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KUONの久遠

Author:KUONの久遠
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やはり赤い口紅が好き。


ものすごく唐突ですが、私、口紅(だけ)はシャネルよ。(笑)。

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KUONの久遠

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・・・・・

やはり赤い口紅が好き。


ものすごく唐突ですが、私、口紅(だけ)はシャネルよ。(笑)。



独身時代からの友人がいます。

既に定年退職されている夫さんは、大きな会社にお勤めだったし、親御さんからの遺産相続も受けておられて、家のローンも完済。お子二人も学業を終えて、就職したり結婚したり。彼女が、お金のことで困る日が来るとは、本人も、はたで見ている私も、考えたことが無かった。

貯金しておいても利子は安くてどうしようもないからと、優良株(というものがあるらしい)を買ったり、なんとかの資産運用ということをして、月々、年金以外にお金が入るとか、私にはまったく意味不明のことを話してくれ、ふむふむと、社会勉強のつもりで聞いておりました。

株を、夫さんに勧めたのは、彼女。夫婦で別々に親からもらったお金などを管理しているので、退職してヒマになってパチンコにでもはまるとイヤだな、と考えたから、とのことでした。以前、マージャンにハマッって、えらいことになったからだとも、言っていました。

それが、ある頃、ウチのが、現金全部、株を買うてしもた、と、暗い顔をしていた。

ええっと驚いたが後の祭り「もう、買っちゃったもんね~」と、夫さんに言われた、と、言っていた。

自分も優良株を持っているので、息子の結婚の時はそれでどうこうする、とか言っていて、へえええ、と、感心して聞いていたのでした。

私は、クレジット・カードも使わない現金主義の人間なので・・・と言うか、ある時期に、銀行やその他から一切、相手にされない立場に立つことになって、話すとまた脱線しますので結論しますが、もうこれからは、手の上にあるお金以外絶対に信じてはいけない、ということが、肌身にしみたのですね、深く肝に銘じた。そういうヒトである私に、彼女の言うことは、ほんとうに、フウム、ナルホド、なことだったのです。ずっと、若いころから、そうでした。

なんとかするのだろう、もちろん大丈夫だろうと、思っていました。

そして、去年の3月のことが起こった。

彼女は詳しくは語りませんが、夫さんが買っていた優良株とは、それ以後どーんと落ちてしまった、幾つかの会社のものだったようです。それが、ほとんどを占めているみたい。

私より幾つか年は若いが、ある部分の(主に世間的な)ものごとのよ~くわかっている彼女は、株価が下がったから云々とは、言えない、言わない、と、彼女なりの美意識を持って、沈黙しているのだと感じています。

株とは、そういうものであると。

最近会った時には、暗い顔をしていて、夫さんがアル中気味になっている、夕方から呑み出して、夜中にダウがどうした、とか観ていて、不安になるんだろうか、一人で飲んでいる、自分の部屋にこもって飲んでいる、とか言っていて。

思うことは私なりにありますが、今は口には出しません、出せません。

「不安になるんだろうか」という部分に、彼女の、夫さんへの愛情を感じたし、なんとかひっぱって行くだろう、と思うから。

背中をどやしてやりたいのは、私の友人に心痛かけている、あのダンナの方じゃ。

カラダ、動かせ~、と、どやしてやりたいわ。

株はバクチじゃ。私の中には、古臭いそういう考えがある。



ある方のブログより、です。

2012年6月27日、僕は関西電力の株主総会に出席してきた。多くの人が会場の周辺で大飯原発再稼動への抗議活動をしていた。そして多くのメディアが映像機器を携えて取材に訪れていた。僕も開始までその抗議活動をUSTREAMで中継した。

メディアの取材を眺めていて感じたことは、おとなしすぎるのではないかということだった。取材を行なっている人は、見た感じ20代の人もけっこういて、彼ら、彼女らは、取材の申し込みをすることに遠慮がちに見えた。圧倒的に取材スキルが不足していた。株主を呼び止めることすらできていない。


偶然に立ち止まり、あるいは自ら進んで取材に応じる株主にカメラを向ける取材陣。そしてその取材が終わった後に次にその人に取材しようと待っている別の取材陣。つまり、自らすすんで株主の意見を聞こうというスタンスが不足しているのだ。

メディアの力が低下しているのを感じた。素材をできるかぎり集めた上で編集作業に入らなければ、いい報道は難しいだろうと思った。

受付までの道の両側には抗議をする人がずらっと並んでいたが、関西電力の社員たちは、贔屓の株主たちを誘導し、その列の後ろ側を通らせていた。それを報じないメディアはなにを眺めていたのだろうか。

僕はUstreamの中継をしながら、受付に向かった。受付には大勢の社員たちがうやうやしい態度で株主に接している。カネの力に屈する企業姿勢とはこういうものなのだろう。僕はこのような経験をせずに人生を終えることができそうだ。よかった。

僕が通されたのは第2会場だった。第1会場はすでに満席だった。ぎりぎりまで抗議活動をUst中継していたことで、このような結果になったことを大変残念に思う。初めて参加したからこその失敗だが、これを次回に活かす気が僕にはない。それほど関西電力の株主総会は想像していた、わかりきったものだった。

第2会場も劇場を貸しきったものだった。ステージの上には巨大なスクリーンが設置してあり、そこに、第一会場の背後からカメラで中継している映像が映し出されていた。つまり、第一会場の一番後ろでみるよりも、さらに後ろから見ている印象だ。

株主たちは、皆、随分とお年を召した方々だった。ただ僕の隣は僕よりも若い女性だった。おそらく大学生だろうか。どういう経緯でこれに参加しているのだろうか。話してみたかったが、どうもそういう雰囲気にはなりそうにはなかった。

株主総会が始まり、議事進行役の男性が話し始める。議事進行役にふさわしく、のんびりとしたトーンで、朗らかに話す。その口ぶりはちょっとしたジョークをいいそうな雰囲気さえ醸し出している。実際に何度も彼の司会ぶりに会場から笑い声が生まれたことを先に記しておく。

関西の人たちだからだろうか、株主は総じて、問題意識を持っている人でない限りは機嫌が良い。そこには福島原発事故が今なお進行中で、被災者が避難生活を余儀なくされていることを憂う雰囲気はない。彼らにとって関西電力の株主総会は、原発事故とは一線を画した、別のものであるかのようだ。

八木社長が挨拶し、映像にて、報告がなされた。映像は砕けた明るいバックグラウンドミュージックにしてテンポよく進んでいった。福島第一原発事故の説明などあたりまえだがなく、燃料費の輸入で関西電力が赤字となっている事実を繰り返し伝えていた。

その後質疑応答へうつる。具体的な発言内容は省略する。とにかくどの質疑にも、関西電力幹部は、数字をもって答えることはなかった。

ただ1つのクライマックスは、司会が、手を上げた大阪市長の橋下徹の名前を読み上げた場面だった。会場から「おおっ」と声が上がった。橋下徹大阪市長は、幾つかの質問を行なった。そして彼の質問が終わったあと、会場からどんどん人が退場していった。

福島県の被災者の株主もいた。彼女は、切々と大飯原発再稼動への強い批判を述べたが、会場の人たちの拍手はまばらだった。私の前に座っていた淑女は、大飯原発再稼動への抗議のメッセージの間うつむいて、見たくないものを目に入れないようにしているかのようだった。

質疑応答の時間に、挙手をし、ただただ大飯原発の再稼動をするべきだという自説をとうとう述べるだけの人物もいた。質疑の時間が意味をなさずに過ぎてゆく。

彼の長い主張の中で誤っていると思われる事実が何度も述べられ、反原発はヒステリックであるという主張がなされた。ヒステリックであるかどうかはさておき、僕は大声で発言者の発言内容の誤りを指摘し事実誤認であると数字を示して抗議した。となりの若い女性は体をずらして僕からできる限り体を遠ざけようとするのが横目に映る。

その後、数人の人々が僕に対して「やかましい」と述べた。みな白髪混じりの60代から70代の男性だった。僕は彼らに「ヒステリックになるな」と述べた。するとその内の一人は「やかましい!」と裏返った声で反論した。まあお互い様だろう。

