FC2ブログ

KUONのブログへようこそ。

返事の中までKUONです。

  1. ことばのたのしみ
  2. tb: 0
  3. cm: 4
  4. [ edit ]

ⅩⅣ  ことの顚末   ごしょ

           今日の一首  「 びっしりと山を埋めて立ちながら北山杉は個々に天衝く 」


お案じ申し上げておりましたひでんかが、今宵も更くる頃、夜陰にまぎれて、お帰りになられると知り、どんなにか安堵いたしたことでございましょう。

何か知らされていないことがある、お尋ね申すことも叶わぬ何かが、とは、おそれながらとうとの森の奥深き、このごしょの、一介の職員というよりなき身の、せめてもの慎み。聞かせたまわぬならば何やら秘めおかんことあるべしと、お腹のうちに含み置いて、ご帰還かないますひでんかにご不自由の無き心配りを、とて、昨日は。

一日かけてお掃除を。待ちに待ったるご命を拝して常には入るが許されぬひでんかのご私室のドアを、まずは開け放ち、ゴホッ、ゲホッ、失礼致しました。

昨日の埃が引っかかっておりますか、未だにのどの調子が悪うございます。

いいえ、お部屋がきたな・・・いえ、きれいでな・・・いえ、そういうことでなく。

そういうことなのですが。

とにかく。

お帰りになられるならば、空気なりと入れ替えて。

お布団なりとお日さまに干して・・・ゴホゴホゴホ、ごめんあそばせ、毛布もお日さまに当てて、ぶほっぶほっ・・・シーツは洗って・・うう、うが、ウギウギ、いいえ、意味はございませんゴメン遊ばせ、グレイがかって見事なる変色をお遂げのシーツのそのうちに。

丸く小さな焼け焦げのようなものが幾つか、かなり、たくさん、見つかってしまいました、のでございますれば、役上の方にご相談をせねばならぬ慣わし。なれば即答にて、新しいモノをお渡し下さいました、古いシーツの処理は任せるとのご命なれば、とうとにて厳しく定められております半透明のゴミ袋。に、納めまして出しました。はー。

枕。これもなかなか。なかなかでございましたよ。詳しくは申し述べずにおく所存にございます、、夕食までにはまだ、かなりの時間を有すと申せ、思い出しますれば・・・リアルに・・・公務員のはしくれとして日々つとめまいらして、ささやかなる禄を食む身の小さな幸せタイム。終業の後の楽しみの一食、そのひとときに、何らかの影響の出ますこと必至。まして今宵は、学生時代の仲良しと二人。月に一度の「おいしいもん食べ」の日。平凡なる身には大切な一食でございますもの・・・。ももんが焼き、食べ行く予定ですの。

枕について。わたくしは思い出さない方がよく、あなた様もお耳に触れずおらるるが得策と存ずる話題にございます。

交換しました。即決にてございました。枕。

掃除機は。わたくしの体力にては荷が重く。若くハツラツなりて恐れ知らざる新規の者の手に、託しました。

ひでんかのお部屋の床に、掃除機をかける。張り切って始めておりましたよ、あの二人は。

詳しくは存じませんが、昨日は早退を許されておりました、その二人は、そうでしたの、ええ。

わたくしはその間、その場を逃げ離れておりました。灰皿にこびりついた何やらかにやら。こそげ落とさんの試みに、建物の外、外水道(そとすいどう)のあたりに、出てまいりましてございます。

縁の一部分が欠けておりますのは、うすうす、解っておりました。灰皿とはいえ、尋常でない扱いを受けますればダメージも。そうでございましょう? 。

つづまりのところ。ガラスの分厚い、カットの大きな巨大な灰皿、その大きさのなくば用の足せざる故に、聞けば多くは会社の事務所などに備えらるることの多いとやらのタイプを、ここにては・ひでんかのごじゅだいの後には通年、使ってまいっておりまし・・はい、あの灰皿は、昨日を一期として、役割を終えました。

処分されました、燃えないゴミの区分ですわね。

はあ? その灰皿に、何かの意味があると、仰いますか? 。

・・・お答えのし辛いご質問でございますね・・

公務員は一に誠実、誠意、部署に対しては勤勉、フリーのジャーナリスト等に対しては貫徹の無視、と、なってはおります・・ので、あなた様に対しても、わたくしがここで取るべき態度は、無視? そういうことになるのでございましょうか・・・。

悩みます。苦しゅうございます。誠意をもって真実なる心で人に接するは、わが幼きみぎりよりの父祖の教え。いわば家訓のごときもの、その家訓を、やすやすと破るはわたくしの・・・

