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返事の中までKUONです。

  1. ことばのたのしみ
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ジャムのかなしみ  一。

追加の予告。地球の日本に起こらないことが、「おきゅう」の「のっぽん」国に起こらない保証はありません。

マリー・アントワネットは、自分の首がああなってしまうなど、予想もしなかったと、テヘもの書きの「くおん」は、感じております。

花に嵐のたとえもあるさ だいせんじがけだらなよさ。寺山さんがうたってた・・・





毎日お日さまが昇り、お日さまが沈みます。ペンキの剥げた木椅子に掛けて、暮れて行く空を見ている時、わたしは、天動説を信じる人になっているようです。。


地球と呼ばれる星。宇宙の闇に浮かぶ青く美しい水の星。その地球そのままを何もかもそっくりにマネっこしているような、知られざる星があります。

おきゅう。それが、その星の名です。

この小さな物語は、ちっちゃい☆「おきゅう」の、のっぽん、なる国、地球と同じく四季の彩りに恵まれ、真面目で嘘の無い人びとが生きる国の、ある時、ある日のある時間帯に発生した悲劇をもとに「テヘもの書き」とさげすまれる、おきゅう人「くおん」が、テヘテヘとつづった、何の役にも立たない物語にてございます。


  シリーズⅧ  ザツコの絢爛  あるいは 「ジャムのかなしみ」

      イメージ短歌
  
        「ツィゴイネルワイゼン流れゐる午後の露西亜紅茶(ロシアン・ティ)のジャムの明るさ」


いつもより早く、天井の明かりが、いっせいに灯りました。

ジャムは驚いて、まだまどろんでいた目を開けました。やはり明るい。どうしたのかしら。周囲を見回してみました。

みな、大人な顔して黙っています。何かを伝えられていて、今日が昨日とは違うのだと悟っている様子です。

ジャムはまだ、生まれてそんなにたっていない幼いジャムです。ここへ来たのも、何日か前のこと。箱に詰められて運ばれて、箱が開いて動かされて、今いるこの、棚に置かれました。

何となくわかったことでは、ここは、とうと、という大きな町で、そのとうとの中でも立派なデパート、というところの、地下、らしい。

お日さまがちっとも照っていません。電気と言うものが灯っている。灯っている間は、お客さんと言うひとたちが、歩き回っていて、立ち止まってジャムの置かれている棚を、指で数えるみたいにとんとんしたり、んん~と考えてから一つ、手に取ったり、戻したり、また違う人が来たり。

手に取った人を見上げる子どもが、ものすごくキャキャと笑ったり嬉しそうにぴょんと跳ねたりします。

そして

昨日も新しいジャムが来ました。青紫の色のジャムです。ちょっとだけ背が高い。きょろきょろと不安そうなジャムに、ジャムは、ここはデパートと言うところで・・・と、教えてあげました。教えてすぐにそのジャムは、買われて行きました。ここにいるのが「いい」のか、どこかへ買われて行くのが「いい」のか。ジャムにはわかりません。

「このジャムは、本当に美味しくて。とうとではここにしか無いので、幾つも買って帰りたいのですけど、重いし、店の方でも沢山買われることを喜ばないみたいでね」

そんなことを横にいる人に話しながら、通って行くおくさまもいます。

ジャムにはよくは見分けがつかないのですが、女の人のお客さんで、若い娘さんでない人の中には、おくさまやおばちゃんや、おばさまや、が、いるそうなのです。

世の中はむずかしい、と、ジャムは思います。こんなのジャムの値段じゃないわよ。叱りつけるみたいに言って、ぽーんと、放るみたいに棚に戻した人もいました。なんだかわからないけどジャムは、ごめんなさい、なのかなあ、と、考えたりしました。

ジャムが生まれて育ったところは、しずく、という、とうとからは遠い、海に囲まれた温かい土地です。

海を見下ろす小高い山の上に、ジャムの樹は立っていました。

ジャムの樹の周りには、やはり、みたんという果物の樹が沢山、立っていました。

ジャムは、この「みたん」という太陽みたいな色をした果物を、煮て、作られたのです。

ジャムの樹の上を、気持ちのいい風が、吹き過ぎて行きました。

太陽は、ぽかぽかと、にこにこと、ジャムの樹を温めてくれました。

時には雨がたっぷり降って、ジャムの樹は、力いっぱい根っこから水を吸い上げるのでした。

肥料という物を、施されることもありました。

ジャムの樹の持ち主は、季節になると、少しだけ薬を使いました。よおく考えて、使うのだと、聞きました。

全く薬を使わないでは美味しいみたんを育てられないんだよ、と、おじさんは言っていました。

風と、太陽と、水と、豊かな肥料に育てられて、みたんの樹は輝く果実をいっぱい、つけました。

おじさんや、おばさんが、ひとつずつ果実を捥いで、籠に入れて、持って帰って、大事そうに柔らかく洗って、そして、いろんなものを混ぜこまれないでジャムは、丸い皮のついたみたんから、瓶に詰められたジャムになったのです。