前日に、推定のもとだが、 アノニマスによる、最高裁判所HP、財務省HP、霞ヶ浦施設HP(霞が関と間違えたと言われている)、へのサイバー攻撃が報じられた。僕はサイバー攻撃に 関する備え、つまり核防護セキュリティーへのコストはどのように計上されているのかについて聞きたかったがあてられずじまいだった。

大飯原発の再稼動とは直接関係がある質問ではなかったから、指名されずに済んでよかったように思う。だが、イランの核施設へのアメリカ・イスラエルのサイバー攻撃が明るみに出た以上、これについて明確な答えを聞かなければ、原発の再稼動など行なってはならないのではないかと僕は思う。想定外の事故、トラブルについて、この国ではサイバー攻撃の議論は全くといっていいほど行われていない。

もう2度と、関西電力の株主総会には行かないだろう。それほど、利害関係者の慣れ合いの場所と呼ぶにふさわしいものだった。大阪市ほどの大株主であったところで、株主総会において自説を通すことは出来なかった。

東京電力に言い分を通すためには、1兆円規模の資金が必要だった。それも、東京電力がその1兆円をどうしても欲しいという大前提があったからそれが可能だったということだ。

そういった当たり前のことを確認できたことがただ1つの収穫だった。



ブログ「ざまあみやがれぃ」よりいただきました。

yuutaさん。

お久しぶりです。読んで下さっていてありがとう。ぺこり。

ザ・ピーナッツね。

「シャボン玉ホリデー」のラストの歌を聞くたび、なんておしゃれなんだろう、かっこいいな、と、憧れに似た気持ちを抱いていました。白黒の画面で観ていたはずですが、華やかできらめいていた記憶。ミラーボールも回っていたかな・・・。

過ぎ去った昔のこと・・・いろんな「憧れ」や「夢」を、いっぱい、胸にかかえていた時代だった気がします。

時々、取り出して口に含むと、甘いようなほろ苦いような・・・。

現実の身は、今日の暑さに、晩ごはんはソーメン、絶対ソーメンだ、なんぞと。でも唐揚げくらいは、作らないと、とも。



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毎日のお弁当に梅干しを入れます。

はちみつなどの入ったのでなく、昔風の梅干しがいいです。今まではずっと、買っていました。

今年、生協のカタログを眺めていたら、簡単に浸かる梅干し、というのが出ていて、これやってみよ~、と、ゆる~い感じで注文。

来たら、すぐに、洗って水を切ってそのまま液に浸け、冷暗所(家事室のすみっこ)に置いてあります。

これだけのことをしただけなのに、先日、今年は梅干し浸けに挑戦した、とか、書いてしまいました。

嘘ではないが、ちょっと違う気がして、気になっています。こういうことを、後先の考えなしにしゃらっと言っては、後でくよくよしたりします。

いい歳して、と思います。


ゆる~い話をもっと書きますと、今日は美容院へ行って、ものすごく頭皮のマッサージのうまい新顔さんにシャンプーしてもらいました。

肩の凝りもほぐしてくれ、終わって目を開けたら、視力が0,3くらい良くなった感じがするくらい、ぱきっと気分がよかったです。

ずっと通っている、ごく普通の美容院なのですが、丁寧なわりにそんなに高くない。

次回の予約もして、外へ出たら、曇り気味だった空が、青く晴れていました。



今朝の新聞で、ザ・ピーナッツのお姉さんの方、エミさんの訃報を読みました。71歳だったそうで。

記事中にありましたが、本名が「沢田」姓であったこと。

ある時代から、離婚後にも、婚姻中の姓を名乗っていてもかまわないことになっているとは知っていましたが、私は、軽いショックを覚えました。

・・・初めて舞台の上で彼女を紹介した時、ジュリーが白っぽいシースルーの服を着ていたこと。

エミさんは、嬉しいような困ったような戸惑っているような表情、小柄な体がもっと小さく見える感じで、でもやはり、好きな人と結ばれる、それをもう隠さなくていい喜びに、控えめながら浸っておられたのだろうな、と、思います。

とてもとても、歌がよかったザ・ピーナッツ。

好きな歌が沢山あります。

中から一曲、選ばせていただきました。




ウナ・セラ・ディ東京とは、東京のある一夜、という意味だそうです。

もう半月も前に亡くなっていたというエミさんにも、いろんな思いの、たくさんの「一夜」があったのでしょうね。



こんばんは。

アルピニストの野口健さんが、福島県南相馬市の原発事故現場から20キロ圏内に入られたのは、去年の6月20日のことでした。

約一年前。今年はそんなに気温が高くない気がしますが、野口さんが訪れられたころは、暑くて、つながれたまま放置された(好きで放っておいたのではない!)牛や、抜け出せない囲いの中で絶望的なサバイバルをくりひろげていたと思われる豚の、凄惨な最後の場に、踏み込まれた、あの大きな目で見てしまわれた。

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「ここはまるで戦場だ。生き延びている豚たちがジッと我々を見つめてくる。言葉は発しないが、しかし彼らの寂しげな眼差しが『助けてほしい』と私たちに訴えかけているようだった」

と感想を述べている。

 その後、豚舎や牛舎から脱走するなどして生き延びた牛や豚を目の当たりにした野口さんは、警戒区域内の家畜を殺処分するという政府の方針に「あまりにも安易な殺処分は命を命として扱っていないような気がしてならない」とし、


「今まで様々な現場に訪れてきたが、この現場は特に辛かった。正直、気持ちが折れかけた。しかし、気持が折れてもそこに意味はない。嘆いている時間とエネルギーがあるのならば、何かをしたほうがいい」

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野口さんは、以後も何度も東北地方を訪れ、他にも、ネパールの大洪水に心痛めて飛んで行っておられるし、富士山の清掃にはずっと取り組んでおられるし、センカクモグラという、貴重な国有種のモグラ(いま、初めて知ったことを書いています、私)を大切に思われていて、つながりで、尖閣諸島を守ろうという、そちらの応援にも力を注いでおられるとか。

沖縄の遺骨収集、も。

どすんと座り込んでいるばかりで動かない私には、まばゆいばかりの大きな心の青年です。

古舘氏がおっしゃったことで、思い出して・・・忘れられないことだから思い起こして、あの牛や豚のことを、考えていました。

関西電力の株主総会では、やはり、予想通り、の結果が、出たようです。命より経済。

大飯原発3号機は、7月1日より動き出すとか。

私は、古舘伊知郎さんという方を、好きでも嫌いでもありませんでした。

滑舌のいいアナウンサーで、目に入るや否や、適切な言葉として口から出してくるスピードは、本当にすごい、と、感心していました。

レーシングカーを「走るボディコン」とやったのはすごかった、と、記憶しています。

「おしゃれ関係」という番組はよく見ていました。声が、ますます柔らかくなっておられると感じていました。

いま、私が感じていることは、

「もしも圧力がかかって、番組を切られても、それはそれで本望です」

という言葉にウソの匂いが無くて、嘘でないならこれは、すごい言葉だと思った。

で、私も、古舘さんを見ていることで、ひそかな声援を送ろう、と、いたってシンプルに考えた次第です。


sarahさん。

「いつか来た道」って、本来、とっても懐かしい、清潔な歌のタイトルなんですよね・・・。悲しいと言うより、呆然となります。

えまさん。

具合がよろしくなかったのですか。

知らずにいたことも、悔やむことも、たくさんありますが・・・クレド サラヤジ。

それでも生きていなければ。

生きている、生かされている、その間はね。

   蜘蛛の糸ひとすぢわれの手にありて生かされてゐる朝がまた来る



歌詞 北原白秋


この道はいつか来た道
ああ そうだよ
あかしやの花が咲いてる

あの丘はいつか見た丘
ああ そうだよ
ほら 白い時計台だよ

この道はいつか来た道
ああ そうだよ
お母さまと馬車で行ったよ

あの雲もいつか見た雲
ああ そうだよ
山査子の枝も垂れてる
ごぶさたしておりました。

前回にも触れた官邸前での大飯原発再稼働に反対する方々のデモについて、です。

やまねさん、コメントをありがとうございました。

九州での瓦礫受け入れに反対の人々のため搬入車が通れないで時間がすごくかかった、とか、計画停電は困るから稼働して欲しい、とかの、映像やニュースはありましたが、このデモは、ほとんど無視されていたようですね。官邸や東電前の「デモ」は、ほぼ取り上げられない。かなり激烈なデモが行われていると聞くのですが。