では。こういたしませぬか。

あなたが、ご自分の言葉で、私に、何やらを聞く。

具体的にお聞きなさるのです、私に。

して、わたくしは、首を明らかに横に振って、いいえ、とはっきりと「否定」するか、否定はせずして、黙してじっとあなたの。

わたくしの意気に感ずる心を起き上がらせておしまいになった、フリーの、寄る辺なき、鼻息で飛ばされそうなちっぽけなそんざい、としてのあなたの、こんしんのきしゃたましいに・・一瞬、打たれてしまいましょう。

いいえ。心配は御無用のことといたします。ご案じなさいますな。

わたくしは定年間近。こつこつと営々と、わたくしなりにおつとめを続けてまいって幾星霜。

ここで私的な感慨を述ぶるは避けましょう、ただ、なんで、このようなことを為すには、わたくしなりの思いがございます。

あなたと変わりません、わたくしも同様、何の力も持たず、いま少しの後は去りゆく身。

さ。質問をなさいませ。お受けしましょう。時間はごく僅か、時が過ぎれば互いに、申したとも聞いたとも。袖振りあったとも気づかざる仲として。

おわかりですね、お若い方。

あなたのような方の、お仕事を、ここ去って後も、世の隅のいずこにてか、お見守りしていたく思うのです。

この国を。のっぽんを。大切に思う同士。ほんの刹那の同志となりましょう、あなたとわたくし。

あのお方は、のっぽん国のおためになられません。初めてこのことを、口から出しました。

本当に、想いつづけておりましたことを・・・記者さん、お礼を申します。




・・・灰皿は、宙を舞ったか、ですか。

それが、まずのご質問? 。

お答えは。・・・。次、おありならどうぞ。

次のご質問?。

・・・それは、でんかが、お一人であの、かの国へ発たれる前夜の出来事だったか、と? 。

・・・・・。

ひでんかは、そのことを気になさっていたかって? でんかのおでこにぶつけてけがをさせたことを? すまなそうに、とか? 。

いいえ。

いいえ、でございます、若い記者さん。そのようなことは。

ここでは。以下の言葉は控えましょう、わたくしは。胸が詰まってまいります。


あ。時間がまいりましたようです。お立ち去り下さいね。お構いもしませんで、おぶうもあげませんで。。お気をつけて、お出になられるがよろしいですね。

え?。

は?。

ひでんかは、このたび、どこから帰って来られるか、ですか?。

・・・。

そのうち、漏れることでしょう。ここにも、わたくしのように、虚しい思いでつとめをしている者は、以前と比べても皆無では無くなっておりますからね。

さようなら、若い記者さん。お仕事にお励みなさいませ。

ひでんかは。俗な言葉で言いますと、ね。

夜逃げ、って言葉がございますしょう?。

その反対。それですよ。

夜帰り。



                                     続く、です。





スポンサーサイト





  1. 2014.02.18 (火) 19:35
  2. URL
  3. やまのこ
  4. [ edit ]

夜帰り

夜逃げの反対
はー ため息が出ます

わざわざスキーに行かなくても
お庭で十分遊べそうですよ~
先日の雪景色を眺め そう思いました。
無事帰宅+風邪でぼー です。
  1. 2014.02.19 (水) 00:43
  2. URL
  3. shibafune
  4. [ edit ]

以前より貴女の皇室問題などのブログを拝読しています。去年までの短いながら冷静なブログ記事が好きでした。
  1. 2014.02.20 (木) 08:35
  2. URL
  3. KUON
  4. [ edit ]

やまのこ さん。

大変な旅だったとのこと。わが庭にさえ、20センチほどもの雪が積もりました。京都もどうやろか、足元同やろか、と、近くへ来ておられるのしっていたので、お案じ申し上げておりました。

でも、楽しまれたと思います、珍しいたっぷりの雪景色・・・ほんまに。お友達と。ね ! 。

ひでんかは今、お嬢様の卒業に向けて、大変ナーバスになっているらしいですね。そういう気持ちって、思春期の女の子には当然伝わる。幼い頃のように、合谷あたりをツボ押しして笑わせたり出来ない年齢になって来て。

常に思うことですが、外でどんな大業を為す人でも、家族との関係を保つのは難しい。ぜんぶ見られているから。見せているし。

あの親子関係がどうだろうとどうなろうと、知ったことでは無いし、ブーメランが戻ることを楽しみにしていると、ここまで来たらはっきり言いたいです、が、家族の中のことは家庭内の問題で収めて、いいかげん、あのムサクルシイのは引っ込んで頂きたいと熱望します。