みたんのジャムって、けっこうありそうで無いのよ。おじさんの娘さんで、お嫁に行ってそこで赤ちゃんを産んで、もう一人産んでまた産んで、その間もずっと、みたんをジャムにする作業をしに通って来ていた人が、言っていました。

オレンジのジャムはあるんだけどね。

ジャムは、あまり無いジャムなのだと聞いて、嬉しかった覚えがあります。

それを聞いてすぐ、透明の瓶を白い柔らかいものに包まれて、箱に入れられて、しずくの町から、出て来ました。

とうとの、大きなデパートへ、出されて来たのでした。



一緒に来て先に買われて行ったジャムは、ちゃんと、食べられたかなあ。

夜、少し眠りにつけない時は(大人っぽい言い方でジャムは気にいっているの)、ふるさとのことを思いだしたりもしました。

美味しく食べてもらいなさいね。

お嫁に行って子どもを産んで、ぽちゃぽちゃのアカンボを育てながら、みたんを煮に来ていた娘さんは、ジャムに、そう言葉をかけました。

赤ちゃんも病人も、美味しくてにっこにこになるジャムなのよこれは。

娘さんは、自分たちの小さな工房で作るジャムが、大好きなのだって。自慢なのだって。

・・・自分も、美味しく食べてもらえるといいなあ。

ジャムの、透明な夢は、それでした。


・・・いつもより早く灯された店内には、やはり、いつもとは違ったことが起こるようでした。

女の人・・・おくさんやおばさまやおばちゃんや若い女の人も多いいつもと違って、同じ黒っぽい服を着てネクタイを締めて、まっすぐに口を結んだ固そうな体の男の人たちが、まとまって入って来て、たたっと散りました。

SPだ。

渋そうな味の声がしました。棚のじいさん、です。もうずっと、このジャムやママレード売り場にいる、ちょーろー、なんて呼ばれている、物知りの棚です。

「やはり、ザツコたちが来るんだな」

「ザツコ?」

向こうの方から、外国から来ていると言うマシュマロの声がしました。

中くらいの苦みの声が、

「こーたいしのよめさんだよ」

と言うのが聞こえました。

フーズ、ハー? とかの声も聞こえました。もにゅもにょと何かがそれに答え、

「プリンセス?」

と驚く声がして、

いいや。

しっかりと落ち着いた、棚のじいさん=ちょーろーの声が、どっしっと、皆のざわざわを抑えるように響きました。

「あいつは、ろくでなしだ」

はっきりとした声でした。ジャムはびっくりしました。

「あいつら一家は、本物の、ろくでなし。食べ物を粗末にし、敬意をもって向かわない、とんでもないろくでなしだよ」

時々、来やがるんだ。チョーローは言い放ち、

「ほうら来たぞ、みんな、見ておくんだ。」

声を沈めました。でも深くて太い声でした。

緊張してジャムは、ほうら、と言われたものの来る方を、見ました。

・・・来ました。



                               続きます・・・おそらく。



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  1. 2014.02.06 (木) 21:44
  2. URL
  3. えむな
  4. [ edit ]

待ってました♪

童話風の語り口、一気読みしましたよー♪
だけど…これから先が血も涙も凍りつくようなホラーな展開になるのですよね!?
デパートに謎の…いえ正体は分かっているので謎ではないですね、お下劣妖怪一族御一行さまが現れる(T-T)
眷族バイゴの汚手々でジャムさんの夢が破壊され、妖怪マザゴーンの哄笑がデパ地下を恐怖の坩堝と変えていくのでしょう。
ああ、可哀想なジャムさんたち。
妖怪ハンターはどこかにいないのか!!

KUONさん、怖いもの見たさで続きを待ってまーす♪

ところで…
ちょっとだけご無沙汰してたのには理由があります。
すっかり忘れていたのですが、私はマザゴンとナルを見たことがあったのですよ、至近距離で!!
先日それを突然思い出してなんだかすごーくすごーくショックでぼや~んとしてしまってました(涙)。