そういうメディアのやり方は、以下のことのようです。



放送法第4条を守っていない。

1.公安及び善良な風俗を害しないこと。

2.政治的に公平であること。

3.報道は事実をまげないですること。

4.意見が対立している問題については、できるだけ多くの角度から論点を明らかにすること。

・・・1.については???よくわかりませんが、2、3、4は、まったくその通りと思われます。まあ、現在の日本は、法を守る、なんてことからは・・・。


ちなみに、テレビ朝日の報道ステーションでは4万5千人のデモを詳しく報道されました。私はリアルタイムでは見ていませんでしたが、YOUTBEにもあれこれ出ています。



「官邸前で大規模のデモが行われていますが?」という質問に枝野大臣は無言で立ち去り。細野大臣は「ちょっと急いでますので・・・」。

官邸前に集まった4万人以上の国民に対して一言のコメントもできない大臣。



「電通と原発報道」と題する本が、出版されているそうです。「目を通すと、新聞やテレビがなぜ歯切れの悪い報道を繰り返すのか、古舘伊知郎がなぜ「番組を打ち切られても本望」だと発言したのかがわかる。」本だそうです。

次のは↓、古舘伊知郎氏の語られたこと。



▼古舘が語った決意 報道ステーションSP・2012年3月11日

『古舘伊知郎「『報道STATION』ではスペシャル番組として、去年の12月28日の夜、原発の検証の番組をお送りしました。津波で原発が壊れたのではな く、それ以前の地震によって一部、(福島)第1原発のどこかが損壊していたのではないかという、その追及をしました。今回、このスペシャル番組で、その追及をすることはできませんでした。"原子力ムラ"というムラが存在します。都会はこことは違って目映いばかりの光にあふれています。そして、もう一つ考えることは、地域で、主な産業では、なかなか暮らすのが難しい というときに、その地域を分断してまでも、積極的に原発を誘致した、そういう部分があったとも考えています。その根本を、徹底的に議論しなくてはいけないのではないでしょうか。私はそれを、強く感じます。そうしないと、今、生活の場を根こそぎ奪われてしまった福島の方々に申し訳が立ちません。私は日々の『報道STATION』の中でそれを追求していきます。もし圧力がかかって、番組を切られても、私は、それはそれで本望です。また明日の夜、9時54分にみなさまにお会いしたいです。おやすみなさい」』

「もし圧力がかかって、番組を切られても、私は、それはそれで本望です」

「みなさまにお会いしたいです」


・・・その古舘さんの番組を探してみました。

その前の動画では、元・東電社員の男性が話しておられます。







私の気持ち・・・古舘さん、そのお気持ち。頑張ってください。


追記(追コピー)=上記の「電通と原発報道」の著者/本間 龍さんのブログより。


 今回の東京電力福島第一原発の事故の責任は、第一に東京電力にあるのは明白だ。第二の責任は、緊急対応計画を策定していなかった政府にあるが、これは民主党だけを攻めるのは酷である。むしろ、戦後40年以上も国策として原発を推進してきた自民党にこそ、より大きな責任があると言わねばならない。

 そして、ここまで原子力ムラの好き勝手にやらせてしまった責任は実は他にもある、というのが本書の題目だ。東電を初めとする各地の電力界会社からカネをもらい、「原発はクリーンで安全です」などと詐欺まがいの広告を量産してきたのは誰か。原子力村の走狗となって反原発派の意見をメディアから駆逐していたのは誰か。「広告」という手段で「原発安全神話」を演出していたのは誰か。そしてそれはどのような方法で行われていたのか。それを明らかにしたのが本書である。

 実は、少しでもこの業界で仕事をした人には、本書の記述は「そんなこと、あたりめーじゃん」というレベルの内容である。しかし、広告業界及びマスコミで禄をはんでいる方々は、その世界から干されることが嫌で、その「当たり前のこと」がなかなか口に出せず、従って今まで類書は殆ど存在してこなかった。

 しかし、なぜメディアが原子力ムラの圧力に萎縮していたか、そのメカニズムを知らなければ、日本はまたいつの間にか連中の思い通りにされてしまう。だから私は、広告業界以外で働く多くの人々に向けて、この本を書いた。また、私は10数年前から「原子力資料情報室」の会員だったので、以前から原発には危機感をもっていた。そんな背景も本書を書こうと思った要因である。

 ところで、本書の発売が明らかになった6月5日、博報堂の広報室長寺島二郎氏より出版元の亜紀書房に2度電話があり、出版前に本をチェックさせて欲しい旨の要請があった。曰く、

1.『電通と原発報道』が出版されるということを亜紀書房ホームページで見たが、著者の本間さんとは退職時に「在職中に知り得た、博報堂の機密を漏洩して会社に損害を与えることはしない」という旨の守秘義務の念書を交わしている。本書で情報漏洩しているということはないか。

2.もし、具体的なクライアントの情報やメディアとの関係性を書かれるなどして、会社やクライアントに何らかの損害があった場合は、法的手段も検討する。

3.発売前に本の内容を知ることはできないか。

4.電通と東京電力もこの件に関しては情報収集をしている。

 資本関係もない出版社に対し、電話1本で発売前の本を見せろ、などと要請する傲慢さには驚愕するしかないが、私は「転落の記」発売時にも抗議してきた同氏に対し、

・確かに守秘義務は交わしたが、退社後5年以上が経過し、もはや効力はないと考えている。博報堂は「守秘義務」が何年間有効と考えているのか、明示して欲しい。

・情報漏洩とは何を指すのか、または「会社の機密」とは具体的に何を指すのか明示して欲しい

 旨の文書を送ったが、回答はなかった。

 今回の著作に関しては、同社とクライアントの損害になるようなことは一切書かれていない。しかし、「広告代理店」と大手クライアント、大手メディアの関係性については、読者に分るように丁寧に解説してある。それを「機密の漏洩」だなどと判断する者は一人もいないだろうが、もしそう考えてそれを阻もうとするならば、それは自由な発言への挑戦であると考えるし、徹底的に闘う用意がある。

 それにしても、亜紀書房では「電通から電話がくるならまだしも、なぜ博報堂から?」と笑いのネタになっている。自ら体を運ぶこともせず、電話一本で何でも解決できると思っているのなら、それこそ大手広告代理店の増上慢ですよ、寺島さん

私は実は、この著者の「守秘義務」に対する考え方と、いささか思いを異にするものではありますが、そしてラストの冷笑部分には冷や汗を感じてしまう小心者でもありますが、おっしゃっている「気持ち」と、その気持ちを引き出させた「事実」。事実は事実なので。



おはようございます。

書きたいことは多々あれど、脱線、脱線、また脱線で、まとまりません。

宗教は必要か不要か。うーむ。宗教については、触れられないです~、私。

オウムの残党、高橋克也という、最後につかまった男が、未だに、あの醜い教祖を仰いでいるらしいと聞いて、洗脳は説かれていないと聞いて。

菊池直子という、これも残党である女が、男との幸せを壊したくなくて出頭できなかったとか、供述しているらしいと聞いて。

地下鉄サリンの被害者遺族であられる女性が「私だって幸せを壊されたくなかった」と怒っておられましたが。

ちょっといろいろ、考えましたね。

ちょっと、語れる問題ではない気がします。



国家。国家はどうか。必要悪か。

これもどうでしょう。

とんでもなく程度のほにゃららな、としか言いようの無い方々が、責任も展望もへったくれも無い、日替わりでビックリ・ネタを出してくるような、わが国の歌舞伎町・・・ではない、永田町、である気がしますが。

日本は、まだ、とてもいい国だと思っています。

まだ安心であるし、まだ、国家という卵の殻につつまれて、夜は眠れる、飢えることもなくていられる、国や政府や象徴とされる方々のことや、巨大企業の無責任や傲慢や慢心や超絶的なエゴや、いろんなことについて、普通の人が、普通に口に出せる国だと、思っています。