私も去年暮れから、小康状態になってはぶり返し、しています。しつこいように思う今年の風邪。

存分にボーっとされて、しんどくないように、なって下さい。これは、本気で熱望、です。

お大事に。もーレツはまた、治られてから。

  1. 2014.02.20 (木) 09:06
  2. URL
  3. KUON
  4. [ edit ]

shibahuneさん。

コメントを下さり、ありがとうございます。

読んでいて下さったことにも感謝申し上げます。

>>去年までの、短いながら冷静なブログ記事が好きでした。

と、仰っていただくのは、今の「創作もどき」は、う~む、ということなのでしょうね。好いていただくか否かは、ご本人のお心のうちのことで・・・けっこう、最近、そういったお声もいただきました。全く気にならない訳も無く、むむ、そうなのかあ、とは、思います。

どちらにせよ、がんがん書いて行けるタイプでないので、ひとつ書くのに記事でも創作もどきでも、2時間から半日くらい、費やします。なんでこんなものに~、と、思われるかもしれません、が、笑。実際そうであって、今は、他の方への返事にも書きましたが、書きたいモードに入ってはいます。考え込むことでもありますが、自分のブログなので、やはり、やりたいようにやって行くんだろうと、思います。

主に東宮ご一家を見ていて、過去にあったことごと、とんでもないこと多々あって、今もおそらく、そうでしょう。これからが本番、あの方々がどんな風に行かれるか・・・国民として他人事ではない。こうだった、ああだった、ひどいわねえ、とか言いながらも、どんどん日々は流れて行き、畏れ多いことを書きますが、いざ、いったんそうなれば、このままでは、あの夫婦がその地位に就く。つく以前に、先達方が案じられるように、即位の式に臨むさえ、どう考えてもムリではないか。そうとしか思えず、あの方々は今では、それまでの時間稼ぎ(下品な言いようでごめんなさい)に入っている、として・・・どうしても、胸が静まりません。

ブログと、創作もどきとを分けて、とも考えましたが、不器用と言うか、それは私はしないと思う。一点にしか集中できません。若いころプロの物書きを続けられなかったのは、このあたりかな。

今はもう、そういうことで自分を縛るモノは無いので…エラソーに言ってる、どっかのおばちゃん、で、いいのです、書きたいようにできればそれでいい、ブログ読者が減ってしまっても、残念です惜しい、悲しいけど、受け入れなければ。ん。

ただ、創作の中では、随分思い切った表現も可能であるのは確かでしょう。

本当のお気持ちを書いて下さったことには、本当に感謝します。ありがたいです、これは本当です。

しかし、おそらく自分がこれで行きたいと思ううちは、自分のその時書きたい形で、進んで行くと考えます。

それを、どう判断されるかは、ワタシからは何も望み得ません。実際に、拍手の数も減っています。笑。

カウンターの数も減っているようです。泣。

仕方のないことです。

自分のリアルな現状(仕事も家族も大切にしながら)の中で、書きたいことを書いて行く。それが私のこのブログで、内容は、自分でできるように、、それでしか無く。

ここまで、と、ある日、なんらかの気が済むまでは、やりたいようにやって参ります。

今のKUONとしては、素直に、そう思っています、ということです。

やりたいだけは、やります。

好きでした、と、過去形で書いて下さったshibahuneさん。

本当に、ありがとうございました。



 管理者にだけ表示を許可する
 

trackback


ブログカウンター

プロフィール

KUONの久遠

Author:KUONの久遠
     ・・・・・・・・・・・・・・

四十年以上住み慣れた奈良の地を離れ、海の近くへ越してまいりました。

海の見ゆる高層の部屋に耳遠き
夫(つま)とふたりの暮らし始むる

明確に、残生を意識します。余分なあれこれはもう要りません。
シャネルの赤いルージュは変わらず。生意気なままの私でいたい、いようと願っております。

    ・・・・・・・・・・

プロフィール

KUONの久遠

Author:KUONの久遠
     ・・・・・・・・・・・・・・

四十年以上住み慣れた奈良の地を離れ、海の近くへ越してまいりました。

海の見ゆる高層の部屋に耳遠き
夫(つま)とふたりの暮らし始むる

明確に、残生を意識します。余分なあれこれはもう要りません。
シャネルの赤いルージュは変わらず。生意気なままの私でいたい、いようと願っております。

    ・・・・・・・・・・