マザゴンを見たのは今から20年以上前。たまたま訪れた山口県で、何だか人だかりができてる、「何があるんですか!? 」「 皇太子さまと皇太子妃さまが通られるんですよ」「へぇ、そうですかー」「早くあなたたちも日の丸もらって来たら!?」「あ、はい」なんていうなりゆきで旗を一生懸命振ったのでした。ちょうど私の目の前でスピードを落とされて(カーブしていたので)じっくり見ました。なんで忘れてたのかわかりませんが、あの当時は嬉しくてたまらなかったです。
ナルはを見たのは空港で。高校のインターハイのためにナルが来県したとき到着ロビーで。私は仕事の関係でその3日前から空港に朝から夕方までいたんです。教え子たちをつれてボランティアしてました。ナルが来るなんて知らなくて、前日にやけにこわもての男の人たちが多いなー、無線で話してる人とかいっぱいいるなーと思ってました。「明日は皇太子さまが来られる」と聞いて、あらまーすごいと思いました。到着は昼過ぎと聞いていたのに当日は朝早くから厳戒体制でビックリでした。空港内のゴミ箱は全て撤去されました。近県の警察官やら機動隊の人やらが駆り出されていたようです。その中のひとりとお話をしましたが、「ほんと大変ですよー。たくさんの費用がかかってます」とのことでした。
でもその時は、ふーん、そんなものなんだなーとしか思わなかったんですよね。
ナルが目の前に来たときは喜んでケータイで撮影してしまいました。そのあとすぐにケータイの調子が悪くなって買い換えたんですよね。おそろしやおそろしや~。
皇族ならたくさんの税金を使っての警備は不可欠なんだろうと思います。でも、たくさんの税金を使われる身であるならば、そこに思いを馳せる皇族であって欲しい。それにふさわしい働き、振る舞いをしてほしいです。
私はなにも知らずに喜んで日の丸を振り、写真を撮って喜ぶミーハー女でした。
でも、何年もかけて「何だかおかしい」と思い始め、KUONさんのブログにたどり着くことができました。
自分の忘れていた過去を思い出して、しばらくはコメントもできずにいました。ははは…。過去の汚点ですねー。

  1. 2014.02.07 (金) 13:26
  2. URL
  3. やまのこ
  4. [ edit ]

・・・来ました。

銀座を封鎖して、「ご迷惑ご一行様お越し~~」
食べられてお腹の中にはいって・・・チクチク?

なんか暫くジャムいらん・・・家に入れるのがこわい・・・

色々な立場から見たら、あの家族の姿から、
何か答えが出るのでしょうか。
私がブログを始めて何回かあったお出ましの中に「そこそこの出来」もなく
全ての行動に裏事情がアリ、それも見え透いたものばかり。

顔の皮膚はいつも攻撃的で硬い。視線はゆがみ定まらず。
ダボついた服なのにおかしなシワ・・・。化粧もヘタで仕草はガサツ。
流れるように動けないパタパタの旦那と、どすこい嫁。
立場のみの人間ゆえ、周囲もひそひそ・・・ まるで見世物。
お可哀想に・・・などと 全く感じない。

KUONさま 最後はやっつけちゃって下さいませ!
  1. 2014.02.11 (火) 20:10
  2. URL
  3. KUON
  4. [ edit ]

えむな さん。

お返事が遅くなり申し訳ありませんでした。

>>ナルが目の前に来たときは喜んでケータイで撮影してしまいました。そのあとすぐにケータイの調子が悪くなって買い換えたんですよね。おそろしやおそろしや~。 <<

当時は何も知らぬ無垢なえむなさんで、コウタイシと聞けば喜んでぱしゃ、もした。わかりますわかります。

で、そのケータイが調子悪くなり・・・って、ものすっごく素直な「例のタタリ、じゃない、法則発動、ぢゃありませんか。

しかしまあ、世界最古と云われるお家の、ご長男。歴史の中には、隠されていることも多々あるとはいえ、ここまであからさまに晒された「あほう状態」も、無かろうもの。その状態を放置されている、この状態も無かろうもの・・・。

私もご負債を「ミタ」ことあります。ナルさんは初見の折りは「お雛様」まだお品がおありでした。肌も艶々と。2年前かな「ミタ」時は、車の中から心ここにあらずで手をニヘニヘ振ってる、貧相なとしよりにいちゃん、だった・・・。

過去の汚点など気になさることもありますまい。

現況、日々汚点、なるご一家がオワします。千代田の森へは住まわせませんぞ。
  1. 2014.02.11 (火) 20:17
  2. URL
  3. KUON
  4. [ edit ]

やまのこ さん。

今年はご機嫌よろしくなく、チーズは買った、愛子さんは「開封」も奇声も無く・・・お薬でおとなしくされていた、と、掲示板に出ておりますね。

写真にも残っているような(新幹線の中の異様な昏睡姿)虐待をしていて、身近な誰かからの指摘も無い。庇われることも無い。変ですね、すっごく。

変。どこからもどんな声も(出ているのかは知りませんが」あの一家が、醜態さらして存在しているの、変ですね。

なんかもう、本当にイヤになって来て、どうでもいいやと、弱くなることもあります。せめえて皮肉くらい浴びせてやりたい、くらいです。

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プロフィール

KUONの久遠

Author:KUONの久遠
     ・・・・・・・・・・・・・・

四十年以上住み慣れた奈良の地を離れ、海の近くへ越してまいりました。

海の見ゆる高層の部屋に耳遠き
夫(つま)とふたりの暮らし始むる

明確に、残生を意識します。余分なあれこれはもう要りません。
シャネルの赤いルージュは変わらず。生意気なままの私でいたい、いようと願っております。

    ・・・・・・・・・・

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