パスポートとお金があれば、海外へ行って、拒絶されることもなく入国できるし、買い物もできる。

日本と言う国が、まだ、信用があるし、日本人が落として行くお金は魅力的で、ホテルの部屋の使い方も無茶でなく、ほとんどの人が、フレンドリーでもある。

まあ、そういうことでもあった気がします。

これからどうなって行くかはわかりませんが、日本人が自分で思っているほど、日本という国は、悪くもひどくも無いと思う。

自分が日本人だから、日本を擁護したくて言っているつもりはありません。

本当に、そう考えています。

国家を持たない人々は悲惨だと思います。

国家をまったく信じないで、一族と、宝石や金(ゴールド)や、しか頼らない人々もいます。

二千年ももっと長くも、固有の国家を持たない民族の、ある人々は、国では無く、世界中を自分たちの手中に収めようとしています。

表になど出て来ません。何の力でかと言えば、経済、そちらの力で。

それで言えば、アメリカなんて国も、鵜飼の鵜のようなもの。大統領も小僧さん、らしいですよ。

そのアメリカの真似をして。。。戦争に負けたから仕方ないと言いつつ、経済優先、お金がすべて、と突っ走って来て
欲しい時に欲しいだけ電気もお湯も使える国民生活が成り立って来て、そして、いま、です。

私は、本を読むのが好きで、自分の国の文化や言葉自体に愛着を持ち、そんなに他の物欲は無い人間の気がしますが、日本人が日本の言葉で表現し、残して来た、美しい独自のあらゆるもの、風景、いろんなものが、なんだかんだ言いながらも、ずっと続いて行く、継承して行く、と、当たり前のように思って、馬齢を重ねて来たのだと思います。

それが、危うい。壊されて行く、実感が、なかなか伴わないのですけれど、無くしてどうする、無くなるのはイヤだ。そんな幼稚な感覚が、確かな実感な気がします。

そんなに何度も行ってはいないが、東北のあの、青い空。美味しいお米、おいしい山菜、おいしい魚、ざんざんと惜しげなく川を流れ続けていた透明な水、水のまわりの風景。優しかったひとびと。

・・・今の国家に、それを守ることができないなら。

すべてに背を向け、目をそむけて、目の前のことだけに気を取られて、危険なことを危険でないと言い張って、大丈夫だと強弁し続けて、前へ、前へ、行くしかないのなら。

・・・結論は出ませんね。

この頃は特に、以前に増して、嘘も何も、大飯原発は見切り発車、何かの報告が、さっそく遅れたとか言っていて、大したことではないから、と、初めは弁明していたけれど、結局、出さない、言わないのですね、と、考えるしかない。

大したことでないから発表しない人々が、ちょっと大したことが起きた時、まず、ご自分のクビのことを優先的に考えないと、誰が言い切れるでしょう。

大したことが起きてしまったら、遅いのではないのかしら。

なにもかも、大急ぎでスルーして、とにかく「動かす」。

伊方原発の再稼働についての、知事さんの意志も、どこにも出ていなくて(私が聞いたのは遠くからのニュースだったようです。外国のメディアの方が、よく知っているし、よく報じている)、昨日かその前でしたか、いきなり「地元の町長も」と、動かす方向に出ていました。騒がれるとうるさいので、そういった方式で来るのでしょうか。

なにもかも、よく判らないのですが、放射能は、見て見ぬフリが通るようなものではないと、これは、解ります。

現在の首相であられる野田氏だけが、ものすごく悪い、など、どうして思えましょうか。

ずっと、嘘やまやかしや強烈なエゴが、押し進んで来ていて、今日の日がある。私も、何も考えずに、エアコンを手に入れては涼しい部屋を楽しんで来ました。

大型の冷蔵庫に、食料をぎっちり詰め込んで、豊かな気がしていた。



追加です。官邸前に四万五千人が集まったという六月二十二日のデモについて、「報道ステーション」の中の、古舘氏と、ゲストの寺島さんとの会話部分を、ブログ「ざまぁみやがれぃ」から引用させていただきました。読んでいただきにくいかもしれませんが・・・。


古舘「あの…寺島さん。この、大事な世論の、まあ一部、というか多くというか。それが今の政治の動きに全く反映されないというなかで、こういううねりがどんどん広がっているように私は思うんですが。デモに関して。」
寺島「ええ」

古舘「寺島さん、どういう印象」

寺島「僕はね、この市民が発言する力っていう問題意識の高さってすごく大事なことだから。我々は(噛む)間違いなく注目しなきゃいけない。だけどその市民の側もね、僕はそのおとといまで海外動いてたから。そう感じるんですけども。不可解な日本という印象を世界に与えてることについて、もう少し我々自身が理解を深めなきゃいけない部分があると。なんだって言うとですね。日本政府はね、今、限りなく原発に依存しない社会なんて言葉を使ってですね、ひょっとしたら2030年の、電源のゼロですね、でん…原子力をゼロにしようってことさえ可能かもしれないっていう空気を漂わせながらね。その一方でつい先月ですよ。オバマ大統領と面談してる首相、日米共同声明の中で、日米連携の柱の一つとしてね、日米原子力協力っていうのをうたってるわけですよ。」

▼参考:これが再稼動への脅しの最終形態か? アメリカが再稼働しろと脅してきたから再稼動しよう! と主張する日本経済新聞

※このなかで、野田・オバマ会談で取り決められた「日米原子力イニシアチブ」を紹介しています。
寺島「それは外から見るとどう見えるかっていうと。自分の国ではね、子供たちの未来のために原子力の危うさ、やめようっていう動き見せながらですね。外にはね、日米で協力して原発を大いに外の国に売り込もうとしてる日本っていう姿が見えてきちゃうわけですよ。ですから、その純粋に日本の原子力のあり方についてね、情熱を燃やして議論するのも大事なんだけども。それに加えてね、日本という国が世界に対してね、持ってる位置。例えば現実問題として日米原子力共同体って言葉があるんですけども。東芝がねウエスティングハウスを買ったと、2006年に。で、GEと日立のいわゆる原子力のジョイントベンチャーができてると。日本自身が世界の原子力産業の中核地帯になっちゃってるわけですよ。」

古舘「リトアニアに売ることが決まりましたね」
寺島「で、現実にそういう状況になっている日本がね、日本の国内で、エネルギー政策をどういう選択をしてくるのかっていうことを、息を呑むように見てるってのが世界の空気なんですよ。だからこそね、我々はこれ、議会も議論もする場もなくね、要するに国際社会に対してそういうスタンスを見せてるっていうことについて、しっかりした問題意識を持って。その原子力発電の問題と、昨日の夜この番組でまさにそこに突っ込んでましたけども、いわゆる安全保障とか国防っていう問題がね、原子力っていうのは、絡みついてきちゃうわけですよ。軍事っていうものとね、それからその平和利用の原子力発電っていうものが絡み付いてくる。それをどういうふうな位置関係で整理してね。アメリカとの関係ってのがすごく重く出てきちゃうんだけど、ここでも。日本人としてこれ本気でね、原子力、の問題について、きちっとした考え方を政府が示さないとね。これは、あの、この種のいらだちっていうのが、繰り返されると思いますね」


古舘「もういらだちを私は超えてると思うんです。あの、原子力基本法の問題くる、今日は時間がなくてできませんけれども。国会が会期延長するならば、これについて、ちゃんと1から話し合ってもらいたい、っていう気持ちを強く持ちます。

※唇が乾く寺島実郎

古舘「で、先ほどのお話に戻りますが。海外、外国、国際社会から見た時に日本の二枚舌の政治、一方で原発をどんどん外に売ろうとしていながら、国内では違うことを言ってる。不可解な国日本、分かるんですね。で、そっから私生意気ですが、寺島さんと全く意見が違っていて。海外に原発を売ることもさることながら、国内で福島の事故が起き、そして東電・政府はじめ、そういうところの情報隠蔽、全く、不信感が募りってなった時に、ここは原発を、とにかく脱していくっていう方向が模索できないかを、ちゃんと話しあわなきゃいけないという考えなんですが」

寺島「ん、そうですね。僕のポイントはですよ、原子力の技術基盤を、日本が失ってはいけないと。例えばアメリカと向き合う時、国際社会のエネルギー戦略に向きあう時に、原子力の専門性の高い人材を失うっていうことはですね。ほとんど、この国の発言力を失わせるっていう意味でね。技術基盤の蓄積っていうことがポイントで。じゃあ、その視点に立った時に、発電のどれぐらいを原子力でやるのがギリギリなんだろうかってのが僕ね、まさに、その論点でぎぢ(噛む)、きちっとした議論をすべきだってのが僕が今、言ってるとこなんです。エネルギー調査会なんかで」
古舘「寺島さんのお考えは分かるんですが。しかしながら、不可解な国日本でいうと、これだけ国際社会に迷惑をかけて、放射能汚染の広がりがあった時に、日本が原発を脱して、国際社会にそういう国になるんですって見せるっていうね。そういう考えも、そこは1つ寛容に、議論していかなきゃいけないと思うんですね」

