短編の中で、私が好きな「お伽草紙」に収められている「浦島さん」を思い出し、古い色の変わった文庫も残してあるのですが、電子書籍の中にも入れてあるので、さっそく読み返してみました。

こうやって素直に思うに、周囲の方にとって、美智子様は、めんどくさいお方であったろうと、思うこと大です。
下から見上げる、わたくしたちが感じるめんどくささと、は、若干別の、猪口才な、といった目線で見られてもいたし方なかったのかな、と思います。
それを苛めと解釈されるご本人の気質でしょか。

私も美智子さまが、キライなのでしょうか?
私もそういうことでもない気が、するのですが。

多面体と言っては無礼でしょうが、色んな角度から見ると、見え方が全く違ってくるお方ではあるのですよね。
良子様がまあるい珠のようなイメージであったのに比べて。


モッコクさん。

太宰治。御伽草子。浦島さん。

ああ、あきません。酔っ払います。浦島さんの亀の魅力的なこと。

サングラスして煙草くわえて、三人乗りくらいの舟に寄りかかって遠い沖の方を見ている・・・のが似合う、亀さんみたい。

これもさっき、シチューのしあげしながら、ばーっと読みなおしていて・・・この亀に惚れてしまいそうになり。

やばいやばい。

あれだけしっかりお仕事なさって。超人的な努力の方で。並でない方・・・でも、可愛げのない。

人って(この際はワタシ)、調子に乗って、むごいこと平気で、言うもんだと、思いました。

本当の「貴人の迎え方」などのフレーズ読むと。もう一回、読みたくなってます。じっくりと。

そして、困ったことに、ろくでなしの書きたがり屋のワタシ、に、なりたがってウズウズしてる自分に気づきます。

あ~。これからいっとき、デカダンって世界に遊びに行きま~す。タダしい世界はまっぴらだよ。ちょっと離れて遊びます。さんきゅ。

KUONさまこんにちは。

正月の嫁業務、遂行して参りました・・・と言いたいところでしたが。
帰省最終日(っていうのかしら)の朝、目覚めたら首に激痛が・・・!

戸を開けて、一歩踏み出すにも首に激痛!!!
服の脱ぎ着でギャー!
茶碗を洗っていてもギャー!

義母が「あんたは働きすぎだから、休んでなさい。」と言ってくれたのでそうしました。

帰路の車中、後部座席に座っているだけでも耐えがたい痛み。
加速しても、カーブを曲がっても、ブレーキかけても、えもいわれぬ痛み・・・。

その日のうちにかかりつけの整体の先生に連絡して診てもらい、施術してもらいました。

頸椎の一部があらぬ方向にずれていたそうです。

どうやら実家の寝具が合わなかったらしい・・・・・・。
先生曰く、ものすごい力がかからないとこんなに頸椎がずれたりしないそう。

でもおかげさまで、今はだいぶよくなってきました。

布団に横になるのすら困難な頸椎の痛み。

皇后陛下がティアラを付けられない、わかる気がします。
耐えがたいです、あの痛み。

でもわからないのは、あの痛みがあって、テニスはできないと思うのです。
私も以前おけいこ程度にテニスをたしなみましたが、テニスってハードなスポーツです。

だからティアラがつけられないけど、テニスはできますって、なんだかよくわかりません。

ベルギーまでの飛行機だって、頸椎の痛みがあって、
ご高齢でしたらかなりの苦痛を感じられたのではないでしょうか?

KUONさまや皆様のコメントを読んでいるうちに、皇后美智子さまっていったい???
?だらけになってしまいました。

皇后美智子という女優なのでしょうか。

ひろおんぷ さん。

ヨメ業務ほぼ完遂。お疲れ様でした、よく頑張られました。  お褒めします、って言葉がありましたね~。

お義母さんが「あんたは働き過ぎ」と言って下さるには、よほどよく働かれたのでしょう。いい子いい子、撫で撫で~あ、逃げないで~。(笑)。

頸椎がずれた。ぞっとします。私も、椎間板ヘルニア、頚椎ヘルニア、どっちも経験し、いても立ってもいられない激痛を知っとります。少しマシ、よかったです。頸椎たかが一個で、全身が痛みに支配されますものね。

…美智子さま。あまり書くと、えらいこと叱られる。叱られるのは承知ですが、どこが心が痛むのは、他の方に、私の思いが移ってしまうよな~、ってとこです。

でも、丁寧に、敬意は保ちつつ(雅ドンと違い、敬意も十分、身内に残っていますので)書いて行こうと考えています。

テニスはハードなスポーツ、納得です。クビが痛くて、ああは走れんやろう、と愕然としたあの日の美智子さま。

ピアノ椅子に座って、両手でピアノを弾くことも、首が痛いと大変です。

おできになるのは、喜ばしいこと。あのご高齢でのおつとめは、本当にアタマの下がること。

それが、申し訳ないありがたい、に、素直につながらないのが、気持ちにひっかかるのです。

あの使えない(病気で、とは言わせたくない)皇太子妃を「お庇いになって」としか思えないお姿を、さらされているのが。

こちらは、それを、おいたわしいと、見ているしかないのにね、と。

イラッとする。本当に酷い、イヤな自分であると、思わなきゃならんのも、イヤなんだと思う。

私たちには、どうも出来ないんですもの。公人のありようとして、どうよ、とも、思う。

いろいろ思います。

もう冷やす時期ではないのなら、温めて、楽になって行かれますように・・・。

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