寺島「その通りだと思います、そこは」
古舘「はい」
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寺島実郎は、原子力技術者をどう確保するかということを主張している。


『寺島「僕のポイントはですよ、原子力の技術基盤を、日本が失ってはいけないと。例えばアメリカと向き合う時、国際社会のエネルギー戦略に向きあう時に、原子力の専門性の高い人材を失うっていうことはですね。ほとんど、この国の発言力を失わせるっていう意味でね。技術基盤の蓄積っていうことがポイントで。じゃあ、その視点に立った時に、発電のどれぐらいを原子力でやるのがギリギリなんだろうかってのが僕ね、まさに、その論点でぎぢ(噛む)、きちっとした議論をすべきだってのが僕が今、言ってるとこなんです。エネルギー調査会なんかで」』

その主張を踏まえれば、寺島氏は、原子力をゼロにすることは不可能だと主張しているということになる。原子力を国内で続けることで技術者を育成し、海外に原子力を輸出するなどの外貨獲得が可能になると言っているわけで。原発をゼロにすれば外貨を獲得できないよということになるわけですね。

そこに世論を誘導したい寺島実郎と政府・アメリカの方針があるわけです。寺島実郎は、政府を批判しながらアメリカ政府の方針に従うべきだとはっきりとメッセージを出しているわけです。


『例えば現実問題として日米原子力共同体ってことばがあるんだけども。東芝がねウエスティングハウスを買ったと。2006年に。で、GEと日立の原子力のジョイントベンチャーができてる。日本自身が世界の原子力産業の中核地帯になっちゃってるわけですよ。」』

「なっちゃってる」という表現がまわりくどい。日本が選んでそのようにした、というわけですが、それに世論の批判が集まらないように、かわしているのではないか。
で、デモについてピントがずれた発言をしていますね。

寺島『ここでも。日本人としてほんとね、原子力の問題についてきちっとした考え方を政府が示さないとね。これは、あの、この種のいらだちってのが、繰り返されると思いますね』

デモをしている4万5000人は、再稼動に反対しているわけで、政府の方針が定まらないことに苛立っているわけではないのですが。寺島実郎は、政府の方針が定まらないから国民が苛立っているというふうに持って行こうとしていますね。
だけども、この寺島実郎の世論誘導に対して古舘伊知郎は明確に切り捨てています。

『古舘「でもいらだちを私は超えてると思うんです。」』

寺島実郎の現実の認識は、ズレてるよとバッサリ切っています。

ただ、これが、どこまで彼らの手元にある台本に従っての発言なのか。

どこから先は突っ込んで話すのはよそう、という取り決めがあるのか。僕はいつも疑っています。

枝野氏は、日本以外の原発政策に対しては、積極的。どんどんやれ、やってくれ、で、行かれるようですね。

かっこ悪・・・。







2012年6月19日(火)、小出裕章さんのインタビュー記事が「People’s News」に掲載されました。


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溶け落ちた核燃料がどこにあるかも不明な現状

──事故原子炉の状態は? 

小出…1~3号機は、核燃料棒がメルトダウンして、圧力容器を突き破り、下に落ちています。その先がどうなっているのか誰にもわかりません。見に行くこともできないし、知るための測定器も配置されていないので、全くわかりません。

私は、溶け落ちた燃料が、建て屋のコンクリートも破って地下水と接触しているかもしれない、と思っています。もしそうなら、高レベル放射能が地下水に流れ出てしまうので、建て屋の外側に深い壁を作ることを昨年5月から提案し続けています。残念ながら、東電は何もやっていないという状態です。

放射能を閉じこめる最後の防壁が、原子炉格納容器ですが、1~3号機は、格納容器のどこかが壊れていることは確実です。核燃料被覆管の材料であるジルコニウムが水と反応してできた水素が、建て屋に漏れだして爆発したのですから、疑いようがありません。ただし、格納容器が完全に崩壊したわけではないので、まだまだ大量の放射能が、中に存在している状態です。


4号機の使用済み核燃料プールの崩壊

1~3号機は、原子炉建て屋の最上部でクレーンなどを設置している通称「オペレーションルーム」が水素爆発で吹き飛んだわけですが、4号機は、その下の階も吹き飛びました。ここに使用済み核燃料貯蔵プールがあります。つまり、防護壁のない核燃料がむき出しのまま、崩れかけた建て屋の中に存在しているということです。4号機のプールの中にある放射性物質は、広島原爆の約5000発分です。

毎日のように起きている余震によって、万が一この壁が崩れ落ちるようなことが起これば、人が近づくこともできなくなり、手の施しようがなくなります。福島原発事故による放射能のこれまでの放出は、総量で広島原爆160発分と政府は発表しています。私は400発分くらいだと思っていますが、4号機のプールの中には、その10倍以上の放射性物質が、むき出しのまま存在しているのです。このプールがひっくり返れば、世界がどうなるのか、想像もできません。

「次の地震がきても大丈夫」と説明する東電

東電もその危険性には気がついているので、補強工事を昨年やりました。鉄のつっかえ棒を入れて、コンクリートで固めるというものです。東電は、この補強工事で次の地震がきても大丈夫だと言っていますが、その下の床も破壊されているので、燃料プールは上図の右半分だけで支えているだけなのです。

そもそもこの工事カ所は、かなり放射能に汚染されていて、ゆっくり作業できる環境ではありません。どれほど信頼できる工事なのか、私は疑問です。

東電も心配なので、今年4月に使用済み燃料を安全な場所に移すための工事に取りかかりました。核燃料は、空気中に出た瞬間に周りの人がバタバタと死んでしまうくらいの放射線を発しています。このため、燃料棒の移動は、鉄と鉛でできた巨大な箱(キャスク)をプールの底に沈め、水中で核燃料をキャスクの中に入れ、蓋をしてキャスク全体を燃料プールから吊り上げる、という作業となります。

そのためにオペレーションルームに巨大なクレーンがあったわけですが、これが吹き飛んで使えないので、まず、このクレーンを支える強固な建物から新たに建造しないといけないのです。そこで、東電は今、壊れた建て屋を取り壊し、クレーンも撤去しています。まず、①古い建て屋を撤去し、②新たな建て屋とクレーンを建設し、③燃料の上に散乱している瓦礫を全て取り去って、初めて、使用済み核燃料の移動が可能となるのです。

この段階までくるのに、急いでも来年末くらいまでかかると、東電は言っています。この場所もかなりの汚染区域ですから、ゆっくり作業できる環境ではなく、それくらいはかかるでしょう。これからの事故の進展という意味では、4号機が一番心配です。

──この1年で何が変わったのか? 

小出…あれほどの惨事を経験しながら、原子力政策も推進勢力も何も変わらなかった、というのが率直な感想です。故郷を追われた住民が10万人と言われています。住み慣れた場所を離れ、隣人・友人と離ればなれとなり、人生設計の土台を奪われたという重みを、どう考えればいいのでしょうか? 戦争でもこんなことは起こりません。

核災害に対する政府の対応は、猛烈な汚染地域の人を避難させただけでした。その周辺の(私から見れば)これまた猛烈な汚染地域の人々は、その地に捨て置かれたのです。「逃げたい人は、自分で逃げろ」という姿勢です。

極々一部の力のある人は、家族ごと逃げて新たな生活を始めました。さらに極一部の人は、子どもと母親だけ逃がして、自分は仕事のために汚染地帯に残りました。この人々だって、家族がバラバラになって家庭崩壊のリスクを負っています。

そして大部分の人は、逃げることができず、汚染地帯で子どもを育てています。親は、「こんな所で育てて良いのか? 泥まみれで遊ばせていいのか? 」と心配しながら生きています。その重さをどう考えていいのか私にはわかりません。

ところが原子力村は、何も変わらなかった。ここまでの惨事を目にしながら、今でも「原子力をやめたら、経済が弱ってしまう」などと言っています。私には信じられないことですが、彼らが政治・経済の中枢を握り続けていて、影響力を行使し続けているのです。全くすごい国だと思います。

野田首相なんて、迷うことなく再稼働に邁進しているわけです。残念ながら、今の政治の状況を見ていると、多分再稼働になるでしょう。菅首相なら、ひょっとしたら少し変わっていたのかもしれませんが、事故を経ても変わろうとしない原子力村の完全復活です。

──反原発の気持ちはあるが、様々な理由で実際に抗議行動などができない人たちに対してコメントを。

小出…反原発運動なんて、やっていただかなくても結構です。私が原発に反対してきたのは、差別に抵抗しているからです。原発は、都市と過疎地の差別の上に建ち、下請け労働者への差別なしに成立しません。私の現場は原子力 ですから、原発の差別性に反対しているのですが、差別は労働現場にもこの世界にも、山ほどあります。

そうした「差別」に抵抗することは、誰にでもきっとできるし、それをやってくれるのなら、反原発にも、全ての問題にもつながります。原発なんて放っておいてください。私がやります。自分が「どうしてもこれだけは譲れない」という、そのことに関してだけやってもらえればいいのです。それですら大変なことですから、余力の無い人はそれでいいのです。自分を責める必要はありません。

私は、3・11以降に放射能汚染をとにかくしっかり調べて公表し、責任のある者から汚染食物を食べるべきだ、という発言をしてきました。私にとってもジレンマはあり、測定をしてきちっと知らせたら結局、金持ちがきれいな食べ物を買い、貧乏人が汚染された物を食わされる、ということになると、私でも容易に想像がつきます。

ですから責任に応じて引き受けるしかない、と言っているのですが、実際にはそうならない可能性が高い。でもそれで、貧乏人と金持ちの歴然とした差が、より明確になります。見えなければ立ち上がる力も沸かないので、可視化させるべきだと思います。

ただし、騙されないで欲しいことはあります。橋下市長などに対して、「今の酷い社会を変えてくれるかもしれない」と、期待をかける人がいますが、そんなことをしたら余計に悪くなるだけです。どんな社会を作りたいのか? を、1人ひとりがしっかり考えることなく、誰かに依存するなら、悪い方向へ行くと思います。

放射能無害化は、極めて困難

──「放射能の無害化技術」と、その現状について

小出…原子力発電はウランを核分裂させますが、核分裂させると、核分裂生成物ができてしまいます。元々ウランは、放射線を発する危険な物です。その危険なウランを核分裂させると、その途端に放射能の量が10億倍に増えます。 それだけの凄まじい力を人間は持ってしまったのです。

人間が核分裂の連鎖反応を使うようになったのは、1942年です。米国がマンハッタン計画という原爆製造計画を立ち上げ、物理学者が長崎原爆の材料であるプルトニウムの製造法を考えました。そして、プルトニウム製造には原子炉を動かすのが最も効率的、と結論しました。

皆さんは原発を「発電」のための装置だと思われているかも知れませんが、元々開発者は、発電などに興味はなく、プルトニウムを作るための手段だったのです。しかし、当初から「これをやると大変なことになる」ことはちゃんとわかっていましたので、1942年時点から無害 化の研究は始まっているのです。研究は続けられ、今年で70年になりますが、未だにできないのです。

できない理由は、主に2つあります。①作ってしまった核分裂生成物を消そうとすると、そのために莫大なエネルギーがかかる。もともと原子力発電は、エネルギーが欲しいから作った訳ですが、そのエネルギーを全部投入してもまだ足りないとなれば、意味がありません。いくらやってもダメなのです。

②先ほど「消す」と言いましたが、本当に消すことは できません。正確には、「消す」のではなく、寿命の長い放射性物質を寿命の短いものに変化させて、管理期間を短くしたい、という考え方です。ところが、ある寿命の長い放射性物質を寿命の短い放射性物質に変える作業をすると、放射性物質でなかったものが放射能になってしまったり、新たに寿命の長い放射能が生まれてしまったりする物理現象が同時に進行してしまうのです。日本でも「原子力研究開発機構」が研究を続けていますが、いくら実験を繰り返しても、この壁を突破できず、70年間 実現できずにきているのが現状です。

私たちの世代が原子力発電を始めました。これから先10~20年くらいは続くかもしれません。でも、せいぜい何十年という時間しか原子力は使えません。ウランが枯渇するからです。

ところが、私たちの世代で生み出した放射能のごみは、100万年後まで子孫たちに押しつけられるのです。そんな行為に自分が荷担したということを、私は決して許せない。だから私は、自分たちの世代が生んだごみは、自分たちの世代の責任で無毒化したいと願っています。でも、たいへん申し訳ないことに、それは不可能なようです。

日本政府の意図的サボタージュ? 

──WHOが汚染地域の推定 放射線量を発表しましたが、 妥当なのですか? 

小出…正しくは私にはよくわかりません。ですが、本来ならあれはWHOではなく、日本が行うべきです。日本にもたくさん研究機関があります。日本政府でも安全委員会でもいいですが、きちっとした調査に基づいた数値を公表すべきです。原子力村の人たちがさぼっているのか、意図的に逃げているのか、能力がないのかわかりませんが、とにかく何もしない。だからWHOが発表したのですが、日本として恥じなければならない状況です。

WHOの推定がどこまで正しいかは、まだ判断できません。発表よりも多いだろうとは思いますが、どれだけ多いのかもわかりません。

理由は、事故初期の汚染データがないからです。それは今も隠されている可能性もありますし、あるいはこんな事故が起きることを、原子力 村の誰も思っていなかったがために対応が全くできなかったということもありえます。

どちらにせよ、全く何の対応もできないまま事故が進行してしまったというのが事実でしょう。当時の菅首相は、「自分のところに何の情報も来ないので、どうしていいかわからなかった」と言っていました。政府が政府の体をなさない状態だったわけです。

しかし、事故初期の汚染量に関しても、いろいろな情報やデータを積み上げることで、明らかにできるはずです。私自身もしっかりしたデータや情報をもっていないので、できません。しかし、WHO以外にも、国連科学委員会などもいずれ何かしらの数値を発表するでしょうし、そうなれば日本も何かしら発表せざるをえなくなるはずなので、そういうデータを順番に検証していく以外にないだろうと思います。
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あちこち切り貼り、ポイント抑えた(つもり)で、並べてしまいました。

大飯原発再稼働に至るまでの、ストレステストと称するもののいいかげんさ、黙らっしゃい、とにかく再稼働するんだからね、と、高圧的で意味不明の官僚の言い分を、映像でとらえたものなどもYOUTUBEに見つけてあるのですが、長いし。入りたい人々を入れさせず、密室で(自分たちの都合だけで)進めようとしてはるのを見ると、唖然、です。

東電の「ミスター・ブースカ」氏は、人間型ロボット、アンドロイドではないかと、最近より強く、感じております。

以下の初めの、アメリカは知っていた!の件は、今日、発見しました。



米の放射線実測図、政府が放置 原発事故避難に生かさず

 東京電力福島第一原子力発電所の事故直後の昨年3月17~19日、米エネルギー省が米軍機で空から放射線測定(モニタリング)を行って詳細な「汚染地図」を提供したのに、日本政府はこのデータを公表せず、住民の避難に活用していなかったことがわかった。放射性物質が大量に放出される中、北西方向に帯状に広がる高濃度地域が一目でわかるデータが死蔵され、大勢の住民が汚染地域を避難先や避難経路に選んだ。

 政府の初動対応では、汚染の広がりを予測する緊急時迅速放射能影響予測システム(SPEEDI)の試算結果の公表遅れが問題となった。同システムの予測値と決定的に違うのは、米エネルギー省のデータが放射能の拡散方向を示す実測値だったことだ。

 米エネルギー省は原発事故直後の昨年3月17~19日、米軍機2機に、地上の放射線量の分布を電子地図に表示する空中測定システム(AMS)と呼ばれる機材を搭載して、福島第一原発から半径約45キロの地域の線量を計測した。

 その結果、福島県の浪江町や飯舘村などを含む福島第一の北西方向に、30キロ超にわたり1時間当たり125マイクロシーベルトを超える高い線量の地域が帯状に広がっていることが判明。この線量は8時間で一般市民の年間被曝(ひばく)線量の限度を超える数値だった。

 外務省によると、測定結果を基に作製された汚染地図は3月18日と20日の計2回、在日米大使館経由で同省に電子メールで提供され、同省が直後にメールを経済産業省原子力安全・保安院と、線量測定の実務を担っていた文部科学省にそれぞれ転送した。文科省科学技術・学術政策局の渡辺格次長ら複数の関係機関幹部によれば、同省と保安院は、データを公表せず、首相官邸や原子力安全委員会にも伝えなかったという。

経産省原子力安全・保安院と、文科省の、何やら実務を担っていたというヒトビトは、なんで、データを公表せず、伝えるべきところに伝えなかったのでしょうか。

このヒトビトもアンドロイドか。SF小説でなら、よくできたアンドロイドは、心とか感情とかを、持っているものだが。

ああそうか。よくできていないニンゲンだから、しかたないのか。

けれどこれって、在職中で、最も、一番、大切な情報だったのでないのか、と、私などは考えます。これを伝えず、沢山の人が迷惑をこうむりました。取り返しがつきません。

この時に、これ、しないのなら、要らんじゃん。

小出裕章先生がおっしゃっていること最近の分を、少しだけ、書かせて下さい。



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小出裕章:
(4号機プールの核燃料は)セシウム137の量は広島原爆に換算すれば、少なく見積もっても5000発分はあると思っています。(註・今までに放出された放射性物質の量は、広島原発の140発分程度であるとおっしゃっています。使用済みの燃料棒が秘めている危険の大きさがわかりやすいです)。
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小出:
使用済み燃料プールが埋め込まれている階そのもので爆発が起きて、壁などがもう、吹き飛んでしまっている。本当に大きな余震がきて、使用済み燃料プールがくずれおちてしまうというようなことになれば、また、再び大量の放射性物質が吹き出してしまう事になると思っています。
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小出裕章:
大量の放射性物質をすでに抱えてしまっているのですから、それが大気中に噴出してくるという、その危険が何よりも重大だし、それを何とか防ぐという事をしなければなりません。やるべきことは、中に入っている使用済み燃料を、とにかく安全なところに早く移すという事だろうと思います。一方、人力でするしかないのですが、大変な線量の場所で、破壊されてぐちゃぐちゃの場所なので、そう簡単にことは運ばないだろうとも、発言されています。南米の方の労働者が、大勢、集められているとも聞きます。


5月29日 チェルノブイリはたった1基の事故 福島原発は4基同時に事故 日本だけで作業員を集められるのかどうか分かりません そんな状況で30年後40年後の廃炉など不可能 。


2012年6月17日

小出裕章「放射能を帯びたゴミというものは、一般の廃棄物とは別に、管理をすることになっていましたし。産業廃棄物と混ぜてもいけないという、そういうことでこれまでやってきたのです。もともと原則に反することをやろうとしている、いるわけで。私は反対です。

今の日本は無法国家ですね。

上の方から、国の決まりを守らない。勝手な、都合のいい解釈をごり押しして行く。

若いコや、子どもに、ひどい姿を見せている気がします。

再稼働の決まった大飯原発には、免震棟も存在せず(福島にはあったのです、そこで、とにかく、指揮をしたり実動したリが可能でした)、菅さんのせいで遅れたとか言われた、しかし結局は行われたベント(ガス抜きのようなもの、のイメージえしょうか)の放射性物質除去のためのフィルターも整備されていません。地下には活断層が横たわると指摘するむきもある。


今日は、この程度のブログを書くのに、何度も中断してあちこちネットのサーフィンしたりで、むだな時間を使ったりもしていました。朝のうちに、アメリカは知っていて、教えたという事実を知り、夜の八時前くらいに、歯科医で口をあ~んと開けながら、老先生の方が大きめの音量で見ておられるらしいテレビのニュース(多分)で、四国・伊方原発を抱える県の知事さんが、再稼働の意志のあることを表明されたと、耳にしていました。

なだれを打ってそっちの方向に行く予感。悪い、イヤな予感。

個人むきシェルターができて、売れていると聞いた時は、笑いました。

自分だけ生き残ってどうするんや~、と。

魚も野菜も肉もきのこも、何も食べられない世界へ、残りたいか~って。

会社も街も、友人の笑顔も無いところへ・・・。ジョークですまないかも。

・・・政府のヒトも、知事なんてヒトも、他のことはともかくとして、放射能のことについてなど、何も、な~んにも、ご存じないのが本当だと思う。

やさいさんが言ってらした「猿の惑星」のラスト・シーン。いや~、自由の女神だって、ああなれば、がらくた。ゴミ。怖いシーンでしたよ~。

小沢一郎さんという方は、他の議員諸氏に比べれば、放射能に関しての知識はおありのようで、塩の買い占めを秘書に命じたとか、料理はミネラル・ウォーターでしろとか、京都へ逃げたとか長野に避難する場所を確保しようとしていたとか、知識は、お持ちのようだったよし。

ただ、国民の方に向いて、いっさい、教えようとか、呼びかけようとか、されなかったことが、夫人の「手紙」によって、バレた。自分の都合だけのために、早々に知り得た危険な情報を、使われたことが。ね。

去年からこっち、おじさん週刊誌を買うことが、とっても多くなりました。読まないで放ってある記事の方が多いのですけど。

小沢・元・夫人の手紙、趣味がいいかどうか、ここまでさらすことの賛否は知りませんが、よくぞ書かれた、とは、思いました。

などと、あちこち思考は乱れ飛びつつ、夜が更けました。

・・・sarahさん。

コロッケさんと比べては・・・コロッケさんに、あまりにも、失礼ですよね~、と、私も思います。

ドジョウ氏は、そろばん片手に、命賭けてお店(おたな、とお呼び下さい)を守ってみせまする~、とかタンカ切るだけが番頭さんらしい、実はへたれさんと思います。うちらの自治会の会長さんくらいなら、とってもいい人ね、くらいの評価は、得られるかも。









大飯原発の再稼働が決定したそうで、今日の毎日新聞の夕刊の一面に、大きな文字と写真が踊っています。

「福井知事が同意」。

その、福井県の知事さんに、卓に両手をつき、卓上に額が触れんばかりの腰の折り方で、お辞儀をしているのは、日本の首相です。

どちらの方面からも、それぞれ、言いたいことも守りたいことも何より大切なこともあるのでしょう。

私には、難しいことはわかりません。しかし、県知事の前に、一国の首相が、こんなにも深いお辞儀をしているこの図柄に、違和感があります。

知事氏は、よほど大きな「こと」を、首相に「してあげた」のでしょうか。

首相は、あまりにもありがたくてたまらないことを、目の前の、県民が選出した知事さんに、してもらったのでしょうか。

その、お礼なのでしょうか。

お辞儀というものには、その角度によって、意味する内容が異なるという約束事があると、聞いています。

この深い頭の下げようの、示すものは、何なのでしょうか。


首相は深々と頭を下げ、他の方々はそういう態度でありません。

奇妙な写真、奇妙な空気。

・・・これまでずっと、原発は、安全、安心、と、言われ続けて来ました。そういう考えのもとに、地震国日本に、五十数基の原子力発電所が建設されて来ました。

それが、事故の原因は、東電の主張する「津波による」ものなのかどうか、とにかく全電源が消失するという「事実」が起こり、東北・関東の、貴重な、さまざまなものが被害を受け続けています。

原因の究明さえされず、誰ひとり責任をとらない中で、原子力発電所は、再び、稼働され始めると言う。

大丈夫なのだという。

・・・ここで私なぞが、ぶつくさ言い続けたところで、もちろん、何がどうなるわけでもない。


もしも、今度、何かが起きたら、これに関わる人々は、知っていて、わかっていて、あえてそちらの方へ進み始める人間として、立ち向かわれるのでしょうね。

膨大に被害を受けるであろう、いや、確実にうけてしまう人々の、加害者の位置に、きちんと立つのだろうか。

立つのか。

立てるのか。

加害者に、なれるのか。


・・・カルト宗教の、元信者の一人の逃亡記事の扱いが不必要に大きい。マスコミは、そっちに、好奇心あおり続けました。こういうことだな~、と、今更ですが。



ずっと以前に書いた短歌が、ひょいと出て来ました。「帰休兵トム」というタイトルで、賛否はげしく分かれた連作です。ふうん、こんなの出していたんだ~と思い出しました。後ろの方に、うつしておこうと思います。


・・・↓「たねまきジャーナル」より、小出裕章先生のおっしゃっていること。一部です。

原発は40年使いましょう、使える、という問題について、です。


小出「まあ私から見れば呆れた人たちだと言うしかありません」

水野「これ中にね、細田元官房長官…がこういうことをおっしゃっていまして」

小出「はい」

水野「部品は定期的に交換されており、40年経ったものを技術的に劣化しているとは断じがたい。まあ、交換してるんだから部品を、40年経っても大丈夫かもしれない。っていう意味だと思います」

小出「そうではないのです。」

水野「はい」

小出「たしかにそのポンプとか、え…弁とか配管とか交換できるところは交換してきたのですが。原子炉圧力容器という容器自身は、決して交換できない」

水野「決して交換できない」

小出「はい。それが原子炉の寿命を決めるということで、私たちは寿命はまあ40年60年ということでやってきた、のです。え…でも、寿命を伸ばせば伸ばすだけ、原子炉圧力容器という鋼鉄が、もろくなっていくということ自身はもう避ける事が出来ない…」

水野「はい」

小出「のです。なるべく早めに、ガラスのような状態になる前に、本来であれば止めるべき、なの、だと私は思います。」


↑・・・ワタシも、本当に、そう思います。

大飯原発のある町は、関連施設におつとめの方が多いそうで、稼働に反対、とは言えないのだそうですね。

なんとも言えませんね。

      帰休兵トム・照準


一日に三食喰らひ人を撃ち眠りて覚めてまた銃を取る

ベトナムにも白き犬をり本国(ステイツ)の路地に見たると同じ痩せ犬

ベトナムの犬を撃ち得ぬ兵士トム人間を撃つ朝から晩まで

敵と呼びて撃たむ理由の希薄なれど撃たねばならず兵士にあれば

死ぬ時は背後よりの一発が何よりと言ひしは腹を撃たれて果てぬ

気紛れのやうに撃たれて死にゆくを顔伏せてをれ死神の眼より

インディアン・サマー ベトナムの空 見開きて果てたる兵の眼を染むる

死にたるをなほ撃ち砕く敵兵へ明確に憎悪の照準合はす

死刑台を背負へるごとき戦場より出で来てまばたくこれが平和か

ハーレムに貧しく生きて兵となり戦場抜ければ元のブラック

帰休とは死への時間の休止符か黒人兵トム ビールを呷る

本国にてかはいい女(ひと)の待ちゐると言ひて自嘲す「それならいいがね」

帰休兵トマス・レインは二十二歳死は扉口まで来てゐるやも知れぬ

釣り銭はもはや不要と米軍の帰休兵トム闇にまぎれぬ

だるくて怒りっぽくなっていたのが、いささかマシになって来ました。だるいのは食べ過ぎによる肝臓の疲れによるもので、怒りっぽいのはもともとの性格のような気が、しないでもないですが。とほほ。顔もむくんでいた・・・これは、元々です、はい。

花粉症についての話で知られていることに。
体の中にバケツがあると仮定して、年々、目に見えないそのバケツの中に花粉症を顕在化(表に、花粉症の症状として現れてくるもの)する物質がたまって行き、ある時、バケツがいっぱいになった時、くしゃみ、鼻水、うるうる目などの形で出て来る、という説がありますね。

多くの化学物質は、そういう感じで、体にたまって行くと考えます。水俣病でも、初めは、猫が、踊るようなくねり方をして海へ飛び込むとか、カラスが空でぐるぐる舞いしているとか、体の小さいものから、目に見えることが始まって行きました。

枝野氏と、枝野氏にレクチャーしていた御用学者の「今のところ大丈夫」というのは、正しかったわけでしょう。

その時すぐにどうこうなる、という意味ではなかったとしたら。

放射能のことは、大変大きな問題として、今もあり続けているのですが、そういう感じが、あまりしません。

東京の葛飾の公園で、1キログラムあたり24万ベクレルだとかの線量を記録したと、ネットに出ていても、翌日には消えている。
一年か一年半か後の東京湾の汚染状況も、出ていて、おじさん週刊誌は、今のうちに寿司を食べておかねば、とか、結論は絶対にぼかしておくやり方を踏襲しつつ、とりあえず、書いている。

少しは触れておかないと、何かの時に、わいわい言う権利を残しておかないと、という魂胆だと、私は考えますが、多分その通りだと思います。

生の、熱い記事なんか、どこにも無い。生で熱い方のブログもあるけれど、いま、何かの聖地みたいになっている。私の主観ですが。

どうであるにせよ、出ていることはほんの少しですが、隠しておけないので出て来る、という考え方もあるし、隠しておけることは隠しておく、知らなければ無いことだ、という論理もある。

瓦礫の問題はつまり、受け入れればもれなく補助金がついて来る、という問題でしょう。

憎たらしい言い方をすれば、原発を作る時も作ってからもずっと、当該地域に流れ続けた原発マネーと呼ばれる税金、それが、形と名前を変えて、流れる。そういうことになっているのですね。

絆、なんて、そんな言葉に由来するものではないですよ。


このたび、さまざまな条件が集まって、自分たちでは「放射能によるもの」という確信を抱いている、体の不調。

これについて、こう考えています。関西に住んで関西でものを食べている夫は、身近に一か月滞在した、ものすごいパワーを放つ汚染物質によって、体調を崩しました。外部からの一時的な被曝だった、元の物質を周囲から除いたころに、急激にひどい苦しみようになった、それは、徐々に回復して行った。

医者にはわからなかった。言ったら笑われました。声で、でなく、鼻で。いい先生なのですが。

のどに炎症があり、咳が激烈にひどく、鼻血が出て熱も高下し、筋肉の痙攣と関節痛とがあったので、それに対応する薬を出してくれました。いっぱい薬をくれました。

理屈が合っているかどうか知りませんが、自分の感じで、水分をだばだばに与えました。じゃんじゃん出させた。それで、例えばどこかの臓器に負担がかかるとしても、まず、なんでもいいから出て行って欲しかった。疲れた臓器は、手当の術があると考えたのです。

よく眠ってもらいました。これにも根拠はなく、ただ、体を休めるのは、どんな時にもいい気がしたのです。

海辺でゆっくりもしてもらいました。このタイミングでそれが可能だったことには、感謝です。

空気のいいところへ、短い期間でも移るといいというのは、松本市長さん(チェルノブイリのお子さんたちを沢山診られた)も、他の、放射能の害について言及されている方々も、言っておられます。

完全に暮らしの底から移転するのは難しいことでも、できることなら、そういうことも、してみるのもいいかも知れないと感じます。

日本政府が出している数字(当然、抑え気味の数字)でも、昨年三月に放出した放射性物質の量は、広島原発の136、とか7だとか、倍だということです。およそ137発分。

海も大気も水も大地も森も、すべて汚されてしまっています。

でも、その中で、生きて行かねばなりません。

毎日、毎分、生きています。

精一杯、できることをまさぐりながら、命を全うする。

咳がマシになれば、映画館にも行けるでしょう。

あほなこと言って笑っていれば、免疫力もアップするという。

誰にだって、明日のことも一分先のこともわからないし、だったら、心配し過ぎてくら^くなるなんて、ガラではないな、そんなの悔しいなぁ、と、だらだらしていたら、夫も私も、ゆうっくりと、元に近づいて来ました。

・・・怒りっぽいのが復旧したと思いきや、だらだら語りの癖も復活・・・ま。いいことにしておきます。

だらだらよだれ文に、お付き合い下さり、ありがとうございます。


ようこさん。

ほんとほんと、です。私の、生涯の理想の形は「すがすがしいアホ」なんです。雑念に、まだ、まみれているので、これからですねえ。一日一笑。続けて行きましょうね。

yuutaさん。

どうしてか、個性のはっきりした方を見ることが多く、昔のことをよく覚えています。まだまだ、忘れられない方々が、沢山です。ちょこちょこ、出て来てもらおうと思っています。


えまさん。

ドラえもんの「どこでもポケット」が、もし、本当にあるなら。あってくれるなら。

去年の、三月十一日前の日本が、帰るといいなあ。

他の何かで、やっぱり、いろいろ、あるかもしれないけど、未来永劫残る災禍、では、少なくとも、ないだろうし。

。。。個人的には・・・何かなあ。考えてみるのも楽しいですね。


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